ホーム > 詩人の部屋 > 綾の部屋 > 思い出になる前に > 投票

綾の部屋  〜 「思い出になる前に」への投 票 〜

  • さんの「思い出になる前に」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[192265] 思い出になる前に

詩人:

切りすぎた私の前髪を
からかう君

怒ったフリしてるけど
本当はもう許していること
君にはもうお見通しだね

夏空を駆けていく靴音さえ
眩しく思えた

振り向けば好きな人がいること
それがどれほど特別なことか
あの頃の私は気付けずにいたんだ

肝心な言葉は
いつも後回しで
また1日片想いの日が更新される

そんな日々に
さよならしようと決めたんだ

私の鼓動に合わせるかのように
夏を彩る花が咲いては夜空に消えていく
暑い季節が閉じてしまう前に
君に伝えたいことがあるんだ

君を一時の思い出にしたくないから
君の一時の思い出になりたくないから



2016/07/29 (Fri)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -