笑って笑わせて

奴等は素敵な男達

なんといっても

その
どうしようもなさが

せつなくて
たまらんのです

いいなあ

かっこいいぜ


きっと

面白さに勝る
ものはないんだ


芸人さん

もっと笑わせて下さい

24にして





ムーンウォークが
出来るようになりました

人と人との繋がりが

人を何より苦しめて

人と人との繋がりで

人は何より温まる

朝


爽やかに歩いてく学生や


仕事顔して歩いてく
大人達を眺めながら


コンビニで買った
パンを食べました


テーブルに落ちた
パンのかすが

なんだかとっても
悲しくて

情けなくて



あぁ
まただ


俺

なんでここに居るんだろ

退屈ではなく窮屈


手を伸ばすだけ
遠くなる

眩しくて辛い


強いだけじゃ
駄目なんだろな

優しいだけじゃ
駄目なんだろな


正しさが
目の前を通り過ぎてく




太陽に刺された

小さな手でも
ちゃんと
つかんでたんだぜ

こぼれない様に


そんで
早く君に見せたくて

思わず
顔がにやけちゃいました






笑ってくれよな

人生は

散らかってた方が

おもしろいのに


きれいに
まとめちまうなよ


ていうか


まとまんねぇ

思春期

俺にとってのヒーローは

音楽をやっていた



周りの事など気にもせず

ただひたすら
自分をぶつけるその姿は
まだ何も解っちゃいないがきんちょに
凄ぇわかりやすく
教えてくれた



俺もそろそろ
髭を生やしてみたり


白黒の上を
裸足で歩いてみようか



鼻毛の出た写真で
雑誌の表紙をかざったり

シャンペン三昧の毎日に溺れたい



赤いネクタイなんか
したりして




思春期


俺にとってのヒーローは

音楽をやっていたんだ

握った手から

こぼれてしまう

ほんとの事が

こぼれていく

ゴッホのおっさん
青過ぎて死んだ

動くに動けぬ
俺たちのキラキラ


冷めたら冷めたで
スカスカだし


だから俺たち
馬鹿になるんだぜ


そこは案外
自由なトコだった


世間知らずが踊るにゃ
丁度の良い


笑いの種と少女が香る


だから俺たちガッコ行く
もっと俺たちカッコ良く
きっと俺たちカッコ悪


そのままでいろよ

灼熱の十代

ブン投げろティーンエイジャー


その歴史は
いつかの一言のために




そうさ


俺たち

馬鹿になるんだぜ