ホーム > 詩人の部屋 > 珠樹の部屋 > 投稿順表示

珠樹の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] 『教えて?』
詩人:珠樹 [投票][編集]

ねぇ…教えて?
貴方は私に言ったよね?
『アイシテル』って…

ねぇ…早く教えてよ?
貴方にとって…
『アイシテル』ってどういう意味なの?

貴方ってば…
今日…あのコにも言ってたよネ?
『アイシテル』って…
貴方にとって…
アイの言葉には重みがあるの?

だけど…きっと
私にも原因あるよね?
そんな重みの無い言葉に…
ココロ動かされちゃったんだから…

だから…もぅさよならネ
重みの無い私を…
しっかり留める重みを持った
『アイ』の言葉を探しに出るから

2004/10/16 (Sat)

[12] 『若さ』
詩人:珠樹 [投票][編集]

届かないとわかりきってる
切ない恋を続けていけるほど…
もう…私は若くないのかもしれない

だって…今の私には…
ココロの潤い足りなくて…
悲しみだとかに耐えられなくて
ひび割れの音が響くんですもの…

若さが…ほしい
せめて…ココロの潤いだけでも…

2004/10/16 (Sat)

[13] 『もう信じない』
詩人:珠樹 [投票][編集]

偽りの愛で騙すのならば
いっそ…黙って出ていって
欺瞞に満ちた営みよりも
ヒトリの夜がまだましだから…

貴方の何を信じろと?
貴方のどこを愛せというの?
大事なものさえ使い捨てな
貴方のどこを慕えというの?

勘違いはそろそろ止めて
貴方にも出来やしないことを
私だけに求めるのは止めて
私は貴方の手の内で踊る
操り人形じゃ無いんだからね

2004/10/19 (Tue)

[14] 『解かれた足枷』
詩人:珠樹 [投票][編集]

木漏れ日で漂白された並木道の下
ゆっくりゆっくり足を進める…

一歩…また一歩
自分の力で歩いていける
その幸せをかみしめながら

2004/10/19 (Tue)

[15] 『あの時…どうして…』
詩人:珠樹 [投票][編集]

どうして…
あの切なそうに彷徨う
細い細い指先を…
とってあげられなかったんだろう

どうして…
自分の気持ちを…
この…身を焼き尽くす程の情熱を
自信を持って…さらけ出せなかったんだろう

どうして…
…どうして?
そんなことばかり…

あの手を
あの指先を掴んでいたら…
何かが…
そう…例えば…
幸せは手に入れられたのだろうか…

わからない…でも…
間に合うのなら…

そして僕は引き返す
これからの幸せを捨て…
過去であったはずの幸せを求めて…

2004/10/20 (Wed)

[16] 『走りつづける』
詩人:珠樹 [投票][編集]

気付いたのは
走り疲れて立ち止まったある日…
私は一人
何もない空白の場所に佇んでいた

立ち止まるのが怖くて
ずっと逃げ続けてた
淋しさ紛らわせたくて
今まで走り続けてた

…でも
結局私は一人

何がいけなかったんだろう…
心に聞いてはみたものの
答えが帰ってくるはずも無く…

でも…ホントは気付いてた…
どんなにつらく、悲しくっても…
周りの景色を見渡すために
立ち止まる勇気
ゆっくり歩調を合わせる努力も
必要だって…ことはね

だけど…それが…私は怖い
私が誰かの色で染まりそうで…
私が消えてしまうんじゃないかって…

だから私は走り続ける…
きっと…この命尽きるまで…

2004/10/20 (Wed)

[17] 『幸せのカタチ』
詩人:珠樹 [投票][編集]

気ままにのんびり過ごしたり
たまにはゆっくり起きてみたり
あなたのそばで過ごす時間
…ホントは限られた短い時間

だけど…そんな時間が
何気ないひとときが
私の心を満たしてくれるの

他の人には価値の無い時間かもだけど
私にとっては何にも変えられない
大切な貴重な安らぎなの

…それが私の
私が持ってる幸せのカタチ…

2004/10/20 (Wed)

[18] 『わかれ道』
詩人:珠樹 [投票][編集]

…わたしってば
いつから道を間違ってたの?
あなたの隣を歩いてたはずなのに
いつからこんなに離れちゃったの?

同じ夜空を見上げて
同じ夢を描いて
同じ想いを共有してた…
そう…
わたしとあなた…
確かにリンクしてたはずなのに…
いつから…私は?

一度わかれてしまった道は…
『別れ』に通じる道の気がして…
一歩足を進めるたびに
恐怖がココロを蝕んでくよ…

あなたのそばで
いつも笑っていられた私…
そんな…幸福だった時間にもどる
『希望』の道は…もう無いのかな?

2004/10/20 (Wed)

[19] 『逢いたい…』
詩人:珠樹 [投票][編集]

貴方に逢いたいと思うのは…
許されない『罪』ですか?
貴方が逢えないと言うのは…
私に対する『罰』ですか?

逢いたい…ホント…
今すぐにでも逢いたいよぉ…
涙まで出てきそうだし…
切なさと寂しさだけで
私の胸が張り裂けそうだよ…

貴方を困らせないの為に
もう泣かないと誓ったのに…
このまま続けばその誓い…
破ってしまいそうな自分が怖いよ

お願い…逢いたいの…
今すぐにでも…

2004/10/20 (Wed)

[20] 『いわゆる一つの恋愛観』
詩人:珠樹 [投票][編集]

私はね…
あなたに抱かれるその瞬間
『破局の恐怖』にも抱かれているの…
あなたの愛を
心の底から感じる瞬間
何処かで『失う瞬間』を描いてしまうの…

でもね…
あなたを愛していない訳じゃない
ただ…
『破局の恐怖』を感じながら
今より多くの愛情を感じていたいだけ…
『失う瞬間』を描きながら
今感じている愛情を大切に思いたいだけ…

破局なんて迎えたくないよ!!
失いたくなんてまったくないよ!!
ただ私は…
光があれば暗闇が浮かび上がるように…
『深い愛情』を感じると同時に
『失恋』の恐怖を感じてしまうだけだから

だって…『もう大丈夫だね。』と感じた瞬間…
今まで感じた愛情が
今まで作った思い出が
色あせてしまう事の方が怖いんだもの……

2004/10/20 (Wed)
90件中 (11-20) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9
- 詩人の部屋 -