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奏の部屋  〜 新着順表示 〜


[335] こいびと
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僕にだけ優しい
そんな訳じゃなくて
君は誰にでも優しくて

勘違いなのか
それともやっぱり
僕だけが特別なのか
「おつきあい」してても
さっぱり分からなくて

君にとって
僕だけが一番で
特別なんだ、って
思うに思えなくて

だけど
たまに見せるその笑顔が
僕の前でだけ柔らかいから

やっぱり僕だけが
特別なんだって

思えるんだ

2009/12/27 (Sun)

[334] まだまだ足りない
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変わる過去なんて無い
そのお陰で
随分苦しんだ

けれど

変わらない未来なんて無いから
そう信じるから

過去を踏み台にしつつ
光に手を伸ばしてみた

あまりにも距離があるけれど
ずっと待っててくれるから

踏み台を増やして
また手を伸ばすよ

いつか届く時まで

2009/12/21 (Mon)

[333] 最後のバレーボール
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多分今日のあの試合が
一生で最後の真剣勝負だっただろう
チャンスボールを拾って
トスまできちんと繋いで
スパイクを決めてくれる
こんな不思議な一体感は
他じゃ味わえないだろうな
ありがとう、お疲れさま、さようなら
バレー歴5年と授業でちょっとの
たったひとつの特技。

2009/12/16 (Wed)

[332] 無題
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誰が合っていて
誰が間違っているか
なんて
誰が決めることでもない
テストじゃあるまいし
正義感に燃えるのも
我が道を行くのも
人の勝手であって
偉そうに意見できないのに

要するにアレですよ
十人十色
「ワタシが理解できないからダメ」なんて
小学生じゃないんだから
もう大人でしょ

2009/12/16 (Wed)

[331] 今現在
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言葉が
ぽろぽろと
手の中からこぼれて
かき集めても
またどこかに
ぽろぽろと
落ちていく

大切な言葉も
聞きたくなかった罵りも
いっぱいになって溢れて
知らないうちに
道端に落としていて

誰にも伝わらない言葉が
悲しくなって溢れる前に
何よりも嬉しかった言葉が
記憶からぽろぽろと
こぼれてしまう前に
こうして形をあげて
大事に閉まっておく

それが今の僕の詩

2009/12/14 (Mon)

[330] 関西弁の魔力
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「ちゃんとご飯食べてるん?
見る度に痩せてるんちゃう?
無理しちゃあかんよ」
努力し始めて
一番欲しかったその言葉が
まさか先生に言われるとは
思ってもみませんでしたよ
ちゃんと見ててくれて
ありがとうね先生
昔は教師なんてって思ってた
今はちゃんと信じられるよ

しかし私の体重は変わっちゃいない罠

2009/12/14 (Mon)

[329] 無題
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ふ、と
孤独感が押し寄せる

学校でも
日常でも
唐突に寂しくなる

それが嫌だから
皆に構って貰いたいから
キモキャラになってみたんだわ

確かに構って貰えて
笑ってくれる友達も出来た
でもな

ただ後悔の念

2009/12/07 (Mon)

[328] 無題
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可愛くなれたら
見直してくれるかな
なんて
甘い考えで
大して努力もせず
痩せたいとか言い出してみた

中身が悪ければ
外身が良くなるハズもなく
結局は何も変わらないまま

今日もまた"デブ"なんて
切ない言葉を言われたりして
絶食しようかなぁ
なんて
出来もしないことを考える

気付いたらいつの間にか
俺女が女の子だわ

2009/12/07 (Mon)

[327] 駄目、だめ
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真っ暗になると
ふと怖くなる

昔のことを思い出して
胸が苦しくなる

ああ、やっぱり
記憶力なんて、ね

壊れてしまいたいよ

誰か僕を
ぐちゃぐちゃにかき混ぜて

そっと 埋めて下さい

2009/11/24 (Tue)

[326] 無題
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じわり と

何かがずれていく気がした

何でもない日常で

今日もまた何かが

じわり と

ずれていった

それが何なのか

僕には分からないけど

一つ分かるのは

小さな消失感

2009/11/24 (Tue)
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