まだ。

上手に嘘がつけない。
思いが溢れる。

どうしてかな?

そこまでに私は劣っているのか。
そこまでに私は信じているのか。

まだ。

溺れる。

君に。

僕は溺れているのか。
ふりをしているのか。

いやはや、答えなんて最初から分かっている。

ただ認めたら死ぬ。呆気なく。
だから君も僕に溺れてくれ。

もっと。
もっと!

君と僕の価値観は絶対違うのにどうしてだろ?

どうして僕は君と一緒になれると思ってるんだろ?

分かってるけど!

それでも期待しちゃうんだ。今でも。

金が無くても生きていけるとか思ってた少年時代。

フザケテタワタシ

生活をしないでただ生きていたから。

実際どうだ?

金に足を絡まれ落ちる墜ちる堕ちる。

何処までも
何処までも。

私に日が当たるほどに伸びる影。

夢は膨らむほどに不安は増すのだろうか?

知ろうにも君の冷たい体はぬくもりしか知れぬのか。

私の眼にはぬくもりも夢も映らず霞むだけ。

ねぇ、僕らの生きる理由は何だと思う?

精一杯楽しむため?

子孫を残すため?

死にたくないから?

違う違う。

生きる理由を知りたかったらここまでおいで。

多忙で頭を停止させてるけど来れるかい?

蝶はひらひらと舞い踊る。

蝶を僕が見て憂いを見出そうとしても

僕を蝶が見たら感じるモノはないだろう。

蝶はひらひらと舞い踊る。

そこに意味を見出そうとすること自体意味はないのさ。

俺に友はいるか。

どんなときにでも駆けつけてくれる友はいるか。

苦しみ楽しみを分け合う友はいるか。

俺が信じない事には友もまた俺を信じはしないのに。

今更気付いた。

この世界は実に
実に面白い。

友人同士だった奴は嫌いあってて。

嫌いな人が好きになって
好きな人が嫌いになって。

一瞬で消えるは我が気持ち。

実に面白い!

過去は良かったなんて言うけどさ。

本当は現実逃避してるだけだろう?

変わったのは周りじゃない君なんだ。

気付け。眼を前に向けろ。

現実をその幻以上にすりゃいいだろう?

気付け!少なくとも君には現実の僕がいる!