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黒神仁の部屋  〜 新着順表示 〜


[69] 生まれた理由
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私は生まれた。

望みはなく
絶望もなく。

ただ
生まれたのだ。
生まされたのだ。

では私は何故生きているのだ?

神に問いたい。
なのに神は死んでいた。

私は生きる理由を探す為に生きることにしようか。

しかし悲しきは私か神か。

2006/04/27 (Thu)

[68] 3[喜劇]
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一体どこの誰がこの喜劇を知っているのだろうか。

そして知って一体誰がこの喜劇の幕を下ろせるのだろう。

ただあるのは日々を恨み自分を嘆き悲しむだけ。

あぁ、皮肉。誰が私達を生んだ?神か?ならば私は神を殺そうか。

2006/04/26 (Wed)

[67] 2[魔王]
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魔王は人間を次々に肉片へ。

この人間の罪は知らない。

人間は殺さねばならない。
存在悪なのだから。

この世界は元々私達の物だった。

だから私は殺さねばならない。

私達の帰る場所を取り戻す為、例え魔王と罵られようと。

大勢の無知が1人の英雄を狂わせる。

2006/04/26 (Wed)

[66] 1[勇者]
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勇者はモンスターを次々に肉片へ。

モンスターの罪は知らない。

トキの声に叫びにただ答えている。

この世界は元々モンスターの物だった。

だが私はモンスターを殺さなければ。

私が正義なのだから。

大勢の無知が1人の英雄を暴走させる。

2006/04/26 (Wed)

[65] 戯れ言小説
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青空の下、ひなたぼっこを楽しむ少年と犬。

授業の終えるベルが鳴る。

逃走少年は包みを広げる。

からあげは涙ながらに犬の体内へ。

もぐもぐしてると襲撃により口から逃げるタコさんウインナー。

目の前に現れた少女は爆発寸前(当社予想)。

少年はぶるぶるしながらあいさつ。
犬はしっぽをブンブンしながらアピール。

少年と犬の絶叫がこだまする。

少女は少年と犬のしがばねを無視して隣に陣取る。

心なしか少女は少し笑みを浮かべる。

青空の下、少年と犬に少女を迎えてランチタイム。

2006/04/25 (Tue)

[64] 
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蝉が少し早すぎるスタートを切っている。
声を張り上げようとも届かぬ叫び。

蝉が大合唱する。
霞む生命の叫び。
届かぬ叫び。

蝉が少し遅すぎるスタートを切っている。
声を張り上げようとも届かなかった叫び。
最後の生命の叫びを上げる。

僕はただ消えゆくというのか。
ああ…
ああぁ…。

蝉はなくことをやめた。

2006/04/24 (Mon)

[63] 戯れ言
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今まで幾つもの視点で視てきたが分からない。

主観から生まれる真実ではなく客観で生まれる真実を私に。

我々相対者が相対者で在る限り
イデアにはやはり臨めぬのか。

今までの論理はただの輪廻なのだ。

新たな
総てを肯定する論理を。

ただ分からない。

高く
深く
なるほどに複雑になってくる。

これが神が与えた試練とやらか。

私はどうすればいい?私は?

2006/04/24 (Mon)

[62] 理解
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理解何かしてくれなくていい。
どうせ無理だから。

理解何かしてくれなくていい。
私は普通から離れているらしいから。

理解何かしてくれなくていい。
ただの自己満足に浸りたいだけ。

理解何かしてくれなくていい。
同情してくれるなら。

そこまで分かっている私が理解を求める。

理解何かしてくれなくていい。
ただ聞いてくれるなら。

2006/04/23 (Sun)

[61] 銃とペン
詩人:黒神仁 [投票][編集]

力なき理想は夢と終わる。
力ある理想は血を呼ぶ。

弱きを強きとする人間に弾丸を持てば
新たな強きを得るだけだろう。

この世界が平和を消したのかも知れない。
万物にとって平和なんて言葉は夢物語なのだろう。

ならば私が銃を手に叶えようか。
しかし困った。

私は銃よりペンを持ちたい。

2006/04/22 (Sat)

[60] 大好き
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大好きさ。
キミ以上に好きな人はいない。

嘘じゃないよ。
大好きさ。

誰よりも好きなんだ。
本当だよ。

愛しちゃいないけど。

2006/04/20 (Thu)
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