ホーム > 詩人の部屋 > ジャガーの部屋 > 投稿順表示

ジャガーの部屋  〜 投稿順表示 〜


[119] 誤魔化した
詩人:ジャガー [投票][編集]



またごまかした




僕は…




ごまかしてばっかり







こんなにたまらない




溢れ出す気持ちを



楽しいことを



弱さを



涙を



全部ごまかした






ごまかしてばっかりな僕の生き方…






逃げ回った事実を





真っ向勝負的な言い回しでごまかした





僕は気付いてしまった




もうごまかせない





もうごまかされるわけにはいかない

2008/02/03 (Sun)

[120] ゴマかした
詩人:ジャガー [投票][編集]



またゴマかした




僕は…






またゴマかしてしまった





ゴマくらいあげれば良かったのに…





ゴマ貸してしまった…



ゴマってあの黒い粒々のあれね…


ゴマふりかけとかあるでしょ…そうそう、アレね











2008/02/03 (Sun)

[121] 天の邪鬼
詩人:ジャガー [投票][編集]



天の邪鬼 言葉を返す


流れに逆らって我を灯す


ひとりきり それでも返す



夢の終わりと


愛を押し殺してもいいと

思っているから…








日々よどこからが

嘘で本当の事だろう


遠く…遠く

離れてくものだから



黒く塗りつぶす

無邪気過ぎた面影と


遠く…遠く

憧れたものを




君は景色になって

僕は何処へ行くんだろう


青くまた晴れたなら

矛盾する言葉も消えてくのに…







天の邪鬼 満ち照らす月


夜にぶら下がって我を灯す



ひとりきり 夢見心地の


日々を鼻で笑って

君を忌み嫌ってもいいと思っているから










君は景色になって

僕は…ここにいるんだよ


青くまた晴れたなら


矛盾する言葉も消えてくのに…





天の邪鬼 言葉を返す

夢の終わりを振り切って歌うよ


ひとりきり それでも笑う









天の邪鬼 愛しています



日々を思って

愛を押し殺して…



それでもまだ

君を想う





2008/02/03 (Sun)

[122] 偽善者をも照らす太陽
詩人:ジャガー [投票][編集]



結局僕ら


欲求に従って生きてる




奇麗事なんか


見せかけ見せ方の問題だ



汚いとこは


知らんふりしている





君だってそうだ


自分を優先しただろう







何もかも譲れない


どんなわがままも



当たり前に見えてくる


今日この頃です!






東から登った


真っ赤に輝くそのそれは


信じていいものですか?



金色に光るあのあれは


結局それの光らしいしな






どんな奴も




望むだろう?


自分の事を…誰よりも






結局愛も


都合のいい飾り言葉!









みちのく俺は


そんな世界で



絶望しながら



結局何よりも
誰よりも
君よりも
あいつよりも



ホント何よりも






欲張りな

偽善者だぁ!






偽善者だぁ!





指差して笑えよ


へたへたに笑い転がって



恨み合って


いがみ合って


嘘つき合って


笑い合って


だましだまして


偽善振りまき合って










東から登る


長い間輝いたそれが



全ての真実を照らす




良くも悪くも


とにかく今日も生きてる



繰り返し光を浴びる





無様を晒す世界を照らして





一体何がしたいのだろう?



2008/02/03 (Sun)

[123] ムンクの叫び
詩人:ジャガー [投票][編集]




ムンクの叫び声は


絵の中の世界を飛び出して


人々の心の中で


響き彩り共鳴したのだろう






飛び回る葛藤を



捕まえて言葉にしたら




歌にして口ずさんでみたくなったよ









理屈ばっかり並べて



僕らの世界を言いくるめようとしたら





なんてあっけない答えばっかりなのに





こんな感情に理性を支配されるのは

しっかり言葉にできない







矛盾する仕掛けを見つけたよ


僕らにはわからない事が多すぎる







何故だろう…



残念そうな君の顔を思い浮かべると


無性に抱きしめてしまいたくなるんだよ





2008/02/07 (Thu)

[124] 似合わない二人
詩人:ジャガー [投票][編集]




夜中の屋上二人きり

さよならの花火



足元にはキラキラの明かり



あの景色の中に僕は似合っていたかい?






本当に思うよ




なんて似合わない二人だっただろう




僕の家に君は似合わない

君の隣に僕は似合わない




不自然な様


きれい好きな神様が


引き剥がしたのかも





ごめん、謝る事がいっぱいあるんだよ


ごめん?って君には似合わない言葉だよ


使わないでいいから






かじかんだ手をポッケに夜空を見上げる俺…


僕にはこんな仕草似合わないって…




あくせくもみくちゃにされ急ぐ俺…


僕に東京は似合わないって…




火をつけ煙を吐く


俺に煙草は似合わないって…


わかってるけどさ…





僕に君は似合わないって…


わかってるけどさ…




2008/02/07 (Thu)

[125] 聴こえるかい
詩人:ジャガー [投票][編集]




ここ最近ギターを触らなくなったのは



近所迷惑が気になるからじゃない






君がいないから





君に贈りたい音だから









もし君が死んだら




俺は歌わなくなる気がしてきました





2008/02/07 (Thu)

[126] 蟻と少年
詩人:ジャガー [投票][編集]



蟻が足元をちらついた





見つけた少年





見つけられた蟻






蟻は小さく



少年は大きく





蟻は命を持ち



少年も命を持ち






少年は気まぐれに





"プチッ"






小さな指先で蟻を潰した





別に何が起こるでも無く



そこには潰れた蟻の死骸が残った







何事も無く太陽は暖かく


相変わらず空は遠かった



お家に帰ったら


お母さんが笑ってた


2008/08/10 (Sun)

[127] 約束
詩人:ジャガー [投票][編集]



あの時の不思議な約束




君は何を望んでいたのだろう






消えてくくだらない約束



意味を成す事も無く







冷たい雨と


矛盾の言葉を重ねて



周る季節に抱かれて


窮屈な場所で眠り





記憶は優しすぎて



在るはずの無い想いを



鋭く突き刺す様は



悪夢のように見え








絶え間なく降り注ぐ



愛の言葉が虚しく響き





不実で残酷な約束



意味を成す事も無く







祈りにも似た



諦めにも似た



無意識の映像



脳の映写機が



チリチリ音をたて…









それでも



なんとなく美しい約束



意味を成す事も無く




2008/02/07 (Thu)

[128] 忘却のかなたへ
詩人:ジャガー [投票][編集]



どんなふうに生きれば



本当の愛ってやつが


見つかるんだい





あれもこれも確信には


いたる事は無く





ただその場の流れに乗っただけ





あの頃とは


もう違うんだ




何がどう違うかうまくは言えないけど




穴だらけなんだ



信じきれないんだ






ムシャクシャして汚した部屋に埋もれる







純情も何も




幸せとか




価値観を抱いて



我をたたえる






心臓の音は

激しさを失って

日常に溶けて

なんとなく忘れるんだろう






記憶ごと置き去りで

2008/02/08 (Fri)
356件中 (101-110) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 36
- 詩人の部屋 -