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阿修羅の部屋  〜 新着順表示 〜


[153] 壊していいから、さらってよ
詩人:阿修羅 [投票][編集]

時に疑惑のように

拡がる波紋


時に愛しさのように


切なさのように



手放した何かは

もう二度と戻らない



揺れ動く水平線の向こうに


次、があるとするなら



僕はこれからどれだけ


うまく哂えるだろう





進んでゆく
時計の針に無情を感じて


夜中に吐き出す

あたしの全てを



蹴散らすような

何かがほしい

2007/05/03 (Thu)

[152] むねが いたい
詩人:阿修羅 [投票][編集]

風吹き抜ける

奥の方

静かに
満ちてくる
何か

繰り返される
現実は

痛みと、不安だけが
揺れていて


きっと遠くなる

愛だとか想いだとか

そんな儚いものの


其の一欠片を握って

僕は立ち尽したままで いる


泣きたいと望んでも

涙は流れないように

あなたはもう
此処には居ない


あたしの感覚の隅に

あなたの感触と
消えそうな匂いと温もりが

まだ痛みを伴いながら
落ちている


日々ぶりかえす
記憶に苛まれながら

いつも貴方を探してる


いなくなってしまった事実は
解っても
心が解ってくれない


二度と戻れないのは

わかってる


貴方にあたしは
映ってないから


ねぇどうしようか

このどうしようも無い想い


こんなに遠くなるなんて

思いたくなかったよ



むねが いたい

2007/02/11 (Sun)

[151] help
詩人:阿修羅 [投票][編集]

あなたが好きで

好きで

好きで

好きで


どうしようもない

行き場の無い
この気持ちは

どうすれば
いいですか


なんで離れてしまったの

どうして放してしまったの

それだけがずっと
頭の中を廻って

離れなくなる


好きだって云ってよ

息が出来なくなるくらい
抱きしめてよ


何だってするから

何だってするから

お願いだから
あたしを
もう一度みて

2007/02/06 (Tue)

[150] じゅばく
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蹴り飛ばしたい

何もかも


道具でいいから

あそんでよ


道具でいいから

抱くかい?



どっちみち

眠れないんだから


好きに
してよ



いつもいなくなるから

こうやって時間を潰す


しかないんだよ


淋しいんだよ


ふざけんな


人間がちがいすぎて

怖いんだよ


荒れたら
消えるだろ

だからやんねんだよ


お前が真剣じゃねぇのに

俺が真剣になれるかよ


プライド傷ついたら
シカトだろ



いい子でいるよ

いい子でいるよ

いい子でいるよ



だから
もう何にも懐かない

2006/12/31 (Sun)

[149] いたみ
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抉る傷

痛みを伴う のが


あまりにも 

愉しいから



僕がそうやって


生きていることも知らずに


君は生きてる




抉る傷痕


飛び散る血飛沫



哀しいかな

心まで響かないのは



どうして


如何して

2006/12/27 (Wed)

[148] 永遠
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哀しい うたを

何度も なんども
口ずさんで

消えないように

繰り返した


貴方との記憶も

まるで星が

流れていくように
消えていくから


切なくて
涙を ながしていた


このまま

泣いてないて ないて

しまえば

貴方は消えない ような

感覚に陥って


このまま 消えないように

それだけを 願って


抱きしめる

いくつかの感情は

ただ、ただ波間に

揺られるように

その辺を 行ったり来たり
して


決して

永遠を 刻もうとは

しない



哀しみ から

瞳を反らす事は

できるけれど

それから

逃げる事は

できないの

2006/12/08 (Fri)

[147] きみが
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くだらない、と

嘲笑ってた


そんな

僕の日常を


蹴散らしてくれるような



君がすきだよ




きみが


すきだよ

2006/10/31 (Tue)

[146] 失別
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ねえ、貴女が消えるなんて



ありえないって甘え過ぎてた




何が、貴女をそうさせたの、かな





淋しいとか、そうじゃなくて




傍に居てほしい






いつ心は、離れてしまった





また、何も出来ずに終わるの?




また、失ってしまうの?






消えてく大切な何か、を





ただ風に流されてく砂と同じように






眺めてたって、抱き締めようとしたって






届いたりはしないの






どうして消えてしまう、の






罵ってくれても、良いから




何でもするから






いなくなったりしないで





必要だって何度も云ったのに



大切だって何度も云ったのに






向けられたその背中が冷たい






無理やりにでもこっちを






向かせることが出来るなら






ねえ、決めてしまわないで





あたしはいつだって貴女を





必要としているのに







過ぎていくのを繋ぎとめる鎖は





きっとどこかにあるの






終わらないよ、まだ





過ぎたとしても、あたしは





もう一度戻ってくるから






さよなら、なんて





云ってやらない






失ってなんか、やらない





大切だって、守りたいって





思えた人だから





消えてくこと、眺めてたりしない





きっとあたしが繋ぎとめるから

2006/10/26 (Thu)

[145] あわせかがみ
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あたし、は視えるけれど




きっと、貴方は視えなくていい






視たら、きっと居なくなってしまうから







あわせかがみ、の裏のうら






あたし、は何処にいたっけか






もう、見当たらない優しさも






哀しい傷となって残ってるんだよ







貴方に触れていたい、って





どれだけうまく願ったら






貴方は傍に居てくれる、かな







あわせかがみ、の裏のうら





こたえ、が見つかりますように







涙の痕が、のこるように





貴方の痕も、のこればいいのに

2006/10/26 (Thu)

[144] ふあんてい、な願い
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ゆめうつつ、




独り







涙を流して






眠りつく夜








触れてほしかったはずの







痛みも深みへ飲み込まれていった







あたし、をまもるためには







あたし、を殺すしかなかったのよ








消えてく痛みと共に






刻まれてく痕は






いつになったらあたしを






放してくれそう?







溢れる涙は、布団を濡らしてくけれど






感情の往きつく場所は、無いの








あたし、の隣で




微笑ってくれてる貴方だけが






今、ちょっとした





あたしの救いなの







きっと、消えないでいて

2006/10/26 (Thu)
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