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阿修羅の部屋  〜 新着順表示 〜


[163] しゅうしふ
詩人:阿修羅 [投票][編集]

釘を

刺したい自らの
感情に二度と
浮かび上がる事が
無いように


あたしは何が
欲しい


君がいるなら

おかしくならないで

すんだものを






なんで誓いのとおり



愛し続けてくれなかった

2007/06/03 (Sun)

[162] 某れしか無くて
詩人:阿修羅 [投票][編集]


「アイシテルよ」



簡単に、言ってしまえるんだね




「ズット、一緒ニイルから」




口約束なんか
破るのはたやすいだろ





見つめてくる瞳は

あたしを通り越して


本当はどこを見てるの





情事の間

口走る名は
あたしのそれではなくて


聞こえない振りして

決め込む演技は



唯々鮮明に

見つめたくない自分の感情を

浮き上がらせる



知らないふりして

抱かれていた


今の今までが

音を立てて
崩れていく



求められているのが

自分ではないのに


某処へ堕ちてゆく


あたしを赦して








貴方が好き



好き




好き

2007/06/03 (Sun)

[161] please
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殺してくれよ、その手で


狂おしいほど
愛してる




蘇る感情に現実を

突き刺すんだよ
幾度も いくども



そうやって連続的な痛みで

導いて あの記憶の向こうまで



教えてよ

僕の生きる全てを




幸せになんか
なれねえよ



どこかで響く

妙に耳に残る声を



掻き消すように歌った


泣けないから





殺してくれよ、その手で



あたしの居た価値と


存在意義を弔いに




殺してくれよ、優しく



その愛しい手で




心からの愛してる を

2007/05/28 (Mon)

[160] Put my heart back.
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思いっきり


困らせてやりてえよ




あたしがも少しまともで


貴方がも少しおかしかったら


成立するかもしれない駆け引きを


独り頭ん中で
やってみたりすんだ



躰を奪ってしまえば

済むような人じゃないから


ほんと厄介だよ







貴方の手で

あたしを綺麗にしてよ


この上ない程に





愛してよ


簡単だろ?





吐いてたら
貴方への感情さえも
薄れる気がするけど


錯覚でさ

溜めてた
澱んだものが浄化されるだけ





充分汚いけどさ



妄想とかも
消したけど


遠いんだよ



間の壁が

あの頃より

何倍もなんばいも



冷たくて


凍りそうになるから

体を離した




消えてくれれば

何とかなるんだよ



違和感も残さず


綺麗に消えてよ



しめつけるのはやめてよ




貴方がいないから


貴方がいないせいだ



貴方がいたらなんて



もう無理だから







返して 心

2007/05/20 (Sun)

[159] way to become happy
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ずっと
雨だよ


貴方が
居なくなってから



ここに居てくれない理由が
聞こえても
解らない



何度も確かめて
切ったつもり



消えない
消せない
どうにか
してよ


謝るなら
傍に居てよ

ありがとうと言えるなら
傍に居られるやろ



頑張って進もうと
したよ

前見てさ

一度行けそうになったさ

どこかへ




強くなれた気がした

少しは
なれたかもしれない



頑張った事は
これからも頑張れる


でもね
目を背けて

他にいこうとしたって


心は正直だよ



常 に違和感を

貴方を見かけた時 に

ときめきを




あたしはどうすれば良い


想い続けられる程
強くない

叶わないと
知っていながら


知らん人を追う貴方を




時間は戻らない

知っているから願わない



ならせめて
せめて



幸せになれる術を

2007/05/20 (Sun)

[158] Still
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触れないように

研ぎ澄ました


記憶の欠片を



さも当然の事のように

撫でてみせた



萎えてしまった あの日



夕凪の中揺らぐ


貴方の瞳は

もうそれ以上
何も語ろうとはしないで




切れた指先からは

か細くも
とめどない血液と
貴方への愛の うた



遠い とおい背中

あんなにも近く
触れられたのに


笑顔も言葉も
声さえも
あんなに遠い



目を伏せてきた


いつかは忘れられるからと


僕は一体
何に囚われているの



貴方に

記憶に

心に


あたしに?




夢ばかり視たあの頃を
嘲笑った


弱いからだよって




記憶の中まだあなたがいる事を
認めたくなかった


なかったんだよ









どうしてぼくじゃだめなの

2007/05/14 (Mon)

[157] ぼくのそら
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切り出した空の欠片に


涙色の僕を映して




眠る前に
飲み込んだものが

思い出せなくて


吐き気を感じていた




愛おしくも流れ落ちる
血液が

いつか色を失った時



抉って愉しんでいた
傷が

いつか塞がった時



僕はその いつか に
息絶える




笑い事じゃ ないんだ



気を失うように眠るのは


目覚める事を
望んでいないからで



君を視たくないからじゃ ない

って言い訳しとく



愛される事を怖がるくせに
愛を求めるのは


それさえも罪なの?





涙を流していない から


哀しくないなんて 思うなよ




小さな明かりの中で

僕は哂う準備を整える




そう生きる事が
間違い なのだとしたら



僕の全ては









生きる事は
しんどい事だ

2007/05/13 (Sun)

[156] notice
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平穏なんて


ないんだよ



傷と痛みが

それを物語った





骸になって

消える僕に



唯一人でも

気付いてくれたら



僕は綺麗に逝ける





そんな気がしたんだ

2007/05/13 (Sun)

[155] 嗚呼
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抱きしめて


抱きしめて



虚無感




独り







走り出したくなる





掻き消す



ネガティブシンキング






僕は


生きている



生きているから




そう


言い聞かせて

2007/05/06 (Sun)

[154] 切断
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切り裂く某れ



涙は伝わない




心の中に拡がるのは


罪悪感






消えてしまいたい


衝動に
駆られたら




今度こそ

今度こそあたしは




どうすれば

2007/05/06 (Sun)
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