電話の最後にも言っちゃダメだった言葉

またね
で終わるのが二人のお決まりだったね

サヨナラって言葉は


‥こんなにも重い言葉だったんだね

あなたが呼応する

私が私であると実感する


アタシ何ていなきゃ良かった‥


そう言った時

本気で怒ってくれた


ありがとう

ありがとう‥

心の中が

無色透明で

何も考え事なんてしなくて良かったら

どんなに楽だろう‥


だけど人は考えなくちゃいけない

辛い事から逃げるんじゃなくて

人を自分を認めてくためにも


今の自分を見なくてはいけない

鏡合わせなんかじゃなくて

此処に存在する自分を

貴方の隣にもう私は居ない

貴方の心に「私」が居るのかさえ分からない


ただ貴方を想うしか出来ない


もしすれ違う事があったとしても

貴方を友達と呼んでもいいのでしょうか‥

ただ貴方の体温を守りたかった

ずっと私の側で

壊れる事のない愛の形を信じていた


ただただ貴方の笑顔さえあれば



私の心は暖かくなれた

まだちゃんと形になっていない

上手く誰かに伝わるかも分からない


だけど今伝えたい想いがある

例えそれが
未完成のままでだとしても

ずっと貴方の一番でいたくて

もっと貴方に好きって言って欲しくて


もしかしたら背伸びしてたのかもしれない


これからは
そのままの私を見てもらおぅ

今日始めてバァちゃんから
親父の子供の頃の話を色々聞いた


めちゃめちゃ厳しくて嫌いって思う時も多かった


今はたまにだけど兄弟が小さい頃は良く家族サービスしてくれてたな‥なんて思い出したりね


厳しくするのはやっぱり子供が大好きだからで
親父は人一倍自分の家族は大事にしたいって思ってるんだよ
って聞いた


何かめちゃ泣きそうになった。

赦されない
嘘を付いてしまったら


墓場まで持っていこう


話すのは

自分の気持ちが少し楽になる

自己満足に過ぎないと思うから


後悔したなら
一生心に十字架を

背負っていくことが

せめてもの償いだと私は思う

そう心に刻む

月夜に照らされ


声を押し殺し泣く


公園