互いに好きだけじゃ
叶わぬ恋を知った時‥


始めて貴方が遠ざかり



始めて


自分の愚かさを知った


そして矛盾する想いだけが

心に残る

人混みが苦手なァナタだけど‥

お前のためにって

隣で
暗空に咲く大きな花を見てくれました



ァナタと見る二度目の花火です

あれからもぅ
一年かぁ‥

二人から産まれたいのち

もうどれくらい経つかな‥

失ってしまったけど

心の中に居るよ


いつも


いつだって‥

二人で温めて出来た

小さないのち



みんな聞いて‥


私達みたいにならないで

どうかいのちを大事に大切にして下さい

街を歩いてる私に聞こえてくる

あの唄


私の意識はあの日に戻り


きみが好きだった唄に


私のためにくれた唄に

流れに聞き入る



過去に戻り想い出す



二人だけの唄

失敗してうつむいた

見える景色は灰色のアスファルト

悩んで泣いた自分の部屋の隅
膝抱えて

ふと前向いたら何かが違う気がした

人は失敗していっぱいいっぱい悩んだ分

おっきくなれるんだって


ふと見上げた空は凛としている

私の意思とは可逆的に流れる
身体の感情のままに
涙よ 涙よ…

もう泣かないでってァナタは困った様に慰める
暖かい胸。。

しかしまた私の意思とは裏腹に流れる