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壬治の部屋  〜 投稿順表示 〜


[121] ドク・リンゴ
詩人:壬治 [投票][編集]

ちまたじゃ夢は夜にみるもの
叶わぬものだと決めつけること
大人は大人らしくあるべきだし
子供は子供らしく
はしゃいでいればいい

ここでは夢は一種の生き物
世に映すもので抱く嗜み
大人も子供も好きなようにね
遊んでバイバイまた明日

知っていたかい
自由を温め愛に孵すため
手をひろげキミを守る空

神様がくれた果実の半分は
ひどくひどく苦しい
ひどくひどく悲しい

神様がくれた果実のもう半分は
甘く甘くおいしい
甘く甘くせつない

ギリギリラウンド
生か死かこの攻防戦
どこへゆくのも何をするのも
ぼくの勝手でぼくの自由だ

一口で恋に落ちるのも
一口で目を醒ますのも
一口で絶望を味わうことも
一口で幸福に酔うこともできる

たった一口で世界を
知ったような気にだってなれる

だけどぜんぶ平らげなけりゃ
さいごまでその中身なんて
わからない

2015/10/29 (Thu)

[122] ひとりの時間
詩人:壬治 [投票][編集]

心を削る生き方をよしとしないなら
おもいっきり駆けだして
好きな場所で手を広げ深呼吸しよう

どこへでも行けるやりたいことをやれる
自由ってほんとは意識のことを言う

言葉じゃなく感覚でありのままの魂が
宇宙と同化することだとおもう

2015/10/29 (Thu)

[123] Let Go
詩人:壬治 [投票][編集]

眠りたくなんかない
いい夢なんてひとつもみない
ひねくれてるのは昔から
今さらどうってこともない

はたしてこの先に
何かがあるだろうか
それは可能性と呼ばれる
魅惑の続きの話

だって意地でも
期待するに決まってるよ
うわべじゃなくて本心で
幸せがほしいんだ
きっとみな誰もが

今までのすべては
まぼろしではないよ
甘やかすことも終わりにしたい

2015/10/29 (Thu)

[124] BLACK ROOM
詩人:壬治 [投票][編集]

さようならも言えずに終わる
空間がねじまがる
ほんの一瞬のうちに
言葉は無価値になる
出会いは別れを
つれてきただけだった
しょうもないことばっかり
だけどあたまのなかでかんがえちゃって
ぐるぐるぐるぐるまわる
きみはどこかでさまよう

2015/10/31 (Sat)

[125] 祈りと期待
詩人:壬治 [投票][編集]

どうかしてる だらけた日々が
延々と続いて 夢みることも忘れさって
季節だけが変わる そんなのはさみしいね
ここでしよう 明日の約束
ここから始めよう すべてのこと
アートのように 生きてこう
好きなものをたくさん 集めて笑おう

2015/10/31 (Sat)

[126] フィルター
詩人:壬治 [投票][編集]

壊すと決めた・・・だから後悔なんてしない?
いつまでたっても狡賢くてイヤな奴

急展開は望まない・・・そんなのいらない?
別に欲しくはない?
今日だって素晴らしい

いますぐ破いて葬る覚悟があるなら
ひとりぼっちになる勇気があるなら

流されてもいい・・・流されてのさばって
嵐を誘うように痛みを思い出しても

頷くことが難しい?ギリギリの場所に咲く花
本当はとても簡単
今日だって素晴らしい

2015/10/31 (Sat)

[127] gravity
詩人:壬治 [投票][編集]

手に取るようにわかる
きみの考えてること
ぼくたちは似たもの同士だから
手に取るようにわかる
きみの心のなかも
知りたくなかった
けど気づいてしまった
ふたりのあいだに引力はない
惹かれ合わないよ
だってぼくたちは
マイナスとマイナス
近づいた分だけ
遠ざかるという定め
きみは違う誰かに
吸い寄せられてゆくんだ

2015/10/31 (Sat)

[128] 光と闇の平行線
詩人:壬治 [投票][編集]

開いた辞書に不埒なワード
この予感はきっと本物

真っ黒に塗り潰した
未来だとしても
いくらだってまたどんでん返し

探しがいがあると
そう宣言する
頼りがいがあるとそう宣言する

まぶたを閉じれば
ぜんぶが夢に変わってゆく
昨日と今日のあいだで
ずっと揺れてたいんだな

2015/11/06 (Fri)

[129] 幻像
詩人:壬治 [投票][編集]

恋でも愛でもかまわない
惚れた腫れたのくりかえし
この先にもまだ続く人生と運命

次こそはって思いながらも流される
あの日からずっと休みなく
走らせたまま柵の中

どこか遠い場所へ
溶けて消えてなくなった
とてもあっけない終わり

過去の上澄みだけ掬っても
自分以外に自分は語れない

気取った形や角ばる形
夜の星さえ凍えるよな台詞
その刺にやられて傷つく前に
ぼくはあなたを殺すかもしれない

きっとね自由になりたいって
純粋にそう思っていた
ただそれだけの日々

強くなりたいって気持ちが
体を追い越してしまった
ただそれだけの罪

2015/11/06 (Fri)

[130] Dream&Heart
詩人:壬治 [投票][編集]

きみはわたしを束縛し
きみはわたしを解放した

その言葉一つで
終わらせるなら

お願いこの想いまでけさないで


2015/11/06 (Fri)
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