ホーム > 詩人の部屋 > 黒夢の部屋 > 投稿順表示

黒夢の部屋  〜 投稿順表示 〜


[123] たまには
詩人:黒夢 [投票][編集]

いくつも、数え切れないくらい

気付く暇も与えずに、時間は過ぎていった。



そして、後になってから

その時間を愛しく思う。



かえってこない時間を、惜しむ。



それじゃなんにもならない事は分ってる。

今が何よりも大事だって事も

振り返っても意味は無いことも。



それでも、時々考える。

今だけが本当に大事なのか、と。



振り返っても意味は無い。

それでも

そこにあった瞬間は本物だから。

それだけは覚えておかなければ。



過ぎた時間からしか学べないことだってある。

今の僕を成長させる為の

忘れてはいけない場面がある。



だからこうして

過去に囚われない程度に

後ろの方を振り返る。

2005/07/03 (Sun)

[124] 夏の夜
詩人:黒夢 [投票][編集]

命儚き夜の虫。



命の消えるその刹那、全てが僕の為にあれ。

命輝くその刹那、全てが僕の為であれ。

きっときっと、最期まで見ていよう。

その亡骸を拾い上げ

もう一度この地に還してやろう。



いつかもう一度、誰かがお前の姿を目にするまで

その命が再びこの世に戻るよう、願っていよう。



お前の灯火が消えるまで


命を


己を


その姿を


誇っていれば良い。



命儚き夜の虫。


永遠の命が無くとも

短いお前の一生を、僕だけが見ていよう。



だから


僕の為だけに。

2005/07/08 (Fri)

[125] 臆病者
詩人:黒夢 [投票][編集]

君の思いが綺麗過ぎて。


君の言葉が真っ直ぐ過ぎて。




君があまりにも他人の事に必死になるから


今まで作り上げた自分が壊れてしまう気がする。


僕自身がどう変わろうと


僕が僕である事にはかわりないのに。





ただ。


差し出された手を握るのが怖いんだ。


変化するのが怖いんだ。




だって。


こんな簡単に変化して


新しい自分に成れた時


これまでの自分を忘れてしまいそうで。


もがいて、足掻いて。


頑張って、格好つけて。


後悔して、我慢して。


そうやってきた前の自分は


変わってしまえばもう終わり?




そう思うと


どうしても君の手を取る事を躊躇う。




君の心が綺麗過ぎて。


君の全てが真っ直ぐ過ぎて。




君はその心の変化を


どうやって受け入れた?




2005/07/15 (Fri)

[126] もう何も望むまい。
詩人:黒夢 [投票][編集]

互いを温めるかのように繋ぎ続けた手が
離れて、空いた手が冷え始めた頃に
世界の理不尽さを知る。


『続き』なんて知りたくなかった。
『これから』なんてほしくなかった。


素敵な物語を描いてたまま
『そのまま』を誰よりも僕は望んでいた。


『明日』などいらなかった。
君がいなくても明日がくる事を知っていたから。


泣いても、いつか笑うのを知っていたから。




僕が全てをなくしても


明日が来るのを


知ってしまっていたから。

2005/07/19 (Tue)

[127] どう表そうか、この想い。
詩人:黒夢 [投票][編集]

『好き』という気持ちが理解できなかった。


きっとそれは
理解できなかったのではなく
理解したくなかった。


その想いを自覚して、認めたら
嫌な人間になりそうで。
醜い人間になりそうで。


心に決めた。
見ているだけで幸せだと。
この想いが届かなくてもいいと。


ある人に言われた。
「聞いているこっちが痛くなる」と。

「純粋だ」と。



そんな綺麗な想いなんかじゃない。
嫉妬もした。
妬んだりもした。
それのどこが純粋というだろう。


過ぎていく一日一日の中で
忘れたいことも、新たに見つけたことも
何でか君に繋がっていった。


伝える事と、黙ったまま忘れる事。
どちらが自分にとって楽なのか。
どちらが自分への悲しみが少ないのか。


自分なりに考えて、現実に流されて。




結局、君には何も言えなかった。
この想いを、恋だと認めた。


それでも
この想いをどう表せばいいか
君の姿を見なくなった今
もう分からない。

2005/07/27 (Wed)

[130] 貴方が誰かを想うなら
詩人:黒夢 [投票][編集]

辛い想いばかり抱えていたよ。

偶然も与えてくれない神様さえも 恨んでいたよ。



大きくなっていく貴方の存在が疎ましくて。

こんなにも辛いのなら 人を想う心など要らないと
ずっと泣いていたよ。



忘れようとして傷つけた身体より
届かないと知った心の方が痛かったのが
また余計に悲しくて。



ただ 貴方だけに憧れを抱いていたよ。

貴方が 何よりも好きだったよ。



いつかこの
涙を流すほどの強い想いを 貴方が知ってくれたら。



そして その時だけで構わないから
私が 貴方と同じ気持ちを持っていた事を

私が本気で貴方を想っていた事を

貴方に恋焦がれていた事を

少しだけ思い出してくれたら。



きっといつまでも忘れる事なんてできなくても

それだけで十分だよ。




私を思い出した瞬間だけ 

貴方の心の中に私が存在したなら

それで、もう十分だよ。




どうか忘れないで。

貴方に送った

私の精一杯の想いを。

2005/08/07 (Sun)

[131] 太陽
詩人:黒夢 [投票][編集]

眩しい。

それに目を向ける事さえ、僕にはできやしない。



昔、ある神話を読んだ。

蝋で固めた翼で、太陽に挑んだ男の話を。



なぜだかもう二度と読みたくなくて

内容はうろ覚え。

この認識が確かかどうかも分らないけれど。




確か男は

蝋の翼が太陽の熱で溶けて、死んでしまった。




ならば、僕のこの想いも溶けるだろうか。

太陽に、限界まで近づけば

君への想いも消えるだろうか。




太陽よ、溶かしておくれ。

嘗てお前が

あの男の翼を溶かしたように。




君への想いを翼に変えて

お前の元へと飛んで行くから。



お前の熱で。

灼熱の炎で。



どうか、君への想いを消しておくれ。


2005/08/18 (Thu)

[132] 忘却
詩人:黒夢 [投票][編集]

貴方の全てを、思い起こして。




もう会えない。
私から貴方の居場所までは、遠すぎる。



会いたいよ。
貴方が好き。
狂おしいほどに。



伝えたいよ。
まだ忘れられない。
今度こそ完璧に突き放して。





どれほど願っても、会えない事ぐらい知ってる。
現実など、物語のように甘くない事ぐらい解ってる。






いい加減、忘れなければ。
忘れるべき時が、いつくるかなんて知らないけれど。





今は、今だけは
ラストシーンを、何度でも繰り返すよ。



心の中で。
頭の中で。





貴方がどんな性格だったかを思い出して。
貴方がどんな声だったかを思い出して。
貴方がどんな喋り方だったかを思い出して。

貴方の全てを思い出して。




そして、私の思い描いた貴方が

やんわりと私を堕としていくのを想像する。




私の描いたラストシーン。
現実とそう大差はないでしょう。
そうして私は、貴方を忘れる。



貴方を、私は忘れていく。

2005/09/03 (Sat)

[133] これだけは
詩人:黒夢 [投票][編集]

何があっても譲れないものってあると思う。


それは
勉強だったり、スポーツだったり。
人によって異なるけれど
奥底にあるそれへの思いは一緒。
それはきっと
『誇り』。



譲れないものがあるから
人間とは変なところで意地っ張りになって
決して諦めることなく
より高い場所へと上っていこうとする。


限りなく高い場所へ。
世界を見渡せるような高みへと。




自分より上に人がいるなら
その人を蹴落としてでも、上り詰めようとする。
まさに『下克上』。




自身の誇りを成すものが
手放せないものだから
いつかそれを手放す事を知っていて

終わりの瞬間を、自身の足跡を、己の軌跡を
誰かの心に遺せるように。

自分の誇りを、全てに刻み込むように。




譲れないから
強情になる。頑固になる。意地を張る。


譲れないから
負けたくない。半端にできない。胸を張っていたい。





誰にでもある、【譲れないモノ】。
それが、『誇り』。

2005/09/08 (Thu)

[134] 心の変化
詩人:黒夢 [投票][編集]

壊して、壊されて。
それでも確かにその想いは
私の中に存在していた。


心の奥に根をはって
形をかえながら
複雑に変化する私の心の中に
しっかりとおさまっていて。


その想いを抱えるだけで
世界が変わる事を知った。


貴方を想い続け、7年目。

貴方に想いを告げてから、2年目。


未だ、忘れられなくて
思い出す時は辛くなるけれど
きっとそれ以上に笑顔でいられた日々があったから
貴方を好きだった事を
貴方を好きな事を
誇っていられる。


きっとしつこいほどに想い続ける。
心はずっと、囚われたまま。


貴方への想いは
今も私の中に存在していて。


苦しいけれど
何もしなかった間よりも
今のほうが、なぜか、なぜか
胸は苦しくないから。
心が痛くないから。


例えこれが
私の自己満足な片思いだとしても
私の心は
穏やかで、幸せなのです。

2005/09/24 (Sat)
165件中 (121-130) [ << 11 12 13 14 15 16 17
- 詩人の部屋 -