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ゆにこの部屋  〜 投稿順表示 〜


[141] belladonna
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暗闇になれた目が
まぶしい光を
こわがるように

つよく痛いよその
するどい眼差し

わたしは永遠を唱えた

恥ずかしくて
くしゃっとなる

昨日なんてもう
どこにもないし
明日だって約束は
していないから

またくるかな
ここにも
すばらしい朝が

できるかな
自分だけの
人生の生き方が...。

焦りと不安に
じりじり焦げて
大事なことを
見失いそうになるとき

きみの言葉に
救われるのも

否定できない
うそじゃない

ざわめいて
うるさい心の中で
静けさをくれるのは

いつだって
ちいさな
ほんのちいさな
信念だったりするから

2015/08/01 (Sat)

[142] まぼろしナガレボシ
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生きてる意味も価値もないよ、なんて
おそろいの口癖を黙らせて

また平凡に汚染されてくやあ
だけどどうしようもないからここに居る

分かっていながらもじわじわと
殺されてゆく明日の希望

せかいじゅうの嘘、束にしても
この壁崩せそうもないねえ

やさしさだけじゃあ全然足りない
執着なんて捨てちまえみっともない

そうやって何かとあの世にこだわる
姿勢が格好悪いんだって気づきもせずに

ほらね、また同じ合言葉を浮かべて
あの星に届かぬ両手を泳がせた!

2015/08/01 (Sat)

[143] Euthanasia
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溜息ごと溶かせば水面に揺れる
決心のつかない、なんて酷い顔

こんな夜ならもう沢山と
そっぽ向いたままの白い月

あなたと出遭ったあの夏を
今もまだ忘れられないのは

つまりそれが私の総てだったからよ
そうよあれが私の全てだったのに

無味無臭、刺激のない日常
愛も夢も人生も何ひとつ

物にできずに終わっていく
自作自演、まやかしShowtime

つまらない妄想に縛られて
素晴らしい現実に気づけない

2015/08/01 (Sat)

[144] I stand alone.
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つきはなされて、傷ついた

きみなら強いし、ひとりでもだいじょうぶ
きみはきみで生きればいいよ
僕も僕でうまく生きるから。

・・・

ふたりの人生はとにかく
磁石のマイナスとマイナス?

絶対に引き合わない

くっつくこともクロスすることも
永遠にない!!!

おたがい頑張ろうって...
そんな言葉が聞きたいんじゃなかった。

背中あわせに別々の道を進む?

並んでおなじ道、いっしょに歩きたかった
ただそれだけだった




2015/08/01 (Sat)

[145] ダイヤモンドはいずこ
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ダイヤモンドのようだって
だれかが言っていた
かたくなに守ってた心の殻

世界は決して
醜いばかりじゃないと
知っていたから
こわかった

この目に映す瞬間に
心が読みとる瞬間に
もしかしたら
濁ってくだけなのかもって

自分の汚さにすでに
気づいてた
見て見ぬふりで
人生を保留していた

ねぇ酔いがまわって
もうやり切れないよ
どうでもいいと
付き返すほどの気力もない

たぶんね
ダイヤモンドなんかじゃ
なかったんだ

だってダイヤモンドなら
傷つくはずがない

本物じゃあなかったんだ

だって本物なら
同じように輝きつづける

贋物はここで
くたばるしかない
どう足掻いてもここで
終わらせるのがベスト。

冷たい言い訳
かさ増ししながら
どうにか今日もやり過ごして

ダイヤモンドはいずこ
明日という未来に
繋げる術を
ただそれだけひたすら
考えながら眠らせて

2015/08/04 (Tue)

[146] 光と闇と
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愛がもしも形あるもので
誰の目にも明らかに映るなら
この世界は本当に
愛に満ちているの??

気持ちさえ枯れ果てて
足りないと嘆く今なんだ
まだまだ無い物ねだり
隣の芝は果てしなく碧く

夢見る心に裏切られては
また縋りつくような猿芝居
光も届かない場所でひとり
うずくまり自分を抱きしめた...

2015/08/05 (Wed)

[147] もう居ない君
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アクセル踏みっぱなしで
君は走り抜けていった
すれ違うばかりで
なんとなくギコチナク。

それもまた少し快感?
そんな日常繰り返せば
いつも通りのルーティーン

叫びつづけてやっと止まった
急ブレーキが癖になる
ミラー越しに眼があい

さっきなんて言ったの?
「さっきはさっきだよ」
昨日はどうしたの?
「そんなのもう忘れたよ」

言ってることとやってることが
ぜんぜん違ってる!
「今に生きてるから仕方ない」
ちぐはぐな会話でごまかしても

もどかしささえ麻痺させて
愛しさに変わってく
余計に逢いたくなってくる
でもそんな自分も
キライじゃないの

なにも知らないのに
なにも知らないから
どんどん深みに
落ちてゆくみたいよ?

絡まったままでほどけない
沈黙がつづけば
君はすぐにアクセル全開!!

また世界を駆け抜けてくの
私を振り切って消えていくの
音速より先に生き急ぐの

私の答えも聞かないうちに。

無謀な危うささえ魅力なら
こんなドキドキ
ハートがもたないよ!

もう居ない君
もう届かない君

だけど明日にはきっと
また恋しくてしょうがないね

2015/08/05 (Wed)

[148] Love Letters
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魔法なんてつかわずとも
すでに特別でしょ

走り出している-

てらいも恥じらいも超えて
この心が映すもの
映したいと望むもの

ひらめきのままにね
今だって愛せるわ
愛そうと思えばね
やればできるわ、わたしにも

2015/08/05 (Wed)

[149] 賭け
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わたしが信じるあなたが
わたしを信じてくれるなら
わたしはわたしを信じてみてもいいかな

今はただそれだけ、だけど




2015/08/05 (Wed)

[150] 対岸の救世主
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この空の向こうに待つものが
期待はずれだったとして
どうせ止められは、しないよ

あたしは進みたいから

忘れることなど本当は
簡単にできるでしょ

要らないし。別に意味ないよ

自分次第で決められるなら
過去も未来も関係ない

それでも自分を裏切りたいとき
ぶっ壊したくなるとき
あなたが必要なの

対岸の救世主

来世より今に、懸けると決めた
本当はたぶん強がりで
弱虫を隠し通せるのかしら

言い訳のオンパレード

見抜くほどの嘘じゃないけど
素顔を見せられたなら、素敵

世界はひとりじゃ広すぎて
アンチがいなけりゃ面白くもない

通り雨のあとの
静けさと虚しさに
思わず指をつないで息を止めた

はやくここへきて、救世主

あなたは必要とされてるの


2015/08/08 (Sat)
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