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ゆにこの部屋  〜 投稿順表示 〜


[91] ラストオーダー
詩人:ゆにこ [投票][編集]

思い残しがないように
あの向こう岸へ

渡る日を夢見ながら。

ゆれる花が枯れて散る
そしてまた芽吹く
それまでのあいだに

僕らは何度
こんな感情と
向き合うんだろう?

美しい逆光が
きみの輪郭を映して
そのときから
すべての輝きは
単なる影に成ったんだ

毒見をしてくれ
ラストオーダーだよ
今夜はさいごの満月だから

傷跡もそのままで
封をして君に届けたい

2015/06/30 (Tue)

[92] これから、その先、あの向こう
詩人:ゆにこ [投票][編集]

すべての原因は想像力の欠如。。

あなたが傷つけるとき
傷ついた彼女は痛み
彼女を想う誰かだって、いたむはず

そしてあなたは
その見えない連鎖を背負うから。

あなたがいつか傷つくとき
苦しみを、知るとき
鏡越しにはじめて自分をみるように

深い深い穴の奥の真実に触れるよ

あの日の後悔にいつか出会うよ

2015/06/30 (Tue)

[93] 退屈な左手
詩人:ゆにこ [投票][編集]

明らかに二人は両想いで
どう見たって絶対
お似合いで
それなのにどうして
結ばれない?!

いつになったらこの手は繋がるの?!

2015/06/30 (Tue)

[94] Mirror
詩人:ゆにこ [投票][編集]

嘘なんてつかないで
ほんとのことを言って
なんでもいいから
心にあることぶちまけて

それでもついた嘘なら
最後までつきとおして
虚勢は張りとおして
ぜったい見破らせないで

ばかねあなたの
損な性格...
女の子の欲しいもの
ひとつも分かっちゃいない

ばかねあたしも
損な性格...
ペース乱されたまま
気づけば同じ空目指してる

嘘なんてつかないで
ほんとのことだけで生きて
なんでも構わないの
心にあるもの映すだけ

どうしてもつかなきゃ
ならない嘘があるなら
愛する人のためだけにして!
自分を守る言葉で
言い訳しようとしないで

ときどきはぐらかされ
焦らされて妙な気分よ
また朝が来る...
不穏な空気を纏いながら

あたしの本音を
たまには受け止めてほしい
運命を受け容れる
その度量をここで見せて

2015/06/30 (Tue)

[95] Sunset girl
詩人:ゆにこ [投票][編集]

言葉よりもたしかに
溢れるきみへの想い

この恋はシャボン玉みたい

空高く舞いあがってく
揺れうごきそしてハジける

ハジけたあとのことは
だれもだれも知らない...

2015/07/03 (Fri)

[96] 人生サボタージュ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

こんなに甘えた考えを
自分に許しておきながら
それでもきみには
生きていてなんて

そんな卑怯なこと
どうして言えるの

出会いよりずっと鮮明な
別れというもの
かなしくてさびしくて
いまは仕方なくて

すり抜けてくすべての
雑音がとても恋しい

逃げられない
あとは転がり落ちるだけ
見え透いた結末の待つ
現在だとしても

手離すわけには
いかないよまだ
意味があるとしたら多分
風刺的なこの矛盾

2015/07/03 (Fri)

[97] くらりずむ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

その気もないのに
女の子に
思わせぶりなコトは
言ってはダメなの!

その気もないのに
優しくしないで
まるでピエロ
これはパロディ

ひとり翻弄され
ため息に溺れる...
ねぇこんなに
傷付いちゃってる夜。

せめて夢でくらい
すてきな何かを
期待させてよ
浮かれさせてよ

せめて夢でくらい
愛しあいたいって
純粋に想える誰か
はやく現れてよ!

2015/07/03 (Fri)

[98] 終わりの始まり
詩人:ゆにこ [投票][編集]

馬鹿げたシステムで
いまや平常運転
世界のあちこちで起こる
矛盾と理解不能

それを疑問にも思わない
かなしい連中
、に囲まれていまや
I am 立派な生産人。

こんなとこで
腐るくらいなら
いっそ窒息しちゃって
キミに殺されるほうがいーよ

育てた観葉植物も
つぼみもつけずに
すぐ枯れてくし。

パラパラ落ちる
葉の一枚一枚に
人間の末路をみて

いい気になって

気取った言葉を並べた
こんな風しか
自分の愛し方を知らない

気持ちとうまく
向き合えないんだ。。。

とても弱がりで
強がりで気にしぃな
この命を削るもの

この心を満たすもの

相反する日に
ささやかな夢が欲しい
これが終わりの始まり

2015/07/03 (Fri)

[99] ファイティング・ポーズ
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怠い空気を吸い込んで
ベッドから続く夢想と
しばしおさらばっ

欲深な正体
マスクの下に隠したら...
見せかけでも
いまは現実とFIGHT!

2015/07/03 (Fri)

[100] いざなわれて、恋
詩人:ゆにこ [投票][編集]

みえないよ
どれほど眼を凝らしても
ねぇ、きこえないの
どれだけ耳をすませても

わからない君のこと
とどかない君のすべてが

背伸びばかりじゃ
疲れてしまうけど

足りないものが
多すぎる現状だから
気づいているから
足早にまた空を追う

うんざりしちゃっても
最後まで演じきって
与えられた役だから
今夜だって張り切って

お呼びがかからなくても
期待している

こんな気持ちが永遠に
繰り返されるならムゴすぎる!!

あの月が溶ける前に
あの星が逃げる前に
あの空が落ちる前に
あの夢が壊れる前に

君の多面体
ありとあらゆる角度から
切り取っても観察しても
匂いをかいでもわからない

思い切って伝えたい
大切なのは味見でしょ?

踏み越えるならそう
「今じゃなきゃ」

同じセリフがグルグル廻って
今夜ものどに貼りついたまま...

2015/07/05 (Sun)
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