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めろでぃの部屋  〜 投稿順表示 〜


[173] 36.1℃
詩人:めろでぃ [投票][編集]


日付が

変わりそうな時間



かじかむ指で

キミにメールする


「今から逢えるかな?
5秒だっていいんだ」



こんなに帰るの遅くて

ごめんね


そりゃ怒るよね



「なんか会いたくない」



かじかむ指で

ワガママ言うボク


「一目でもいいんだ」



玄関先で立ち尽くすボク



かじかむ指で

コールするボク


留守電になる

むなしいケ―タイ




かじかむ指を

さすりながら待つボク



キミに逢いたくて

出てきたお兄ちゃんすら

キミと見間違うほど



ドア1枚で

隔たれたキミとボク



キミに逢いたくて

かじかむ指で

薬指のリングに触れる




しぶしぶ出てきたキミに

いつもの笑顔はなくて

それでも良くって

凍えた躰で抱きしめた



そして

言いたかった言葉を…


「おやすみ」



キミが一瞬

笑った気がした



気のせいだったとしても

ボクのカラダは

あたたかくなった


カラダの芯から指先まで

あたたかくなった






キミの手を握ってから


キミに手を振った





明日は雪が

降るみたいだよ


2009/01/09 (Fri)

[174] 雪*幸
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君と出逢ったのは

2月14日



寒い

寒い

夜だったね



雪でも降るんじゃないか

ってくらいの空だった




雪なんて

寒いだけだし

降らなくったって

いいんだけど


今年の初雪は

君といるときに

降ってほしいな



君の横顔が

いつもよりキレイに

映ると思うんだ



寒い日はいつもより

くっつける口実になるし

いつもより

寄り添って居られる



転んだら危ないよ

なんて手を繋いで

その直後に君が

滑っちゃったり


いつもより

微笑ましい2人に

なれそうなんだ




それにね

どっかで聞いたけど

初雪を一緒に見ると

一生結ばれるとか

言ってた気がするの




単純なボクは


それだけの理由で

君と初雪を見たいんだ



2009/01/09 (Fri)

[175] キミが全て
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もしもボクが

キミを愛せば愛すほど


キミの苦しみや痛みが

軽くなるのなら


ボクはいくらでも

キミを愛そう



2009/01/09 (Fri)

[176] 優しいキミ
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優しいキミ


痛いくらい優しいキミ




こんなボクなのに


キミを悲しませてる

ボクなのに



それでも


ワガママ聞いてくれる


それでも

愛してくれる



こんなに優しいキミ



こんなにも愛してる




なのに

どうしてこんなに

傷つけてしまうんだろう



優しいキミ


好きすぎるんだ



痛いよ

苦しいよ



優しいキミ


2009/01/09 (Fri)

[177] 孤独
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ねえ


2人繋がってから

もうすぐ1年が経つよ



1年かけて

築いてきた




信頼





それでも

壊れるのは一瞬


何度崩れて

何度積み直しただろう




こんなに苦しい夜は

初めてだよ


君を想って

眠れなくなるなんて

僕は

どうしちゃったんだろう


ねえ

どうしてこんなにも

息ができないんだろう



夜ってこんなに

苦しかったっけ?




独りで苦しむ僕は

想うんだ



孤独って意味を知るんだ



孤独って

君がいないことなんだね



2009/01/09 (Fri)

[178] Pleasure
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君の願いが

ひとつ

叶いました



ボクまで嬉しくて

涙が零れました




これからもずっと

君を支えていきます




君の願いが

ボクの願い



君の喜びも

ボクの喜び



2009/01/10 (Sat)

[179] 嫌嫌嫌
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嫌だ 嫌だ

忘れたい


忘れたいのに

あのときの光景が

離れない



嫌だよ 嫌だ



誰も触れないでよ


アナタはアタシの

全てなの


誰にも盗られたくない




ココロもカラダも

アタシを見てて欲しい




アタシの全てを

受け入れてほしい



忘れさせて



愛してるのに



2009/01/13 (Tue)

[180] オリオン座
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ねえ

君は覚えているかな?


僕らが出逢ったときの

あの星空を



あのとき

お互い相手を知りたくて

それに夢中で

夜が明けるまで

電話していたね



僕はベッドに寝転び

君の優しさに

ときめく度に

足をばたつかせていたよ



そのとき ふと

窓から見えたのが

オリオン座だったんだ



「星がキレイだよ」

なんて恥ずかしくて

言えなかったから

胸にしまって

ひたすら

君の趣味とか聞いてた


「君が好き」

って言葉なんて

もっと言えなくて

飲み込んで飲み込んで


溢れ出しそうだった






君はもう

眠っているだろうな



また今年も

窓からオリオン座が

見えるような季節だね



夜空もひとまわり

僕らもひとまわり



星はあのまま

変わらないけど

僕らはひとまわりの度に

少しずつ変わっていこう

もっと大きくなろう

もっと幸せになろう




君はもう

眠っているだろうな




今なら言えるよ


「星がキレイだね」

「君が好きだよ」



2009/01/14 (Wed)

[181] “スキ”
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君はあんまり

スキって言わない



それは

ボクのことを

スキじゃないから?



ううん

恥ずかしいだけだよ

って君は言うんだ



昔はそれを

不安になって

疑っていたボクだった



それがどうだろう


季節がひとまわり



君のその笑顔が

信じる想いになる




言ってくれなくたって

大丈夫だい



ずっとずっと

君がスキ



2009/01/20 (Tue)

[182] みどりの旅立ち
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ひさしぶりに

2人でお酒を酌み交わす


顔を赤らめ

いつも以上に

目尻の下がる君が

狂おしいほど愛しい



ボクの肩に

寄りかかった君が言う

「大好きだよ」

いつも言わない言葉に


思わず人目もはばからず

抱き締めた




勢いで行ったカラオケ

酔っ払って

ぐだぐだな歌



だけど突然

完璧に歌った歌があった


体中が熱くなって

メイクでキメた

ボクの顔は

パンダになった



これから始まる

ボクらの恋の試練


10ヶ月間の離れ離れ



君の歌った詩は

あまりにもボクの恋に

似すぎていた



夢を追いかけるために

君を残して

旅立つボクへ



“笑顔で見送る”

“また逢えるよ”




君の歌った詩は

君なりのボクへの

“愛してる”だった




2009/01/23 (Fri)
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