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もとりの部屋  〜 新着順表示 〜


[71] 稚拙な愛情表現
詩人:もとり [投票][編集]




貴方への気持ちを表現するのに

どんな言葉を使っても足りないの


かといって態度で示せば

在り来たりの愛情表現になっちゃう



好き

好き

大好き



ねぇ ちゃんと伝わってる?


溢れて零れ出す程の

好きの気持ち



少しでも伝わる様にと

ぎゅーっと抱きしめるから





2014/06/07 (Sat)

[70] 起点。
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退屈な日々の出来事に

もう頭は飽和状態



何か良いことないかな


口癖のように呟いて

虚構の世界に浸ってる



どうせ刺激すら

慣れちゃえば日常に変わるのさ



今或る日々を享楽しよう

焦燥感にかられる前に


変わらない日常を享受して



2014/06/05 (Thu)

[69] イジメ。
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痛い 痛いと

声をあげ


辛い 辛いと

嗚咽を漏らす



この叫びが

一体誰に伝わるのだろう


誰が分かってくれるだろうか



隣で誰かが泣いていて

それを横目に笑ってる


誰かの叫びに 耳を閉じ

僕の涙に 見ない振り



自分じゃなければ

良いんだよ


自分がなるのが

怖いんだ



それでも僕は突き進む

日常と言う名の監獄に



身を潜めて

心を殺して




2014/06/05 (Thu)

[68] 貴方不足。
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何度逢っても

何度抱きしめても

何回キスをしても


まだ足りない



もっと

もっと

心が求めてしまうの


一つに溶けてしまえたら

そう願わずにいられない



笑えるくらい

私は恋に溺れてる



もっと強く 抱きしめて


2017/11/08 (Wed)

[67] 道化師
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何かが音を立てて崩れていった

だけど今は見ない振り


誰かの涙を犠牲にし

今日も独りで笑いましょう



踊れや踊れ

回れや回れ



朝が来れば

きっと跡形も無く消えていく


笑い声は反響し

もう君の声すら 届かない






2014/06/03 (Tue)

[66] 歪な愛の捻れた行方。
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恋愛における最低限のルールすら破り

人としてのモラルすら逸脱し

幾多の人の想いを踏みにじり



それでも貴方が好きだなんて

大きな声で言える日が来るのかな


幸せを 幸せな事だと

素直に感じて良いのかな



まだ貴方の傍に居て 良いのかな





2014/06/03 (Tue)

[65] ヒトモドキ。
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歩き疲れた僕の脚は

もう痛くて 動かない


嫌だ 嫌だと呟けど

君の姿さえ もうすでに遙か彼方



作った笑顔は

上手く泳ぐ為の処世術

どんな時でもするりと交わし

心を擦り減らし 生きていく


周りの意見に合わせていたら

いつの間にか僕の意思は

手の鳴る方へ



慰めながら

心の中で舌を出し

笑いながら罵声を吐いて

涙を流しながら

人の不幸をほくそ笑む



僕の心は酷く捻れ

歪んでもう元には


戻らない

戻れない


それでも表面に出さなければ

誰も僕の心に気付かない



綺麗事だけを吐き出して

醜い部分を包み込む


慣れきった笑顔の仮面を被り

また独りで歩き出す


汚れきった弱さを隠して

生きていく



2014/06/03 (Tue)

[64] 日常に溶け込んだ幸せ。
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手を伸ばせば届く距離


指を絡めて

腕を引き寄せて

僕の中に包み込む



君が 笑っている

僕も 笑顔が零れ出す



うん 幸せ




2014/06/03 (Tue)

[63] 吐露
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好き と口にする度に

側に居たいと願う度に

鈍く痛みを覚えるの


許されない事と知りながら

貴方に近付いた私の罪と罰は

心にそっと憂いを落とす



望んでも

願っても

貴方の帰る場所は

此処ではないから


私の居る場所も

此処ではないのだから



言葉を重ねて

想いを重ねて


あといくつ年を重ねれば

貴方の心に近付けるのだろうか


私の不安も消えるのだろうか




2014/06/02 (Mon)

[62] 逢えない夜。
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貴方の電話番号

発信ボタンまで指を滑らし

直前の所で 手を離す



もう夜だし

忙しいかもしれないし


誰にいう訳でもない言い訳を並べ立て

自分に聞かせるように一人ごちる



掛けるつもりもない癖に

掛けることすら出来ない癖に



声を聞きたい衝動と

弱気な自分が

混ざり合い

溶け出す


ねぇ

逢いたいよ

側に居たいよ

泣きたいよ



言えない言葉は霧散して

暗闇に溶け出し

消えていく


鳴らない電話を

握り締めたまま



2014/06/02 (Mon)
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