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高級スプーンの部屋  〜 新着順表示 〜


[515] ノリ無き革命
詩人:高級スプーン [投票][編集]

好きな音楽の歌詞さえ
読めなくなった
自分の書いた文章も
読み返すのが困難な状態
一体全体どうしたの
痛みはないから正常です
気分躁快
収まらず決壊
頭から漏れた物質
NO味噌ジャナイヨ

騒がしい部屋だ
答も出ない
閉めるしかないか
その場しのぎが
正解に近い時代
もう沢山だ
微炭酸だコレ

内側から鍵をかけて
外界をシャットアウト
そんなん無理だ
仕事行かなきゃ
金がないな
Hをしなきゃ
愛がないな
明日が苦痛だ
動く思考
危険信号も無視

綴り間違いな幻想
おカド違いな妄想
見たくない現実
何度停止させたって
スヌーズ通知が煩わしい
起きなさい
生きなさい
布団に入る前から
寝かせてくれない
罪な貴方
彼方に散った
途方に暮れた

頭蓋骨ダシに使った
滑らかなスープ
不機嫌な頭脳を
フォンデュして
役に立たない情報も
必要な時だってあると
捨てられない
片付けない
自分の部屋に入れない
居場所はあるが
辿り着けない状況です

一つしか好きになれない
我儘に拍車をかける
まだ固いな
もっとしゃぶしゃぶしろ
怠さが好きです
言い訳の最終形態
冤罪か見抜けない
IPを偽造だ
容疑者は首謀者以外
最低な行為に唖然として
偽善に毅然として
立ち向かえない差は
歴然として未然に
白旗で対抗だ
前代未聞の
よくあるケースだ

言いたい事が擦れ違い
アドリブが下手で
伝わらない
時間がない
考える暇もない
笑われるだけの営業
後から悔やみ
過るアナザーストーリー
唯一の支えで糧となる
つまようじ使って
残さず取って
携帯に保存だ

時間が経ち読み返し
あまりのつまらなさに
恐怖して汗びっしょりに
声も音楽も何も
言葉になってない
戻らない時間を
数えて過ごす
深夜と早朝が
自分のすべてだったら
割り切れないな

眠れるクーデター
悪くない動きも
反映されずに
血気盛んにアドレナリン
寝付きの悪い夜に
何を記したのか
朝には記憶に残ってない

2006/02/05 (Sun)

[514] 書き方
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本読んだ
出会った
別れた
音楽聴いた
しでかした
しなかった
すったもんだ
生死の境目
キスと抱擁とSEX
人生使って
書く書く書く
書くだけだ

想い着いたのは何だ
とりあえず書け
それが書けたら
何でもいいから
前後に繋げろ
単語に文法
適当に
間違ってないかとか
気にするな
アンタの好きな
味なら良いよ
好きなように入れ替えろ
入れ替えろ好きなように

漢字
ひらカタ仮名使い
日本語英語
スラングに専門用語
何語でも
知っているもの
好きなもの
選べばいい
辞書も好きに使って
自由も制限も
居場所も全部
アンタ次第

長いか
短いか
どこまで書くか
納得しても
上手くいかなくても
筆が止まったら
そこで終わりにするか
それとも明日に
続きを書くのか
自分で決めろ
完成してもしなくても
終わりは自分で考えろ

日記かエッセイか
小説か作文か
これは詩なのか
誰に何を言わても
従うか
貫くか
アンタが決めたらどうだ

教えられる
技量じゃなかった
適当に書けば
何かが出来る
やめるまで
やめられないなら
何かしら生まれる
他の人の場合は
分からないが

腕の振り
腰の振り
何だって変化する
変化したら良くなるか
慣れたら何か
新鮮だったり
古くて痛んでたり
何か何か
何か書けたか
ここまで読んで
何か浮かんだか

呼ばれ方より
受け止め方だ
書くだけなら書けるから
想い着いたのは何だ
とりあえず書け

書ける
書けないじゃない
書きたいか
書きたくないかじゃない
書き方なんて関係ない
書くか
書かないか
どっちかだ

2006/02/05 (Sun)

[513] 味気ないスープ
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なんでもない
気にしないで

なんでもない
叫んでるだけ

なんでもない
放っとけばいい

なんでもない
助けてくれ

なんでもない
別に何も

なんでもない
関係ないから

なんでもない
うるさくてゴメン

なんでもない
たまに聞こえる悲鳴

なんでもない
俺はまともだ

なんでもない
救急車は誰の家に

なんでもない
何にもない

なんでもない
ろくでもない

なんでもない
たて笛の練習だ

なんでもない
助けてくれ

近所迷惑なSOS
無視する隣は何する人ぞ

書きかけの油絵
何がしたいんだっけ
抽象的に済まし
事無きを得る
支持は得られず

致命的なノーミス
完璧を望むせいか
自分の悪い所
思い出せない

ケツから血が出る
目の前なんか飛んでる
何をしてる
生きから下り
帰りに昇る
天まで届け
地に堕ちる

オカリナも
ウクレレも
買ってすぐに飽きた
要らないものばかり
ゴミはゴミしか
買えないね
部屋の異臭で
麻痺する頭
響くサイレンにも
気付かず叫ぶ

なんでもない
豚でもない
焼いても食えない
風呂で煮たら溶けた
あの子のように
名前も知られず
味気ないスープに変化

他の人とは違う感性
言い張る俺の
代わりは幾らでも居る
だから大丈夫
病気になっても

ラッキーダイアルは
119
なんでもない
助けを呼んで

2006/02/05 (Sun)

[512] タイトルとか分からない
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最近は僕
うん幸せだ
それなら
この文を読んでいる
誰かは幻覚を視ている
良い病院を
紹介しようかい

レントゲン写真を背景に
医者は静かに告げる
この影になっている部分が
魂なんだよ
なんだよそれ
結ばれている
血管の糸
欠陥の意図
命って言葉が軽い
気安く使う
気休めに使う

アイツ元気かな
思い浮べた人のレベルが
君の価値だ
思い浮べたアイツを
最低だと
ランク付けした僕だから
君の勝ちだ

手を止めろ
何も考えるな
もう浮かばないでくれ
他に楽しい事
沢山あるんだ
他にやりたい事
沢山あるんだ
時間が無いよ
もう寝ないと
早起きするんだ

不出来なものでも
書かないと気が済まない
早く
早く
早くしろ
ダメだ
スランプだ
書けない
そう言う君が羨ましい
そう思う僕は不謹慎かい

受け容れられない
死とか詩とか
関係ないから
器が小さい
肝っ玉もね
子供と違うのは
払う料金の額ぐらいだ

いままでの人生
出会った中で
信じられない人は居ない
多かれ少なかれ
みんな信じてる
それが幸せなら
みんな要らない
手放せないが
取られてもすぐ
諦められる
僕が欲しいのは
疑う必要のない人
居たら返事して
名乗り出てくれないか
現れないか

最近は僕
うん幸せだ
時々
何を残しても
何かも滅ぶんだと
思い出して
激しく揺れるだけで
細菌は僕
うん幸せだ
僕が幸せなら
こんなクズ
実在するかよ

完全に出遅れた
一番にスタートしても
結果は同じだろうが
周回遅れに
遅れを取るな
足取られるな
皆が怖い
何を考えてるか
分かったって怖い

悪い事をしたよ
どれだけ美化しても
汚れは取れない
繁殖して暴動
僕はまだ死にたくないな
僕はまだ詩にならないな

誰か
この手
止めて
止めて
鵜呑みにしないで
嘘だ
本当だ
どっちだ
二択じゃ済まないか
何処まで書くんだ
早く止めて寝ろ

2006/02/05 (Sun)

[511] (だけ)
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着飾って表現
深いなと評価
目が行ったなら
浅はかな禿頭
通り過ぎたら
古くなる
まさにそれ

2006/02/04 (Sat)

[510] 副流煙家
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じゃあ何の為に
生まれてきたの

☆☆☆☆☆☆☆
買って手に持った
その間約二十秒

☆☆☆☆☆☆☆
吸わずに捨てた
その間約二十秒

計四十秒と
余韻二十秒
約六十秒間のニューシネマ

やってきた行為
意味のない故意
考えた恋

依存中の過去
堕した創作願い
呼んでくれた?

何にもなくても泣けるんだ
君はそう言った

何にもなくても笑えるよ
僕はそう返した

何にもない二人には
意味のない生活感があった

関わった環境を下敷きに
ケンカしたり抱き合った

考えなきゃいけないの
約六十秒間のニューシネマ

何にもなくても
二人には

☆☆☆☆☆☆☆
吸わないのに買った
午前九時
公園の近くで

不敵に気が付いた
空と水と君とかが好きだ

恥ずかしがるな
躊躇せず繰り返せ

塗り込めベビーオイル
風呂上がりにでも

目鼻耳に
よく効くテイスト醸せ

五感に飛び込んでくるもの
次のフレーズに生かせ

何にもなくても
書くだけなら書ける

何かあったって
大げさなフィクション
書きたくない日もあるか

胸に腹にくる
重低音の奇形概念
約六十秒間のニューシネマ

自害なんてないな
他人様ので十分だ
余所に行きな
説明書読んだ?

真面目に考えても
体には毒だ
区分けしても無駄だ
やめろ
地球は一つだ

こっち向けんな
さっきも言ったろ

これ湿ってる
新しい一本
燃え尽きなかった
約六十秒間のニューシネマ

何もせずに得る
僕のスコアは


いくら責められても
変わる気はないよ

消えたフリだ

2006/02/04 (Sat)

[509] カビの生えた唄
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校庭の隅っこ
置き去りになっている
レンガの下
ムカデやダンゴムシや
名前も知らない虫達に
入り交じって
唄を聴いている

石を投げられても
罵声を浴びても
倒れなかった
不幸の象徴を
主人公にした唄

飛ぶように売れて
皆に支持されている
物語の中じゃ
あんなに嫌っていたのに
見方次第で
味方になるのか

一つの出会いが
孤独の象徴を
誇り高き騎士に変える
そんな出会いがあればな
望んでばかりいる

誰かレンガを退けてくれ
助けを求める
気分はお姫様
じめじめした地面にも
苛立つ現状を
忘れるように
唄を聴いている
ハナウタまで出る始末
ご機嫌だぜ
躁BAD

たった五票の
正しさにも負けて
逃げ込んだ先は
社会の隅っこ
誰も気付かない
レンガの下
潜って実感したのは
ここも結構
リアルだったって事
精巧に創造られた世界に
抜け出す隙間は
どうやら無いらしい

裏切る友達さえ居ない
自らを守ってばかりで
走る先を見失った
細くなる足が
動かなくなる前に
目的をくれないか

レンガを退けたら
虫達は一目散に逃げた
僕は残るから
準備は万端だ
後は待つだけ
心優しい貴方を

唯一の希望は
痛みだけを残して
激しい曲に乗って
走り去ってしまった
苦しみだけが
生きている証拠だなんて
あんまりだ
黙りだ
だけど

何もないより
マシなのかと
疑いながら
信じている
繰り返される人生の中
何もなかったように
リピートされる
唄を聴きながら
やっぱりハナウタ
思わず笑った
涙も出ないから

地球の隅っこ
置き去りになってる
レンガの下
陽の目を見るのは
今日だと良いな
気長に眠り姫

んんっんー
んんっんー
唄を聴いている
ハナウタまで出る始末
ご機嫌だぜ
躁BAD

2006/02/03 (Fri)

[508] もう春だしね
詩人:高級スプーン [投票][編集]

動物が気付くのは

感受性が強いせいか
気付く人間達は

感受性が強い気がする

動物だった頃の
名残なのか
人間だった頃より
変化したせいか

季節の変わり目だ
季節の変わり目は
嫌な夢を沢山見る
嫌な気分になる
なんでかな
なんでかな
夢から覚めて気付く
そうだ
季節の変わり目だからだ

彼女は言った
春には変な人が多いと
広い意味で
深い意味で
鈍感な僕には
伝わらなかったが
ふとTVを観ると
また幼児達が
殺されたと伝えてた

チャンネル替えたら
自殺について討論してた
彼女が言うには
もう春だしねなんて
まだ冬なのにね
もう春だ
死ねなんて

コートを脱いだら
裸に靴下の男が呟いた
俺なんかまだ
可愛いもんだろって
親父もムスコだって
可愛さの欠片も
ありゃしないぞ
春の可愛さは
春に流れる歌ぐらいで
桜の花の色にさえ
嫌悪感を覚えてしまった
まだ冬なのにね
もう春だしねなんて

もう春だ
死ねじゃないよな
サヨナラを告げる
春の君の気は確かか
心配する僕の異常

以上

2006/02/02 (Thu)

[507] s+mush up VS 水+α
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当たり障りのない
感情ばかりが
横行する
僕の平和な世の中

結局
今日もまた
満足する事なく
眠れない夜を歩いている

もし僕が
本当は
救ってほしいって
泣きじゃくったら
たった一つを思って
好きだと言えるのか

水に

眠れない夜を歩いて
本当は救ってほしいって
泣いてみたら
少し心が洗われた

あれこれ考えて
もしも
君の心が動いたなら
その時点で
少し心が

がっがっがっがっがっ

書いたシーンを消し
消しては書いての
繰り返し
僕の質問


君に伝えたい
たった一つの
在り来たりな気持ち
君の胸に何か
残してくれるのか

物足りない部分は
自らの想像で
生唾を飲みながら
自らの想像で
生唾をゴクリと

水に入りたい
水に入りたい
水に入りたい
入りたい水に

書いた
水に入りたいを消し
消しては書いての
繰り返し
水に入りたい僕には
出口が見えてこない

届かない声
波紋も立てず
密かに
密かに
息をしているのは誰

結局
今日もまた
満足する事なく
眠れない夜を歩いている

救いを求めて

眠い眠い眠い

何度も伝えたい
水に入りたい
眠れない夜に
水に入りたい
水に
見ずに
何も見ずに水に

たった一つの
在り来たりな気持ち
何を
残してくれるのか

水は滴り
僕は隔たり
当たり障りのない
感情ばかり残して
在り来たりに終わり

りっりっりっりっりっ

水に入り
終わりたい

2006/02/02 (Thu)

[506] 空と二人
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何日も続く雨
この街には
お似合いの
灰色が深々と覆う

私は特異なんだと
得意気に話す
笑顔の下の両手には
何も握られてはいない

幸せを掴めば
離すまでは
予定していた敗北も
深く刻まれた過去も
全部全部消されて
白紙に戻るから

私は良いの
不幸なままで好いの
晴れない心に
光は要らないの
空っぽじゃなきゃ
受け容れた後すぐに
吐き出せないからね

曇り空の意味を
彼女は知らないと
笑う僕の
両手にも何もない

何日も続く雨
この二人に
お似合いの
灰色が深々と覆う

暗雲垂れ籠める
蚊帳の外には
今日も青が
広がっているのに

2006/02/01 (Wed)
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