春だから

出会いの季節

春だから

別れの季節

だから出会いを祝うように花々が咲き

だから別れをなぐさめるように花々が咲き

それで春は花でいっぱいになるんだね

振り返ってみると

あなたと過ごした時間が

瞬きの間に過ぎていってしまった・・・


そんな気がするのに

想いと後悔は

ゆっくりと過ぎる時間のなかで

あふれだして止まらず

深い深い海に心を沈めてる

ふっと目覚めた

まだ夜なのに

寂しくて寂しくて

誰かに構って欲しくて

メールを打つ

でも送れなくて

消してしまう

それを何度も何度も繰り返し

知らない間に泣きながら

そんなことを繰り返す

寂しくて寂しくて

頑張れって・・・

限界を決めるなって・・・

どれだけ苦しめるの？

駄目なの？

いまのままじゃ

どうしようもなく寂しいとき

そんなときない？

どうしようもなく悲しいとき

そんときない？

泣いていいんだよ

そんなときは

泣いていいんだよ


誰もそう言ってくれない

あなたに

そんな言の葉を贈るよ

泣いていいんだよ

部屋にはカッターがない

ハサミもない

実は包丁もない

だから昨夜は助かった

傷を増やさなくてすんだ

でも

またそれを助かったと思う自分になっちゃった

誰もが傷ついてる

傷の大きさや

傷の深さは

人それぞれだけど

その傷に耐えられる人

その傷に耐えられない人

人それぞれだよ

大きな傷に耐えられる人もいれば

小さな傷に耐えられない人もいる

それでいいんだよ

それで

それがあなたなのだから

強くならなくていい

弱くていい

弱いといわれるあなたにしかできないことがあるんだから

私の一番大事な人を傷付けてた

私の一番大好きな人を傷付けてた

私の一番なのに

それでも

それがわかっても

私はあなたになにもできない

ひとり

孤独

さみしさ

このさみしさに耐えて生きるのは辛いね

でも

生きないとね

うん

生きないとね

いつか

この悲しみは思い出に変わるかな？

いつか

この寂しさは消えるのかな？

いつか

この想いは軽くなるのかな？


そのいつか・・・を待って

生きてる