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はるかの部屋  〜 投稿順表示 〜


[29] 夏空
詩人:はるか [投票][編集]



夏の空が私を走らせる


湧き上がる真っ白な雲を見てたら
どんな物でも手に入る
気がした


大きく息を吸い込んだらそのまま一気に駆け抜ける
この恋は
もう理屈じゃない


ジーンズの裾捲くり上げあの雲より遠く
あの空より高く

もしかしたら
あの人さえ飛び越えて
しまうかも
それならそれで構わない潔く青の彼方へ



この恋は私だけのものだから
ゴールは自分で決める


叶わない何かなんて存在しないよと




そんな気にさせる
夏空の中

2006/07/01 (Sat)

[30] 愛するという事
詩人:はるか [投票][編集]



愛するって事はね

思いやりの心だよ

難しい事じゃない

だってそれは

誰の心の中にもある

嘘やごまかしの利かない

ど真ん中の感情だもの

揺れたり

立ち止まったり

時には

撥ね付けたり

躊躇ったり


全てが正しい訳じゃない

全てが悪い訳じゃない

恋人でも

家族でも

友達でも



伝えたい想いは一つ

大切なのは

どれだけ相手の身になって

考えられるかという事

それが思いやり

それが私の

「愛する」という事

2006/07/10 (Mon)

[31] 氷のグラス
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グラスの中の氷が
溶けてぶつかる

もう少し あと少し
まだ留まる感情

時間と共に
薄れゆき
この場所から
一番遠いところへ



自分を守るような
愛し方しか知らなかった



二人でしか
成し得ないものが
沢山あったというのに

2006/07/13 (Thu)

[32] 白い杖の少女
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「すいません!」

凜とした声に振り返る。目の前に居たのは、白い杖の女の子。
多くの人が行き交う場所で、一瞬私と彼女の周りにだけ空間が出来た。

杖の意味するところは
すぐに理解した。

「バス停はどこですか?」

少し躊躇した。言い訳を考えようとした。
どう接していいのか
うろたえる自分が情けないと思った。

中途半端な親切心。

私は彼女の肩を回し
「このまま真っ直ぐ、向こうの方へ…」 と、
自分の指で指し示した。

恥ずかしかった。
情けなかった。
なんて無知で愚かな自分であったろう。

確かに私は急いでいた。だが、それが彼女に何の関係がある。
私のした事は、彼女の声に気付きながらも
何食わぬ顔で通り過ぎた周りの人間達と
何ら変わりない。

人は生まれながらにして平等と、世の中は言う。本当にそうだろうか。
それとも、そう考える事こそ奢りだろうか。


出会いとは偶然か必然か少なくとも無意味なものにしない為に、記憶と共に彼女の後ろ姿を この目に焼き付ける。
そうして、生きたいと…私は思う。

2006/07/15 (Sat)

[33] アプローチ
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君から僕へ


思わず失笑その形相
時には泣きたくなっちゃう程の健気なアプローチ


必死な君には悪いけど
ここは少し意地悪に








まだ隠しておこう








とっくに君が好きな事

2006/07/16 (Sun)

[34] 記憶
詩人:はるか [投票][編集]


笑い合って

ふざけあって

拗ねたり おどけたり

からかったり

あの頃が一番

良かったね 私達

あなたがいて

私がいて

それだけで良かったもの

目に映る物が

全てだった

他には何も

いらないと思った

時の流れでさえ

思いのままに

変わったのは誰

変わらなかった物は何

信じた時はいつ

信じる事をやめたのは

何故



季節は



また巡る

2006/07/17 (Mon)

[35] 待ち人来ず
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夕暮れに降り出した雨
霞みの裾の後ろ影


もう此処に待ち人は来ず


宛てなく散る花に
身を寄せて
繕えない感情の波に心を委ねる



嗚呼、

かの人は迷いを
断ち切られておしまいになったのです



さすれば我が身
果てる花に姿を変え

いっそ
葬り去って下さればよいものを…

2006/07/18 (Tue)

[36] 受話器の向こう
詩人:はるか [投票][編集]

静かにポツリ
ポツリと呟く様に話す


耳に心地いい
聞き慣れてしまった
あの人の声


壁にもたれ
互いの言葉に寄り掛かりそうして思いを
積み上げていく


無数の泡になって
消えてしまわない様に
瞬間で包み込んで



いつも何かを
諦めたようなあの人の
あれは迷い
あれは優しさ
あれは鏡に映った自分


顔が見えなくても
見えないからこそ
分かってしまう


あの人は時々
不思議な事を言って
はぐらかしたりするけど


私はどんな言葉でも
素直に受け止めるわ
私はどんな心でも
耳を塞いだりはしない


何を言っても
私 驚かないでいるわ
何を聞いても
それは 全て
あの人の こたえだから




あの人の 声だから

2006/07/23 (Sun)

[37] ひとしずく
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躓くものが減ったのは
諦めるものを許した事と繕う事を覚えただけ



泣かないと
 泣けない涙

ひとしずく 心に

2006/07/24 (Mon)

[38] 子育て奮闘記
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最愛の息子が覚えた
最初の言葉は
「パパ」だった
どう見たって
そんなキャラじゃないが愛しい我が子の手前
目をつぶってやろうと
決めた


さて…
お次は「ママ」の出番!と思いきや、
じいじとばあばが丁寧に「お母さん」を繰り返し気付けば 息子も

 「ぉがーがん」


夢や希望は 一網打尽
コッパミジン
ああ 理不尽


ママと呼ばれて振り向くあたしを 何度心に描いたことか
それでも黒目がちな瞳に映る あたしはこの子の

 「ぉがーがん」


されど母は強し

女は度胸と覚悟決め
岩をも砕くような この響き
しっかと胸に焼き付けて岩壁の母になり替わり


雨が降ろうが
槍が降ろうが

影になり 日向になり
地となり 標となり


しっかと守り抜いていこうと
心の日記に
そう 綴るのです



「ラブリーママの
  子育て奮闘記」

2006/07/25 (Tue)
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