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孤 花の部屋  〜 投稿順表示 〜


[65] それから
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ぼくらは走っていた

知って知って
知り続けようとして
ただひたすら

流れに乗り続け

咳き込み続け

それでも

走り続け


得たものを知ることはなく

失ったものに気付かず

ただそれが落ちないように安定を保ち

平均台から落ちないように

力を振り絞り続け



ただ何故か

漠然と疑問が追い掛けて来たし

不安や焦りを駆り立てられることがあった

そう

走ってる内に何かが壊れていった

何かを踏みつけたことにさえ気付かなかったんだ

2009/01/21 (Wed)

[67] 
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忘れかけた頃に戻ってくる



まるでゆっくりの



ブランコみたいね







もう





許して

2003/06/06 (Fri)

[71] 夢の怪獣
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アルバムの中の怪獣達


教科書のいびつな猫型ロボット



私が落とした一個の涙が

消えない染みをつくった



君が描いたもの達は

子供のままだよ




夢を唱えながら

私をずっと見てる




君が忘れても

ネバーランドの怪獣達は




君の気持と一緒に

いつまでも


笑ってるんだ


2004/10/28 (Thu)

[72] コトバ
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私が大好きな

あの曲の美しいメロディのように

私の言葉もせめて

君に安らぎや

ぬくもりを与えて

最後のプレゼントのように

君に染み込んでいってくれればいいのに


そうしたら

サヨナラって言えると思うんだ


だけど私の言葉たちは

なんて不器用で

いびつなんだろう



2003/07/11 (Fri)

[74] 片想い
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こんなに涙が溢れて

君と同じ気持じゃなかったことが

情けなくて
悲しくて
寂しくて

でもこれ程に泣ける自分は

照れてしまうくらいに

君のことを好きだったのだと気付いた

君の笑顔を思い出すと

愛しい気持で一杯になるから

君を責められないよ

私は本当に

君に恋しているから

2008/05/13 (Tue)

[75] 
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自分でも分からない
奥深くに隠れている
感情を

人には言えなくて

文字でさえ上手く書けなかった

他人を恐れていた

自分に恐れていた

だから綺麗に化粧をして

誤魔化した

自分が分からなかった

露なんて嫌だと思った

2003/07/17 (Thu)

[76] 親友
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半分くらい嘘でできた安定剤は
飲まないよりは全然良い

子供の頃から
自分が掴めなくて
愛を掴めなくて

そんな日々
そんな曖昧さの中
誰かの一番じゃなきゃ嫌で
求め続けてた

分かったんだ




今は君の一番じゃなくて良い

君が気付かせてくれたから

君の優しさに気付いたとき

みんなの優しさを思い出せたから


ただ淋しかっただけなんだ

今はただ君を好きなんだ

2008/05/13 (Tue)

[82] エンドレス
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どうしてだろう

最後に行き着く場所は

君なんだ



一番大切な気持は


一番複雑な考えは


難しい迷路を辿って


結局は暖かい何かに変わってしまい


君に巡り合ってしまう


君を大切に思ってしまう


だから君を忘れられない

2006/09/17 (Sun)

[83] 不燃物
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後悔なんて言葉は好きじゃないけど

その二文字を書いた紙をそこへ貼り付けて

処理できなかった故障品のように扱いたくない

そのキモチも煌きも

まだずっと輝いていて

廃棄物の中で

あまりにも輝いていて

2004/07/17 (Sat)

[87] ワレナイイシ
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若かった頃が終ったって

水のように純粋でいてやる

歯をくいしばって泣けるくらいに

誰かを好きになること

簡単には味わえないかもしれないよね

忘れられなくたって

不幸せなんかじゃないんだよね

だから絶対に汚れるもんか

もう間違えないよ

悲しくたって

耐えてやる

それが私の素直だから

ぐしゃぐしゃになって

絞りだした涙は

何物にも変えられないでしょう

それってダイアモンドに似てるなって

ふと思ったのよ

2004/10/04 (Mon)
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