僕の一体何が分かるっていうの？


痛みや悲しみなんて
自分にしか計れない

やけに明日が来るのが怖い時、
眠りに就く事さえ怖くなる

明日なんて二度と来なくていいのに

本当は泣きたかったんだ
自然と涙溢れたから

どうして辛く悲しい時だけ "世界"が狭く感じるのだろう


まるで自分だけが辛い状況に置かれているみたいに

どんなに現実を嘆いても必ず明日は来る


それは[今]を
生きている者のみに与えられる素晴らしきこと



だから上を向いて歩いて行こう

感情くらいある

ロボットなんかぢゃないから


裏表くらいある
人間だから


あなたが見ている私だけが 本当だと思わないでいて

ねぇ 何も恐れる事はないよ


だって　いつだって僕等　そうやって
乗り越えてきたぢゃない

たった一言で
涙した事がある

ただ一言に救われた事がある


言葉って時に無力で
時に人と人を繋ぐ
大事な糸なんだ

孤独に覆われた心


側に居てほしい時には

いつも誰も側にいないんだ

言葉に出来ないもどかしさ抱えながら



結局は君に何も伝えられなかった


そんな自分が一番もどかしい

繋いだ手を離したら


もう元には戻れないよ