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未知の部屋  〜 新着順表示 〜


[313] KILLERS
詩人:未知 [投票][編集]

必要な物が既に
この手の中にあるとしても
先刻までの平穏を蹴って
走らせる夢よ、孤独な愛よ。

虚飾だらけに飾り立てた今を
打ち砕く君の尖った生き方

例えば信じるもの全て
正しくは無かったとしても
それで好い、だって胸の奥には

素材が全部揃っていて
自分次第で如何にでもなる
呼吸だって、きっとすぐに楽になる

2015/03/23 (Mon)

[312] メロウ
詩人:未知 [投票][編集]

明けない夜はないとか 
止まない雨はないとか
すりきれそうなフレーズが
慰めてくれたのは過去のこと

生きてるあいだに空が
明ける気がしなくって
死んだその瞬間に素直な
朝を受け容れられそうで

生きてるあいだに雨なんか
止みそうになくって
死んだその瞬間にやっとすべてが
晴れるのかもしれない

期待して泣いた日は
遠い遠い過去のこと
僕はすっかりダメな大人に
心底嫌っていた
あの大人の一部に
成ってしまっている

くだらない考えばかり
横切っては自爆する
そのたびに目が合う
ずっとうんざりしている

僕らの未来は尊いと
誰かは言ったはずなのに

2015/03/23 (Mon)

[311] stuck in here now
詩人:未知 [投票][編集]

ありのまま、はとても怖かった
いつもとにかく不安だった
目には見えない心や思考
けれどそこで芽生えた種は
確かに少しずつ大きくなって
やがて体まで蝕んでいって
目に映る悩みや困難として
その現実が僕の前に立ち塞がった

2015/03/23 (Mon)

[310] ひそやかな願望
詩人:未知 [投票][編集]

「孤独になんか摑まらない」

思えばそれが
彼のさいごの言葉だった。

あの空の向こうに
答えがあるとして、、、

いまそれを知りたいと
思うのも
自然なことだよ


ここに抱いた想いは
向かい風にあおられて

溶けて溶けて
すべてが
形も残らずに消えて

生きつづける者の
ささいな感傷

ひそやかな願望

その先のことは誰にも
分からないけれど、、、


もし次に逢うときには
正しさよりも

自分のらしさに
頷けるような
正直者でありたい

心に素直な
ままで居るのは

そんなに
むずかしいことでは
ないかもしれない


思いを遂げて
いのちを遂げて

確かなものに
そっと気づけたなら

来世できっと結ばれるように、、、

なにも言わずここで
また抱きしめてほしい

2015/03/22 (Sun)

[309] わからない
詩人:未知 [投票][編集]

死に様ばっかり考えて
肝心の生き方がわかんない

どうしたい?

...どうかしたい。

降る雨の中で孤独を視たよ





2015/03/22 (Sun)

[308] indescribable
詩人:未知 [投票][編集]



さっきまで、あんなに見開いて
何だって出来そうな気分に浸って

すべて思い通りに行きそうな

そんな予感さえ、感じてた。


無敵な明日を夢見て、満ち足りて
けれど何処へも行けなくて

欠けてゆく。


結局無力で...私には何の価値もないと。

あなたが「要らない」と
突き返す悪夢に

こんなにも酷く怯えてる
否定される日を怖れてる


眼(まなこ)のなかに揺れる虚構よ

波風立たない静かな物語

それでも心はこんなにササクレて
いつも乱れて、落ち着かないよ


涙をどれだけ溢しても
七色の虹なんて...出やしない

演じ切れないすべては
ここでの大人たちのたくらみ


後生だからどうか、放っておいて。
私の命は私のもの

冷たい空に鍵を投げた

片方の糸が切れて...迷子になった

2015/03/21 (Sat)

[307] ねじまきハート
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潜ったままで息を止めて

思い出を消して
心まで溶かして

現実はシビアな
人類共有空間。

本当に見たいのは
唯の醒めない夢だから

ピンクに変わる
夕暮れの空、見届けながら。

ふたりは逆光を
背にして手をつないだ

いまがすべて
今だけが、すべて。

もう一度ねじを巻けば

悲しみも喜びも
すべての味を
きっとまるごと忘れられる

2015/03/21 (Sat)

[306] ENISHI -縁-
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背負いきれないんだ
あなたの痛みも
わたしの孤独も
世界の嘘も

ありきたりな言葉で
汚された空と
相反する今日
平穏無事な日

勇んだままで
いっそ死にたいや
ここで途切れる
回線のように

諸々の感情と回答
秘めた伏線の中で
また手繰り寄せては
仕向ける罰

森羅万象
超常現象
あらゆるすべての
幻想妄想

何処にいたって
誰に成ったって
取り巻くもの一つ
永遠など有りはしないよ

2015/03/21 (Sat)

[305] イミテーション・ゴールド
詩人:未知 [投票][編集]

ひかり輝いている
みんなの背中
眩しいねとてもまぶしいよ

理想と現実は
いつも追いかけっこ。
涙はすぐに心から溢れだす

そばにいて憂鬱を
吹きとばすよな笑顔で

きみだけが頼り
夢の先へつれていって
おねがいよ

ひたすらに不安
拭ってみるけど
想いはとめどない
祈りは果てしない

言葉とイマが裏腹な
そんな夜は誰かの
温もりにすがりたいだけ

そばにきて現実を
忘れさせるよな眼差しで

きみだけが光
夢のつづき思いださせて
おねがいよ

あの月に架ける
橋をイメージしてた
鎧のような罪をまとい
後悔を背負うけれど

きみがそばにいてくれるなら
すこし強くなれるかも
しれないって
本気で思ってるよ

手を伸ばしたら
触れるかな
ときめきが壊れる前に

いとまもなく涙は
また明日ごと濡らして
その決心を鈍らせてしまうから

2015/03/21 (Sat)

[304] Tonight
詩人:未知 [投票][編集]

どうしてこんなにも
夜は魔力を持つんだろ

大胆になったり、無敵になれたり
恥ずかしげもなく
気障な言葉を並べたり

何でもできるようなの
どこへでも行けそうなの
空に舞い上がったあとで
その気にさせておいて

でも、やさしいばかりじゃ
ないと知らせる
夜は一瞬の隙を突いて...
ひとは、憂鬱に、落ちる

とにかく感傷的になったり
涙が溢れたり
不安に憑りつかれたり

そう。色々な夜があるね。
色々な夜が、巡るの。

今夜もすべての心が
影に包まれたら
月も星もない部屋に
しじまが流れたら

ねぇどんな気分?
どんなことを考える?
どんなひとを想うの?

明日は、何をする?

孤独も苛立ちも
幸福もひらめきも
めぐりめぐるもの
きっと、目まぐるしく変わるもの

だからわたしは今も夜を愛する

その宵闇の中には
やっぱりなにかが
潜んでいるような

未知そのもののような
そんな気がして

2015/03/19 (Thu)
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