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山姫の部屋  〜 投稿順表示 〜


[201] 習作
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その毒が中枢を巡り
相反する二つの世界の境界は消えて
終いには病になり果てた

社会的に「シ」に至るこれの名は「***」だろう
いつか私はこれを笑えるだろうか

心象内の絵から一部を削り
混淆する空想を何度も現実に似せて
仕上には言葉で綴られた

私なりの「シ」に似たるそれの名を「***」と呼ぼう
いつか誰かはこれで笑ってくれるだろうか

常識に囚われる人よ
どうぞ「シ」人の言葉を笑いたまえ

常識に打ちひしがれる人よ
どうか「シ」人の言葉で救われ給え

2012/05/04 (Fri)

[202] ZOO (14) クジャク
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俺たちって
見た目はそんなに綺麗じゃないかもしれないが
広げれば俺たちには立派な尾羽がついてる

あんただって
今は少し自信がないかもしれないが
気が付いてない立派な何かがある


だからさ
縮こまってないで胸を張んな!!

俺たちが意外に飛べるみたいに
やってみたら意外とできるから

2012/05/04 (Fri)

[203] I'm Close to you
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小さな頃から感じてた
暖かいあなたの気配

私を一人にしないでくれた
優しい雰囲気

いつからか私は大人と呼ばれ
忙しい中 あなたに会える機会も薄れ

気づけばあなたは心の奥底


元気でいてくれてますか
見ていてくれていますか

たまには聞かせてくれませんか
安心感をくれる あなたの口癖

「大丈夫、あなたのそばにいるよ」

2012/05/16 (Wed)

[204] レシピ
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まずはイメージをふるいにかける
変に固まった先入観が崩れてサラサラになるように

その間に湯せんで感情を溶かす
冷たいままだと上手くできるものも失敗するから注意

二つを心に入れたらさっくりと混ぜ合わせる
あんまり考えて混ぜすぎると
返って出来上がりが失敗するので気楽にきらくに…

心の中で次第に固まってきたら一旦冷蔵庫に
深呼吸させる事でしっかりした形にさせやすく

余分な熱がなくなったら取り出して形作り
気取らず気張らず自分の想いを形にする事

形ができたらゆっくり焼き上げ
余計な水分(涙)も不安も 次第に元気なキツネ色

最後は仕上げ
そのままの素朴なプレーンでも
色でデコレーションしても魅力的な

自分だけの作品の出来上がり


自分を元気づけるためでも
だれかに想いを伝えるでも良しな

そんな手作りのサクサクかし
略して「さくし(作詩)」…



なぁんて・・・

2012/05/23 (Wed)

[205] 五月雨音(on)
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皐月の雨 しとしと
流れる時間 relaxation

静かに流れる時 さらさら
悩み続けるのは arolition

雨どい伝う音 タタンタン
自然のリズム appreciation

雨上がりの気持ち しゃらしゃら
洗い流されて気づく affection

七色の空 きらきら
今なら言える confession

2012/05/23 (Wed)

[206] にじ
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一事にひたすら悩む時
惨事ばかりの世界に落ち込む時

そんな時 にじを見る

にじはとても綺麗で
きらきらと明るくて

いつも私を励ましてくれる

よし もう少しやってみよう
よし 今から頑張ってみよう


にじには届かないけど
賛辞には届くかもだから…


2012/05/27 (Sun)

[207] エメラルドグリーン
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子供みたいないたずらっぽい笑顔
好きなものをキラキラ見る瞳

パワフルで天真爛漫な君は
まるで新緑の風のように
私に元気と笑顔をくれるね

落ち込む時も
嬉しい時も

すぐそこに小さな君
私よりも小さくて
誰よりも大きな君の存在


私を振り回すところも
私に見せる弱さも

全部全部ひっくるめて
君のことが 大好きだよ

2012/05/28 (Mon)

[208] インソムニア
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今日という日も終わりを告げ
人々の活動も休息を迎える中

私は舞台に残り
一人物思いに耽る

私はいつまでここにいるのだろう
あの人は今、どうしているだろう

月と星は夢を運ぶと言うが
あの人も夢を見ているのだろうか
幸せな夢を見ているだろうか


私も夢を見れるだろうか
いつになったら見られるだろうか


紡ぐ言葉を聞く者はない中で
誰もいない舞台に残り続ける
インソムニアの夜は終わらない

2012/05/30 (Wed)

[209] 詩人の詩(うた)
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私の言葉はどこまで届くのだろう
私の言葉は誰に届くのだろう

いつも綴った言葉達は
私の感情であり
私の幻想であり
私の現実(リアル)だ

受け取った人はどう思ったのだろう
届いた言葉はどう残ったのだろう

それはわからないけれど
私はまた、言葉に向かいあう


無理に考えなくてもいいかもしれない

私の言葉は 届いた時に
もう誰かの言葉になってるのだから…

2012/06/26 (Tue)

[210] 三つ葉
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いつも一緒の僕と二人
何をするにも一緒だったけど
僕は気づいてた

僕はあの子が好きで
あいつもあの子が好きだった

傷つくのが怖いから
失うことが怖いから

僕は自分を偽った


どうかどうか幸せに…
僕の流した涙の分まで幸せに…

2012/06/28 (Thu)
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