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カィの部屋  〜 投稿順表示 〜


[271] シーラカンス
詩人:カィ [投票][編集]

命名!
シーラカンス。
君は君のままで
ずっとずっと
変わらずにいて。


太陽がのぼる前に早くキスして
急かす君がかわいくて
焦らすように唇をかねる

泣いてるの?
泣いてなんかないよ。

このままじゃ息ができない

あいたい会いたい
想いがどんなにつのっても
伝えなきゃ伝わらないのに


光だと思ってた
あったかくて
優しくて
包み込んでくれる

消えないように必死で守ってたんだ
笑顔とか
ぬくもりとか
空気が
ずっとずっと変わらずに好きでいられるように

シーラカンス

君は困った顔で笑うけど
これ以上キレイになられたら
恥ずかしくなりそうだから

君は君のままで
ずっとずっと
変わらずにいて?

2015/09/15 (Tue)

[272] 愛すべき矛盾だらけの世界
詩人:カィ [投票][編集]

そばにいるよボクならきっと


友達の話なんだけどねーって
ベタな恋愛相談。

やっぱり

そう言って欲しかったなー。

なんて都合よすぎかな?

何も言わなくていいから
そばにいてくれる

って究極の愛だよねー。

なんて、一歩間違えば何考えてるかわからない人だ。

今は顔も見たくないってほど嫌いって思っても
そばにいてくれたらって願ってしまう。

怒りって曖昧。

2人で観た映画の話とかあの夏の花火とか
思い出してた。

全然違うところで泣いて

ずっと夏が終わらなければいいと
たぶん同じこと願ってた。

さよならしなきゃ

せめて笑顔のままで

愛すべき矛盾だらけの世界

君があの人みたいに
そばにいるよって言ってくれたら

少しは好きになれたのにな。



2015.9.25

2015/10/01 (Thu)

[273] 海が好き。
詩人:カィ [投票][編集]

青い空が好き
打ち寄せる波の音が好き
しゃらしゃらいう砂が好き
匂いが好き
吸い込む空気が好き

海に行くまでの距離も
ステレオから流れる音楽も
走り出したくなる胸の高鳴りも

メールの返信にハートマークが増えるのも
きっときっと
海のせい。

好きがドキドキを加速させる

そばにいるよ!
ずっと一緒だよ!!

言葉にすると恥ずかしいことも
平気で言えちゃう君だから

そっとね?
そのおしゃべりな唇を塞いでしまいたくなるんだ

君が言って欲しい言葉はわかってる
でも、恥ずかしいからって
手をつないで笑うだけじゃ伝わらないのかな

ずっと一緒にいたいって僕も思ってる。

海が好き。

君が好き。

2015/10/06 (Tue)

[274] 抱きしめて
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甘えたらあなた優しくしてくれるんでしょう?

でもねそのニセモノの優しさは

私を寂しくさせるだけ

気まぐれに愛して

ずっとずっと続かなくたって

今があればそれでいいよ

困ったように笑う

どうしてだろう

多くを求めなくなってしまった

全部が無理なら1つだけ

過去も未来もいらないから

今だけ

あと5分だけこうしてて。

2015/10/12 (Mon)

[275] キンモクセイ
詩人:カィ [投票][編集]

あなたの中に入って行って

奥の奥で迷子になる

もう2度と戻れないくらい

奥までいって
繋がって一つになりたい

深い深い海の中にいるみたい

呼吸を止めて

心臓がドキドキしてる

くっついて窓の外を見ていた
あなたの視線の先が
流れる雲を見ていた
秋の空は気まぐれで

好きがゆっくりと愛しいになった

絶対とか約束とか
信じてなかった

けど、
あなたの声が私の名前を呼ぶ時

深い海の底から這い上がった時みたいに
気持ちいいと思ったんだ

窓の外から金木犀の香りがした

好き

あなたの視線を独り占めしたくて

いう予定じゃなかった言葉まで滑り落ちる

好き

きっと金木犀の甘い匂いに
麻痺しちゃってる

好き。あなたが好き。

2015/10/15 (Thu)

[276] サイン
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触れたくて
触れてほしくて

素直になりたくて
素直になれない

抱きしめたくて
ぎゅってしてほしいのに

恥ずかしいっていう矛盾に勝てなくて
怒ってるの?
とか、聞いてくるから
ちーがーうーってなっちゃうの

繋いだ手を握り返したら
ギュってしてほしいサインとか
決めたらいいかな?

じゃぁウインクしたらキスして
とかがいいな

逆に恥ずかしくて出来ない気もするけど

2人だけの内緒のサイン

考えながら歩く秋の道

2015/11/17 (Tue)

[277] きっと。
詩人:カィ [投票][編集]

あの日泣きじゃくる私に
ただただごめんねを繰り返す君を
今でも時々思い出す。

きっと

許せないと口では語りながら
心のどこかで許せるポイントを探していたんだと思う。

それは、年単位で時間が経過した今になっても。

むしろ、今になったから
許せそうな気がするのだ。

とは、いえ
よりを戻したいと言われても

きっと

無理だと答えるだろう

愛しいと感じる思い出も
もう今とはつながってないのだから

私が変わってしまったように
彼もきっと変わってしまう

お互いが離れていても
懐かしく思い出し、幸せを願える関係でいれば
今はそれで充分。

2015/12/18 (Fri)

[278] 雪が降ればいいのに。
詩人:カィ [投票][編集]

雪が降ればいいのに。

こんなに寒いのに

雪が降らないなんて

こんなに冷たいのに

君がいないなんて

雪が降ればいいのに。

2015/12/26 (Sat)

[279] かいちゃんはマカロンが好き。
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君のこと

好きだなんてもう
言えないから

会いたい

さみしい

ぐるぐるループする言葉たち

好きが嫌いになって

それでも抱きしめようとした

背中合わせじゃなきゃ

もう顔も見たくない

甘いわたしには

スパイスが必要

泣けばほら、済むと思ってる。

終わりなんてない

無限ループへようこそ

かいちゃんはマカロンが好き

甘い甘いマカロンが好き。

2016/01/12 (Tue)

[280] 雪が降る日に。
詩人:カィ [投票][編集]

素直になれない僕が
君にメールするきっかけ

今年も冬がはじまったね

雪が降ってるから
コタツから出れない僕を

雪が降ってるから
一緒に散歩しようって
君の冷たい手が愛しかった

忘れてた
あの頃を思い出せそうな気がするんだ。


雪が降る日に

僕は君のこと思い出してぎゅーってなってる。

2016/01/21 (Thu)
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