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さきネコの部屋  〜 新着順表示 〜


[8] 夢色の蝶
詩人:さきネコ [投票][編集]

不思議な香りに満ちた
永遠の花畑の中
1匹の 夢色の蝶が
そっと 舞い降りた

めぐり めぐる 季節の中で
夢色に染められた蝶は
遠く 深い 大空に向かって
大きく はばたくんだ
時が蝶を 静かに包み
流れ行く風に 身を乗せて
めざす空は はるかかなたに

人々の 心の中ではばたけ
七色よりも 美しい蝶よ
きれいな夢 そう その中に
夢色の蝶は 生きている

2006/02/25 (Sat)

[7] 鳥たち
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はばたく鳥たち どこへ向かう?
夢へ向かうか 空へ向かう?
何もわからず ひたすらはばたく
鳥たちの瞳には 何がうつる?

美しい港の上空で
波のしぶきの音を聞き
見すえる先は 海の果て
鳥たちは心に 何を想う?

鳥たちには見えた はるか未来が
鳥たちは願っていた 永遠の平和を
そして、鳥たちは向かった・・・
希望のあふれる 明日へと・・・

2006/03/30 (Thu)

[6] ブルー・ローズ
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永遠に失われぬ 命を持つ
幻の花 ブルー・ローズ
魔法の力を 授けられた
伝説のバラ

風という神の元
選ばれた美しい 大草原に
ブルー・ローズは たった1輪
静かに 花を開く・・・

揺れるたびに こぼれ落ちる光
そのきらめきは 人々に希望を与える
神秘のバラは 幸せの源なのだろうか
ブルー・ローズは 何も答えてはくれない

不死であったはずの ブルー・ローズ
しかし その力によって
未来の最後を悟ったときには
スッと花びらを ちらすのだった

2006/02/25 (Sat)

[5] 消えた記憶
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私の心はからっぽだった
まるで大きな霧に包まれたように
透明さえもなつかしく思えた
夜空にとてつもない感動を覚えた

見るものすべてが初めてだった
聞くことすべてが初めてだった
私は 今生まれたわけじゃないのに
私は 何も知らなかった

いつのまにか 流れていた時の中でも
得られたものが あったかのように
太陽はとても明るいと感じ
風はとても気持ちよかった

ある日「今」が変わってしまった
夢じゃなかった 私はいなかった
今日までの経験はどこへ行ってしまったのだろう
私の心はからっぽだった

2006/02/25 (Sat)

[4] 真の自由とは
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そう 私の知っていた自由は
ハリボテのようなものだった
表だけの 本物じゃない
私は自由を 知らなかったんだ

空を飛び交う鳥の姿に
自由を照らし合せてたけど
真実を知らぬ者だけが見る
淡い夢だったように想う

いくら求め続けても
私は自由など 手にできない
すべては 神の定めた
スケジュールに従っているだけ

今日も私は 自由と言う言葉の意味を考える
それだけしかできない 無力な私

2006/02/25 (Sat)

[3] 霧のカーテン
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冬の桜の 並木道に
霧がそっと たちこめる
森でもなく 異世界でもなく
ただ 私の通り道に

大きな1つの雲が
地上に降りてきたかのように
まるで不思議な カーテンのように
向こうまでずっと まっしろで・・・

霧がかかるといつもと違う
私の知らない 町が見えた

2006/02/27 (Mon)

[2] 時の船
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風がゆっくりと 運ぶ船

行き先は無く 空を行く

乗るものは 皆 深い悩みを持つもの

未来を絶望と感じる者


偽りの ニセモノの未来を

人々に見せ 見ることのできた笑顔も

すべて本物じゃないんだ

だから この船があるのだろう


たくさんの時間 惜しみなく使い

皆それぞれの未来を見せる

事実を知って 道は変わるが


その動きもまた わからない

2007/03/24 (Sat)

[1] 私色の星
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元気に輝く 金の星
静かに輝く 銀の星
私のなりたいのは どちらでもなく
私だけの 私色の星

七色の星にも 憧れるけど
いろんな星を見て うらやましくもなるけど
私の星は たった1つしかないんだから
すっごく大切な 最高の宝石

宇宙は広く 空も広く
その中でそっと 光を放つ私たちは
恐れという 感情をもこえて
夢に向かって 走ろうとする

未来に向かって 走ろうとする

2006/02/27 (Mon)
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