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EASYの部屋  〜 新着順表示 〜


[1322] 問い
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すべての記憶を
失ったとしよう

どんな風だろうか?


自分は消える?

消えない
それは、そこにいる

何かが変わる?

変わらない
それは、そこにある

何が起こる?

全ては、起こる
それは、今までと

何ら変わらない



ただ、その問いが
ないだけだ

2018/04/28 (Sat)

[1321] 月下の雲
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疲れた全てを抱えてながら
月を見上げると

流れる雲に隠されて
幻想的に見える


月から見ればこの僕も
流れる雲に隠されて

きっと幻想的に
見えているのだろう


それが何なのかを知るために
雲は流れていて

愛のある夢は、その為に
記憶には残らない


月明かりに照らされて
雲が流れていく様に

僕たちは流されながら
愛に照らされる


それを教える為に
月下の雲は

今日も何となく
流れているんだ

2018/04/27 (Fri)

[1320] 黒猫と僕
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仕事帰りに
いつも行くコンビニに

耳の切れた黒猫が
居座って居たので

僕はサラダチキンを
少しだけあげて

僕と黒猫の関係を
伺っていた


すると、その関係は

揚げ鳥をもうひとつ
追加しろと言うので

大した使い道のない金を
揚げ鳥に投資した


僕がいない間に
酒とピーナッツの入った袋を

その冷たい鼻で
かき分けていた

居なかったらどうしよう?

と言う
僕の不安とは、まるで逆に

君はフーッと
その口を鳴らせた


君の健康を考えて
衣以外のささみっぽい

食感の良さそうな
部分だけを取り分けて

君にあげてみた


君はもう一度だけ
入念深く

フーッと吹いた


君は僕に感謝してなさそうだ


そんなことはしなくていい
そんなことはやめてくれ

君は君らしく
フーッと

しておいてくれ


明日同じ時間に
この場所に居てくれたなら


次は唐揚げに
してみようか?


でも、きっと君は
明日はいない

これが最後かも知れないね


君は今日のことを
僕に感謝しない

するべきじゃない


感謝するのは
僕の方で

そんな時だけ
僕は嫌いな神様を


好きになるんだ

2018/04/26 (Thu)

[1319] クラクション
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信号無視をしてるのは
青い空が見えたから





2018/04/26 (Thu)

[1318] 不自由な自由
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そうなることじゃなく
そう思うことが

運命だ

2018/04/26 (Thu)

[1317] 思うこと
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僕たちは
わがままだ

心配をするくらいに


ずっと大切に
小さく温めているものの

儚さを
認めようとしないんだから


この花は明日枯れるよ

君みたいに美しくて
儚いから



泣くの?

そうだね、わかるよ



僕は思う


それが美しくなくて
何が美しいのかって

2018/04/25 (Wed)

[1316] 人間的な僕
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僕は基本的には
何も言わなくて

長い目で見れば
ほとんどのことは許す


変わり者だと言うのは

僕にとっては
誉め言葉だけど

君が望むなら
共感をしたりする


煙草を吸うのは
やめる理由がないだけで

飯を食うのは
時々腹が減るからだ


死ぬのが恐いと思うのに
いつか死ぬと思うのは

僕だってそれなりのことを
考えてるからだ



新入社員に
そんな話しをしないのは

僕にとっての常識は
一応あるからだ


沈む夕日に
君への想いを

重ねたりすることも
あったりするのに


君にそれを
伝えないのは


恥ずかしいのと
愛しいのを

足して2で割ったのよりも

ずっと深遠で

ずっと謎めいて

ずっと大切に

しておきたいからだ

2018/04/25 (Wed)

[1315] 
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っていうことは

人の役に立ちたい
そんな、希望に満ち溢れ

神は、神に就職した
っていうところかな?


これは、割とストレートな
皮肉だ


すると、神様は社長で
地球は、ブラック企業になる

家畜が作物を荒らすと
会社の儲けが減り

人間が住めないと
会社の存続が危ぶまれ

少し良い会社なら
社会全体のことも考えるけど

生命が住めないと
経済そのものの破綻を意味し

それは、自然破壊だと糾弾するのが
関の山だ


酸素がない星を
こっちの都合で

死の惑星だと
呼んでいるんだ


僕たちは
神様じゃないから

何が人の為になるのかなんて

分からない



でも本当は
神様は、社長じゃないから

倒産なんてしないし

酸素がないくらいで
死の惑星なんて呼ばないし

人の役に立とうなんて
思ったりもしない


もう、全て知ってるからだ



そんなことするのは
何も知らない

僕たちの方だ


僕たちが本当に
知ることが出来るのは

何も知らないことと


知っている様に見える
この世界さえ

愛の中にあることだけだ

2018/04/22 (Sun)

[1314] IQ
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君が自分を嫌いでも
一向に構わない


君を好きなのは
僕であり


君以外の何かなのだから

2018/04/21 (Sat)

[1313] 
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春になると
寒暖差が激しいので

着る服に迷う


朝は厚着でも
帰りは薄着だったりして

帰りの薄着が
寒かったりもする


それくらいのことで
失敗したと思うこともあれば

それくらいのこと
何でもないと思う時もある


君にどう思われてれるのか
気にする時もあれば

気にすること自体が
どうかしてるとも思う


死ぬ訳じゃないんだし
と言う決め台詞だって


生死に縛られてる
不自由だと思ったりするのに


ちっぽけな僕は
例えば君に

妬きもち何かを
妬いてみせたりもする

2018/04/21 (Sat)
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