僕はいつも
精一杯生きていると
言えるのだろうか

いつもなんとなく
生きているだけじゃ
ないだろうか

いつも時が流れるだけ
生きている理由なんて
考えずに

それでもいいじゃないか
それが僕なのだから
誰にもまねできないことがひとつあればいいじゃないか

わかっていないさ
すべてこの世界
わかっているのは
自分の無力さ

大丈夫　
強くなればいい
強くなるのは
難しいけれど

すべてを受け入れてみろ!!

そうすれば
アンバランスな世界で
自分という均衡が
とれるかもよ

この感情を恋と呼ぶのだろうか？

恋なんて全く知らなかった
初めて出会った16の夏

君を知りたい
一緒にいたい
触れていたい
唇さえも
体さえも

まだよくわからないのだけれど

君があたしを好きといって
あたしが君を好きだというと
胸があつくなる

この気持ちを愛と呼ぶのだろうか？

クラスでは地味に
部活では素で
家では我儘
そうなんです
私、かぶってますヨ

だってみんな決めつけてるんだもの
ちょっと騒ぐとキャラが違うとご指摘
癖は何だと思う？
舌打ちだよ

あなたの前で舌打ちしちゃった時は
さすがにヒヤッときたね

人をなめるのも
いいかげんにしてくれないか
アタシはアタシ
勝手にキャラ設定しないでくれない

キレる方は楽でいいよね
責めるだけでいいんだもん
怒りをおしとどめようともしないで
自我をまるだしにできる
相手の心境も考えずに責めることができる

偽善なんて言うなよ

君が決めることか？　この善が偽りかどうかは

自分にない良心や優しさを否定するな

余計に自分が虚しくなるぞ

好きだよ

大好き

君に触れていたい

もっと君を知りたい

だから

ずっとそばにいてくれる？

君がゆるしてくれるなら

ずっとそばにいてもいい？

手首を切って
生を絶って
死をむかえようとするのならば
ちゃんとやることやってからにしろ

ちゃんと生きてからにしろ

君が望むなら

悲しい時も
つらい時も
そうでない時でも

わたしでよければ
そばにいます

“大切なものはなくしてから気付く”

そんなのは屁理屈だ

そんなのはいいわけだ

本当に大切なものならば

なくしたりなんかしない

むしろ自分から手放すなんてありえない

それ程の覚悟をもって

君を大切な人と呼ぼう