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あしゅの部屋  〜 投稿順表示 〜


[46] 優しい嘘
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空へと一歩 踏み出した
君を彩る 反転した世界

眠る君に 触れた
指先から伝わる 氷の感覚


凍てついた 君の身体
凍てついた 僕の精神(ココロ)

針は 止まったまま
動くことすらできず
あの日 君だけを置いて
僕は老いていく

あの日
「またね」と笑って手を振った
君の強がり気付けなかった

最期に君がついた 優しい嘘
見抜けなかった 幼い僕

2009/03/12 (Thu)

[47] お願い
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声を 聞かせて
張り詰めた心溶かすような


その声を



笑顔を 見せて
絶望の淵に立っていても
歩き出す強さをくれる


その笑顔を

2009/03/31 (Tue)

[48] 浴槽
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呼吸を止めて
冷めた世界に身を委ね

欠落が怖かった
ただ、それだけ


終われることを期待した
浴槽の中 ぼやけた世界

水を求めた
干からびないように、枯れないように
温もり消えた
濡れた体は強張って行く


呼吸 止めれば
終われるかな 君の側で

忘れぬ程に 走馬灯は
最期まで 胸 締め付けるのね


2009/06/05 (Fri)

[49] 意味
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生きる意味がないと嘆くなら


ねぇ

僕の為に生きてよ




生きて欲しいと望む
大切な人達の為に歩いてよ



声に出して泣いていいから
迷って立ち止まっていいから
俯いて落ち込んでしまっていいから




君を好きな人達を
君の歩く道しるべにしてみてよ





ほら


あんがい、そんなに悪くないでしょ?

2009/06/07 (Sun)

[50] 無題
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ねぇ 鳴らない携帯
見つめて待つの

独りの明日 怖いから
君との繋がり 求めるの

よかったら なんて
曖昧な言葉で 繋ぎとめて
曖昧な関係 後悔覚えた


好きだよ 言えたなら
どんなに楽に なるのだろう
つかえては 飲み込むその言葉

拒絶が怖いから
心地良い今すらも
終わってしまうの 怖いから

2009/07/27 (Mon)

[51] 平等
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世界で唯一、与えられる平等は
生と死があること。だというのに

君はまだ不平に嘆いて
立ち止まっているの?

2009/08/13 (Thu)

[52] 君がいた世界
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春、目覚めの大地
新しい生命 優しい息吹
君は 未来を決める

夏、恵みの大地
青々と茂る草木 輝く太陽
君は 永遠の眠りにつく

秋、収穫の大地
紅く舞落ちる葉 寂しさ残す夕暮れ
君を 思い浮かべ泣く

冬、眠りの大地
吐き出す白い息 降り注ぐ雪華
君を 思い出に変える



やがて眠りにつく その時まで
君の分まで 笑って生きよう。


2009/08/31 (Mon)

[53] GOOD NIGHT
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おやすみ、おやすみ
良い夢を


触れる体温は温かく
指先だけ不釣り合いにひんやりと。



おやすみ、おやすみ
良い夢を


願わくば明日も、
君が笑顔でありますように。


2010/02/26 (Fri)

[54] 
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星降る夜に 君と手をつないで
幸せを願った
来年もまた 君と手をつないで
ここで願おう、と

叶わない夢と 知っていながら
冷たくなる君の手を 握りしめた
閉じないで、とじないで その瞼を
僕を映して 笑ってよ


その声を聞かせて 歌ってよ
君が綴った 最期の唄
変わらない愛を 誓う唄

2010/04/08 (Thu)

[55] しあわせ
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君が笑うから、僕も笑う
君が幸せだから、僕も幸せ

これから先のたくさんの事を
ずっとずっと一緒に 二人で

同じ気持ちで 笑っていたいよ

指輪やピアス
形での愛なんていらないから
君が居る 変わらない日常を
僕にちょうだい?


君にあったら抱きしめよう
そしてそっとキスをして
『だいすきだよ』

耳元でそっと囁いて

耳まで真っ赤の君を見て
また幸せをかみ締める

2010/04/21 (Wed)
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