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リリの部屋  〜 新着順表示 〜


[132] 雪かき
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仕事帰りの朝

誰も踏んでいない
積もった雪は
昨夜の寒さの余韻

膝まで
埋もれながら
我が家への階段を
目指す

これから仕事へと
向かうはずの
ここの住人達は
夢の中―

ならば道を
作りましょう
魔法のように

不細工な道を
見て
誰とも知らずに
歩いていく

真白な雪のように
眩しい笑顔で
良い1日を



そして
雪まみれの
ジーンズは
ストーブの前に―



2008/02/25 (Mon)

[131] くちづけ
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唇だけが
君を感じて
唇だけが
さよならに
気付いていた

ふたりは
微妙な距離が
不安に変わって
いつしか
手を
離していたんだ

子供だったね、と
笑うには少し
苦い思い出


何度も恋をして
誰かと
くちづけても
忘れられない君

今でも時々
逢いたくなるのは
唇に残った
君が優しいから―


2008/02/25 (Mon)

[130] 眩しいもの
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知らなかったよ



雪の世界が
こんなにも
真白で
眩しいなんて




アナタに
逢わなければ

ここに
来なければ

一生
知らなかった



そうしてアナタは
また
私に宝物を
与えてくれる









いちばんの宝物は
アナタだけどね―


2008/01/21 (Mon)

[129] 
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アナタを
想うたびに
躰は熱を帯びる


想いは塵となり
熱は魂となる




抱かれたら
どうなるのだろう―

2008/01/21 (Mon)

[128] 空間
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どんな言葉を
綴っても

此処に在るのは

















貴方への愛だけ―


2007/12/18 (Tue)

[127] 
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知ってる―
この温もり


だから
アナタと
手を繋ぐのが
好き


懐かしくて
安心をくれる



柔らかくて
溶かしてくれる



2007/12/18 (Tue)

[126] 初雪
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産声をあげて
思い出を
育んだ場所から
離れたのは
たったひとつの
愛を手に
入れたかったから


想像の中の
白い世界が
現実へと変わって
いつか
当たり前に
なっても


初雪の想い
貴方への愛
真白なままでと
今は
願うだけ


2007/12/18 (Tue)

[125] 欠片
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今も在るよ―
小さな
小さな欠片

貴方がくれた
言葉

心の真ん中で
キラキラ輝いてる

月日は確実に
あの日を
遠ざけるけど

この欠片は
どんなに
小さくなっても
けして消えない


貴方への想いと
共に―



2007/12/18 (Tue)

[124] 大切なのは―
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アナタが
大切だから
護るんじゃない

自身が
大切だから
護るんだ


アナタを失えば
この身は砕けて
塵となるだろう

だから護るんだ
だから護るんだ

2007/08/14 (Tue)

[123] 
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アナタを貫く
剣なら
持っている

それは同時に
ワタシを貫く


相手を責める
言葉は鋭い剣


ワタシにそれを
振りかざす資格が
有るのだろうか―


2007/08/14 (Tue)
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