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安曇の部屋  〜 投稿順表示 〜


[348] 空の下、今はひとり
詩人:安曇 [投票][編集]

青空は悲しくなるほど美しく

僕は悲しくなるほど
嘘つきだ。


さよなら、なんて

したくなった。


2009/05/17 (Sun)

[349] オモイデ
詩人:安曇 [投票][編集]

風がふいて

飛ばされそうな

恋だった。


淡い淡い恋だった。

2009/05/17 (Sun)

[350] アオ
詩人:安曇 [投票][編集]

空が凄く澄んでいる

薄く、綺麗な青が広がっていた

あの頃、友達とふざけあっていたあの土手は
どこかよそよそしかった。



あの頃は、すべてが私に近かった。

そして、すべてが私に遠かった。

壊れそうなつり橋を渡っているように、毎日が静かに揺れていた。

些細な風でも崩れてしまいそうな毎日を

必死にしがみ付いていた。




空が凄く澄んでいる。

薄く、綺麗な青が広がっていた。



ただ、それだけだったのに

凄く嬉しくて、なんだか喉の奥が熱かった


私の足元は、時々雨でぬかるむけれど
優しい道が続いていて

壊れかけのつり橋は

心の綺麗な箱に
丁寧にそっと隠しておきました。


薄く、綺麗な青の下

私は孤独ではないことを、堂々と言えるようになりました。



私は、幸せもんでした。



今も、そのつり橋の時も

2009/05/21 (Thu)

[351] 
詩人:安曇 [投票][編集]

小さい花が揺れたから、今日はきっと優しい日。

柔らかい風がなんだか不思議に体を軽くして
心もほぐしてくれる。

そんな些細なことでいい。

些細な事を笑顔で語れる
あなたの凄さを気づけた時

私も近づけるかな。

2009/05/21 (Thu)

[352] 
詩人:安曇 [投票][編集]

どこかに行きたいと、小さく呟いた

あの頃の私が時々、慰める


大丈夫、あなたは
結構幸せだ

一人だといってる、けれど

いつも誰かいた


気づかないだけで、誰かが誰かの
心配をしてる

そんなものでしょう。


誰かのことを思って、あなたが泣いたなら
いつか、誰かがあなたを思って泣くでしょう。


簡単じゃないよ、なにも
難しいは悪くないでしょう。

悲しい事だって、大変な事だって
いつかあなたの力に変わるから


キレイゴトだと笑ってもいいよ

だけど、強がりは時々でいいから



大丈夫、大丈夫と

魔法の言葉繰り返し

本当に大丈夫になるもんだ。



なるもんだ。

2009/05/21 (Thu)

[353] コイ
詩人:安曇 [投票][編集]

汗ばんでるのに、冷たい指先
緊張してるんだ。



いつもより、

少しだけオシャレして
少しだけ静かで
少しだけドキドキして
少しだけ逃げたくて
少しだけ期待して

沢山の不安に飲み込まれそうになってる。



あなたの声を聞きながら、頭は真っ白で

少しだけ戸惑っている私の右手
少しだけ照れているあなたの左手


少しだけ震えているのは、どっちなの?

どっちでもいいや。

もう少しだけ、繋いでいたい。

2009/05/24 (Sun)

[354] 青と風とあなたと私
詩人:安曇 [投票][編集]

青と風とあなたと私

ただそれだけが、とても嬉しい

涙流し、心砕いた
二人の道を歩いてきたから


コーヒーと少しのタバコの香り
あなたの香りは、私に優しくなじむんだ

ずっと、仲良しってわけではなかったね
やっぱり違いはあるよ

出会うまでは知らない人だったから


たくさん言い合って、
たくさん涙ながした

たくさん喧嘩して
たくさん仲直りした


二人の道、続いてく道
私たちは歩くから

どんなに道が大変でも
手を繋いで歩こうね。


青と風とあなたと私
ただそれだけで、とても幸せ

壊して、直して二人の絆
きっとこれからも続いていくね

長い道のりだけどずっと
飽きることなどないでしょう。



青と風とあなたとわたし
ただそれだけで、二人は笑顔。

2009/05/25 (Mon)

[355] はなれた日
詩人:安曇 [投票][編集]

ありがとう、のかわりに
君が好きな華を
二人で選んだ机にそっと飾って出てきました。


今日の風はとてもぬるく、もう夏に飲み込まれています。

熱がりな君だから、薄着で寝て風邪ひかないか心配です。


さよなら、なんて言いたくない
だから言うありがとう
この華にこめて。

2009/05/25 (Mon)

[356] 雨の日
詩人:安曇 [投票][編集]

雨が降って、にじんだ顔が

僕をゆっくり飲み込むんだ。


雨の日は、思い出すから嫌い。

雨の日は、探してしまうから嫌い。

雨の日は、君がいないから嫌い。


あの日も雨だった。

とても、寒いよ。


夏なのにだよ、重症でしょう。

2009/05/25 (Mon)

[357] ピアノ
詩人:安曇 [投票][編集]

ピアノを弾いた。

音がなって、涙も出てきた。


なんで、私の前でピアノなんて弾いたの?


あの時の曲が流れるたんびに
ピアノを見るたんびに
ピアノの音を聞くたんびに

思い出しちゃうじゃないか。


優しいまんま消えたくせに



今も、会いたくてしょうがないじゃないか


ピアノに八つ当たりしても
しょうがないけどさ。

2009/05/25 (Mon)
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