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安曇の部屋  〜 新着順表示 〜


[67] 告白
詩人:安曇 [投票][編集]

好き。
って風が囁く

好き。
って水が泣いてる

好き。
って雲が微笑む

好き。
って空が優しくひかる

全部の好きが
僕の背中を押している


嗚呼、夕焼けに染まった
君の髪さえ愛しい



ねえ、実はね…。

2005/08/09 (Tue)

[66] 青春ドリフ
詩人:安曇 [投票][編集]

ばばんば
ばんばんばん

泣くんじゃないよ


ばばんば
ばんばんばん

鼻水出てるぞ!


ばばんば
ばんばんばん

不細工になってるぞ


ばばんば
ばんばんばん

笑い飛ばせ!


良い風だ
良い雲だ

今日の夕日は
真ん丸でかい


ばばんば
ばんばんばん

ありがと


ばばんば
ばんばんばん

笑ってくれて


ばばんば
ばんばんばん

ありがと


ばばんば
ばんばんばん

じゃあな!

2005/08/07 (Sun)

[65] 
詩人:安曇 [投票][編集]

優しすぎる小さき君が
心を閉じた僕の重い鎧を
溶かしてくれた

――僕は弱虫で…

傷つくのが恐いから
裏切られるのが恐いから
君がいなくなるのが恐いから

重い鎧をつけて
見えない壁を作って
自分を守っていた

――ただの弱虫

君は
優しい光を放ち
心を動かす力を持つ

でも
優しすぎて
真っすぐすぎて

傷つくことも人より多く
裏切られることも
人より多い

誰よりも優しい君は
誰よりも強くて
誰よりも泣き虫なんだ


重い鎧が溶かされて
弱虫の僕が現われた

誰にも見せられない
弱くて、小さくて、泣き虫な僕

恐る恐る君を見ると
君は涙目で
笑ってくれた

ギチギチの心に
君の光が
広がって

僕は
弱虫の僕を
抱きしめることができた


優しすぎる小さき君が
隣にいてくれるから
僕は重い鎧がいらなくなったんだ

優しすぎる小さき君に
僕は何もできないけれど
小さなその手を離しはしないから


君も僕も
独りじゃないんだ。

2005/08/09 (Tue)

[64] 暴走女
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暗闇に弱さ一つ
あなたへの想い膨れだし
抱えきれない切ない想い
真っすぐ続く夜の道
一人走りだす


ぼんやりヒカルは
信号の色
色が消え
黒いフィルター越し
胸が締めつけられて


暗闇に弱さ一つ
あなたへの想い膨れだし
重くなった心を
夜の道に捨てために
一人走りだす

2005/08/04 (Thu)

[63] 花火
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加薬の匂いのする風に
僕は切なく空を見た


色がなくなった夜に茫然と立ち尽くし
流れてくる曲に胸を掴まれた

こんなにも静かな夜は
誰もいないような淋しさに襲われる

知ってしまった安心感
前よりも大きな淋しさに


――面白い空が
滲んでぼやけていく

鮮やかな花火も君が隣にいないなら
切なくなるだけのもの。

賑やかな街
大勢の人も流れ流れて

僕はただ
空を見ながら立ち尽くす


――加薬の匂いのする風に

2005/07/31 (Sun)

[62] ドライブ
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一人だけの空間が
あんなにも心地よかったのに

今とても
君に逢いたい。

何をするわけではないけれどね
安心します。

他愛もない言葉が嬉しくて
他愛もない温度が嬉しくて

君の隣が嬉しくて
君の存在が嬉しくて

君を想い、切なくなったり
不安になったり泣きたくなったり

そんなことも、君を感じることが出来て
嬉しくなります。


一人だけの空間が
あんなにも心地よかったのに

今とても
君に逢いたい。

2005/07/29 (Fri)

[61] 三年ぶりの恋煩い
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あなたが良いと言った曲を聴きながら
一人、切なくなっています。

恋をするのは三年ぶり
もう、全てがわからない。
ただ
胸が痛みます。

ため息増えて不安も増えて
頭の中があなたに支配されています

何気ない仕草に

何気ない言葉に

何気ない笑顔に

私はいつも
反応してしまいます。

お願い
もう少しだけ、一緒にいさせて

次の約束のなくなる日が
恐いのです。

何でもいい
隣にいたいのです。



―三年ぶりの恋煩い―



あなたが良いと言った曲を聴きながら
一人、切なくなっています。

2005/07/29 (Fri)

[60] 小さな君
詩人:安曇 [投票][編集]

小さな心に秘密が一つ

ゆっくりゆっくり
痛んでく

小さな心に不安が一つ

ゆっくりゆっくり
支配され

小さな心に切なさ一つ

ゆっくりゆっくり
締めつけられる


恐くて仕方がない夜を
誰にも悟られないように

小さな君は
笑顔の仮面で隠してる

仮面の下で笑いながら泣きながら
必死にふざけ馬鹿になる


小さな心に叫びが一つ

誰かに
愛されたいだけだ


笑顔の仮面が悟られた
小さなあの子にも

秘かに期待をしている
何を?


小さなあの子は
震えながら泣きながら「好き」と言った

小さな君の
重くて苦しい仮面が割れた


小さな心に希望が一つ

ゆっくりゆっくり
癒されていた

2005/07/10 (Sun)

[59] 僕が僕でいれる理由
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いいよ。
泣きなよ


いいよ。
強がんなくても


いいよ。
愚痴言ったってさ


いいよ。
無理して笑わなくても


いいよ。
辛い時は頼っても




真っ赤な顔で
お酒飲みまくって
泣き続けるから
ブサい顔がより増した


僕の隣で君は
『いいよ。』って
優しさで包んでくれたから


今も
僕は僕です。

2005/06/15 (Wed)

[58] 別れの道
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君の笑顔が胸に刺さる
上手く笑えずにゆっくり歩く


優しい日差しが僕らを包む
君は僕の手を
いつもより強く握っていた


最後のデートだという事以外
何にも変わらない
優しい空気


お願い
いつもよりも少しだけ
時が過ぎるスピードを
ゆるめて下さい


お互い相手を思いやって
愛しい時間を過ごしていたね

初めて君に伝えるけど
君との日々がね

僕の心を
綺麗なものにしてくれたんだ


最後のデートだという事を
時計を見るたび思い出す
時間がたてばたつほど
握った手が愛しくて

君と同じ体温の右手を
離したくないよ


最後のデートは
別れの道を歩くこと

二人で決めた事なのに
踏み切り音が虚しく響く


もう少しだけ
踏み切り閉まっててくれないか?

駅に入ったら君の手を
離さなくちゃいけないから


改札の前、別れの時
つないだ手がそっと
離れていって

『またね』
と言った後ろ姿が
少しだけ震えて見えた



自分の無力を思い知らされた
幼き恋の唄

2005/06/13 (Mon)
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