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ゆにこの部屋  〜 投稿順表示 〜


[41] イマジナリーフレンド
詩人:ゆにこ [投票][編集]

何故だか窮地を好んで択ぶ
世界のすべてが断線したような朝
あれこれが他人事のように感じる
自分の感度が鈍いだけなのか?
さっき見た夢のリアルな感触と
いまこの現実での不自然な退屈
どちらが本当か迷ってしまうのは
ここから解き放たれたい理由があるから
頷くにはまだ諸々が足りないけど
もう少し繋げてみたいモノローグ
絶え間なく汚してくその喧騒と
ぼくだけが感じるやさしい宇宙

2015/06/07 (Sun)

[42] BAD END STORY
詩人:ゆにこ [投票][編集]

現実見ろよっていうけれど
みたいゲンジツなんて見当たらない
感情を置き去りにしてまた走り出す
これもゲームだとひたすら言い聞かす

2015/06/11 (Thu)

[43] 天使の梯子
詩人:ゆにこ [投票][編集]

ながい梯子の真ん中で
途方に暮れて
立ち尽くしてる

てっぺん目指すには
遠すぎて、高すぎる

もぉ疲れちゃった

だってほら見てよ
からだはあざだらけ
こころはきずだらけ

記憶の痛みは
かさぶたにはなんないよ
忘れても忘れても
忘れきれない

さみしい梯子の真ん中で
途方に暮れて
しゃがみこんでる

下までもどるには
遠すぎて、長すぎる

もぉわかんなくなった

このまま手を離せば
とべそうなのに
落ちていけるのに

薄暗い光りが
真実をほのめかして
わたしは蛾のように
吸い寄せられて

また暗闇のなかを
もがいて泣きわめく
そんな生き方でしか
自分を救えない

あの月に向かって
どこまでも伸びていく
でも信じる想いだけじゃ。

つらくて進めない!

天使の梯子は
どこに辿り着く?

いまは途方に暮れて
すこし迷ってる

2015/06/11 (Thu)

[44] 運命をまわせ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

流れる血液が教えてくれた
生きているから病みもするネ
自由の檻に閉じこもらないで
ここでのすべてはささいな運命

彼女がカノジョになった日や
カノジョが元カノになった日や
めぐりめぐるたくさんの嘘と真実
大切なコトは心に温めておこう

不意に笑顔が思い出させる
生きているからきっと治るヨ
自己否定でいまを肯定するの?
わたしのすべてがわたしの運命

2015/06/11 (Thu)

[45] あのときのきみへ
詩人:ゆにこ [投票][編集]


突然に強くはなれないけど
弱さを認める
勇気が持てた夜、

きみのおかげかもね

ありがとう

素直になれないから
心で叫んだ
伝わらないのに

意味ないのにね

きみが読んでくれたら
いいなと思いながら
この詩を書いた

そんなこと
あるわけないのにね


2015/06/11 (Thu)

[46] Ms. Nightmare
詩人:ゆにこ [投票][編集]

安っぽいかもだけど
言葉をつむぐよ
居ても立っても
いられないだけ

希望が知りたいの
信じることに
意味はあると
信じていたいの

可能性に賭けるわ
Next.満月の夜

途端に無言に
なったふたりの
これからの未来

すでにこんなに
下流のさなか
転がる先はどうせ
知れているから

だったらとことん
角を削るように
生きてる限り
もがきつづける

弱さを認める
勇気がほしいよ
開き直れるほど
強くなりたいよ

こんな今でも
ツラさを見せずに

心を痛めつける
あの悪夢...
ありのままを許す
そんなことがもし
できたなら

2015/06/11 (Thu)

[47] バタフライ
詩人:ゆにこ [投票][編集]

打ち立てた信念なんて
またすぐに揺らぐから
現在地まで見失い
なし崩し的に融けていく
どんなに上向きに
明るく考えてみたって
生きているから翳りもする
つづかない色々
良くも悪くも
好いことも好くないことも
天候に左右され
だからこそ今はあの波に
こわくても乗りに
いかなきゃならない
その瞬間までは
足掻きつづけなきゃだよ

2015/06/14 (Sun)

[48] 諸問題
詩人:ゆにこ [投票][編集]

聞きかじった伝聞
みたいな御託
並べたってどうにも
なりゃしないわ!

音信不通な世界のアレコレ。

理屈じゃなくて
本能だけで
走り出すには
十分なはずで

心見ることを
試みるけれど
願いは潰えて
また振り出しに戻された

潜在的に
狡猾的なの
本質的に
独裁的なの

貴方の声で
思いを届けて!
今日の愛情諸問題

2015/06/14 (Sun)

[49] キセルな二人
詩人:ゆにこ [投票][編集]


キセル乗車で
逢いにおいでよ
今なら見逃してあげるから

ひょいと飛び越えて
もしくは潜りぬけて
わたしを迎えにきてほしい

キセル乗車で
逢いにおいでよ
今ならママもいないから

鍵なんてないのよ
実はつねにオープン
わたしと踊り明かさない?

目にしみるのは
ミントの誘惑
愛なんてまだわからない

でもねすべては
今だけの特権
確かめるように囁き
わたしをそそのかす人...。

キセル乗車で
逢いにおいでよ
今なら何だってできるから

踏み外すために
道があるのよ
わたしはずっと待ってるよ

夜明けの手前は
月と星の密室
まぼろしが微笑んで
なんだか無性にセンチメンタル

いざなうその手を
信じさせてほしいの
怖れにも似たトキメキの中

三段抜かしで
階段を駆けあがる
見える世界がぐっっと変わる

逢いにおいでよ
ここへおいでよ
そうして明け方には
大人の二人

2015/06/14 (Sun)

[50] Ability's disability
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孤独を孤独と知らず
恥を恥とも思わず
罪悪感さえ感じない

強がりの鎧を纏って
無敵になれたと
感違いをしていた

そんな生き方をしていたよ



2015/06/14 (Sun)
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