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アジスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[41] 今という名の…
詩人:アジス [投票][編集]

午後7時
時計台の下で
僕は一人待ち惚け
 
流れる月日は
あまりにも早く
儚い想い出も
遠い彼方へと消えゆく…
 
だけど今このときだけは
確かに存在している
 
過ぎ去った過去も
限りなく広がる未来も
今この瞬間が世界のすべてなんだ
 
雪が降り頻る夜
僕はただ君だけを待つために
今ここにいる
 
遠くで手を振る君の姿
それが僕がここにいる証
 
君の吐息が
僕の手に温もりを与えてくれた
 
この温もりが
今という名の幸せを教えてくれるんだ…

2006/12/01 (Fri)

[42] シグナル
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ホームに鳴り響く笛の音が
僕たちの別れを告げた
 
電車のドアが閉まり
君は少し寂しげに僕を見ていた
 
そんな君に
僕は小さなVサイン
 
いつも君と別れるとき
僕は必ずVサインをした
 
君と僕だけの合図
 
君は微笑みながら
僕にVサイン
 
電車が去ったホームは
ただ静かだった
 
見上げた夜空には
小さな光が輝いていた
 
Vサインに込められた意味
それは僕と君だけにしかわからない
 
 
 
季節が巡り
ホームのベンチに座っている僕がいた
 
あの日と変わらない夜空
 
ホームに鳴り響く笛の音
 
僕の名前を呼ぶ声が
静かなホームに響きわたった
 
駆け寄る君に
僕は小さなVサインをした
 
Vサインに込められた意味
それは約束
またいつか会おうという
約束の印だったんだ…

2006/12/01 (Fri)

[43] 一番星
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あの日思い描いた未来も
今では懐かしい想い出
 
叶うことのない夢
触れることのない温もり
聞こえなくなった君の声
 
僕はすべてを失った
 
僕は一人ぼっちになった…
 
 
 
僕は君の一番になれたかな…
 
君の願いを叶えてあげられたかな…
 
 
 
いつか来る別れから
僕は逃げていた
 
泣かないって決めたのに
恥ずかしいほど
僕は一人泣き出した
 
 
 
夜空に輝く一番星
その星は
いったい誰の願いを叶えるのだろうか…
 
僕の願いは
もうあの星には届かないのだろうか…
 
 
 
いきなり降りだした雨が
僕の涙を隠してくれた
 
世界が泣いた
夜だった…

2006/12/02 (Sat)

[44] 独夜
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時計の音が
鳴り響く
 
心臓の音が
体を伝う
 
なんでだろぅ
この世界に僕しかいないみたい
 
眠ろう
そして願おう
 
夢の中で
君に会いに行くよ
 
 
 
頬を伝う涙が
温かかった…

2006/12/03 (Sun)

[45] コーヒー
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コポコポ
コポコポ
 
コーヒーの香りが
部屋の中に漂う…
 
来る日も来る日も
ペンを持ち続けている日々
 
投げ出したい気持ちは
幾度となく訪れた
 
辛くないと言えば
うそになるだろう
 
何のために僕は頑張るのだろう
 
僕はまたペンを持ち
コーヒーを一口飲んだ
 
コーヒーの味は
少し苦かった…

2006/12/03 (Sun)

[46] たった1つの想い
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君が一番好きなんじゃない
 
君だけが好きなんだ

2006/12/04 (Mon)

[47] 本当の幸せ
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君がいれば幸せ
 
 
 
ううん
 
 
 
君といれば幸せなんだ

2006/12/06 (Wed)

[48] 笑顔
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強いから
笑うんじゃないんです
 
 
 
弱いから
笑うんです
 
 
 
弱いから
笑いたいんです

2006/12/06 (Wed)

[49] 僕の部屋
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見慣れた自分の部屋
 
君からもらったもの
全部捨てたら
 
色褪せて見えたよ

2006/12/06 (Wed)

[50] ポカポカ
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いつもの仲間と
コタツを囲み
なんでもない話で盛り上がる
 
 
 
ポカポカ
ポカポカ
 
 
 
暖かいのは
コタツの温もりかな
 
暖かいのは
お前らがいるからかな
 
 
 
まぁ
どっちでもいっか

2006/12/07 (Thu)
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