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ℒisaの部屋  〜 投稿順表示 〜


[861] モンスター
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自分の痛みに
他人の痛みに
胸を痛めた

そうしたのは自分

内側も外側も
醜いモンスター

軽蔑や非難の石コロを背中に浴びて
快感すら覚えたの
醜いモンスター

今更 愛を
知ったフリしても
鏡に映る姿は変わらない

必死に逃げても
自分からは逃げられないの


醜いモンスター

人間になりたかったんだ

優しくて
強くて
愛情に溢れた
暖かい人間になりたかった

2006/08/09 (Wed)

[862] 父さん、
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父さん、
父さんの頭は
おかしくなった

父さんは
父さんを辞めて
独裁者になった


父さん、
私の頭は
おかしくなった

痛めつける事が
愛する事だと思った
自分自身の事も
〃愛した〃


父さん、
母さんの頭は
おかしくなった

何も見えないフリをしていた

見えていたよね
母さん


父さん、
みんな頭が
おかしくなった

常識が少しづつズレて逝った
気付かないうちに
みんながそれを
認めずとも諦めていた

2006/08/11 (Fri)

[874] 泣くな男
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知れば知るほど
男は子供で
私はどこまで
馬鹿な大人のフリをすれば良いのだろ

人の感情ほど
脆いものは無い

悲しむなよ
男だろ

泣くんじゃないよ
男だろ

進む先に不幸を
期待して歩いてる馬鹿がどこにいる

誰もがみんな
進む先に幸福を
夢見ているから歩けるんだ

こんなに強く
背中押してやったんだ

立ち止まって
泣いてる暇があるなら
転がってでも前に進め

そしたら
見えるから

あの時ふたりで
見ていた
幸福がそこに

必ずあんたにも
見えるから

2006/09/13 (Wed)

[875] 皆が綴る恋ウタ
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幾つもの
恋詩がありました

あらゆる人々が
綴った恋詩

出逢っては別れ
また出逢った

貴方はいつも
期待以上の幸福を
私に分け与えて下さる

けれど貴方は
涙をくれない

けれど貴方は
怒りをくれない

あの人の様には
私を愛さない

私のものには
決してならない

それでも貴方は
いつも期待以上の幸福を
私に分け与えて下さる

その幸福だけで
私は充分生きて行けます

2006/09/21 (Thu)

[883] 負けず嫌い
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あなたはわたしの
何を知って
わたしを傍に
置くのだろう

わたしはあなたの
何を知って
あなたの傍に
居るのだろう

大嫌いだったあなたの事をいつの間にか
大好きになりました

軽蔑していたあなたを
今では尊敬しています

口数の少ないあなたの言葉は
ひとつひとつとても貴重で
そして的確で鋭くて
優しくて悲しくて
賢くて憎たらしい

人が人を想う気持は
とても単純で
そして複雑だ

優しさも強さも
賢さも美しさも
富や名誉や幸せさえも

負けず嫌いなわたしが唯一あなたには
何一つ勝てるモノが無いと惚れ込んだ

あなたの事など
何も知らないはずなのに
その事だけは
一瞬で理解した

あなたをわたしのものにする事も
わたしがあなたのものになる事も
わたしがあなたになる事も出来ないならせめて
いつかあなた以上の
人間にわたしはなりたい

2006/10/09 (Mon)

[884] ボンバイエ
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糞まみれな世界へようこそ

踊ってたって
世は変わらない

ゲロまみれな世界へようこそ

アルコールも
ジョイントも試験管も変えちゃくれない

デパスも
ワイパックスも
リストカットも同様

逃げたいなら
立ち向かえ

飛び越えて強くなれ

変わるのはまず自分だ

変えられないと
諦めるのは
後回しにして
チキンだって
認めて変われ

2006/10/09 (Mon)

[891] 馬鹿
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どうしてまた
同じ様な事で
凹んでるんだ

単純に、そう
馬鹿だからだ

同じ石ころに躓く
馬鹿だからだ

皆が羨む幸せなんて
糞喰らえだ
そんなもんで喜ぶなんてまるで不幸だ

聖書を読んだ事も無い人に
十戒もどきの説教をされた

私は馬鹿だ
無知とは違う

知っていながら
間違った選択をするからこそ
馬鹿なんだ

そしてネガティブで
まさにポジティブだ

あなたの笑顔ひとつで
すぐにこの心も晴れるだろう

馬鹿みたいに単純だ

2006/10/22 (Sun)

[893] 床の灰
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煙草の灰が
床に堕ちた

火種が朽ちて逝く
時は過ぎて逝く

一刻毎に
何かを得ては
失っている

貴方は私を想って居るだろうか
この一刻に‥

それとも私を
忘れてしまっただろうか

煙草の灰が
床に堕ちたこの一瞬の時間にも私の心は
貴方から離れる事は無い

他の何を失っても‥

2006/10/29 (Sun)

[895] ノンフィクション
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この世界は
私が描いた
物語では無いし
私を主人公とした
物語でも無い

そもそも物語なんかじゃない

実在的で現実的で
まさにリアルだ

私の隣に
居るはずの君は
もう居ない

永遠なんてモノは
フィクションで
運命なんてモノは
物語にしか登場しない

今現在が
幸せで無ければ
何の意味も無いし
無鉄砲なだけでは
幸せは訪れ無い

過去や未来は
味方でも敵でも無い

欲望に満ちた
現実の世界で
夢を掴めなんて
難しい事を言うもんだ

限り在る命を
身に付けて
貴方は少し
忙し過ぎるし
頑張り過ぎるの


もっと気楽に
笑って生きなよ‥

2006/10/29 (Sun)

[898] ちーちゃん
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抱き締めた温もりに命を感じた

小さな手足
小さな体
小さな鼓動

抱き締めた暖かみに優しさを感じた

透明な心
無邪気な仕草
愛らしい姿

本当に大切なものは
その小さな体の中に
全て入っているんだね

だから大切に
想えるんだ

2006/11/06 (Mon)
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