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蜜稀の部屋  〜 投稿順表示 〜


[44] 生きるための糧
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いつも君は笑っているけど
泣いたりしないの?

泣くのが恥ずかしいんなら
誰もいないとこで泣けばいい

その涙は
零した分だけ
君の生きる糧になる。

2005/05/12 (Thu)

[45] 劣等感
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君の背中に爪を立てた
その後ずっと君は傷跡を気にしてた

自分は何をしたんだと
自問自答したけど
結局答えは見つからなかった

わかったのは
自分が劣等感の塊りで
そんなときの自分は
なんでも出来てしまいそうな気がすること

君は何にも言わなかったけど
あの時
罵倒してくれれば
あぁ、と自分を哀れな目で見ることが出来たのに。

2005/05/15 (Sun)

[46] ソバにいる理由
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あいつのソバにいるのは

私にとって

とても重要だった

あいつは世渡り上手で

誰にでも好かれていた

私はどちらかというと

薄い存在だった

君のソバにいて笑うだけで

少なくとも

私のことを

知っている人がいると

ウソでも思えることが出来た

あいつは

私がそばにいる理由に

気づいているだろうか

知っているだろうか

あいつは

私をどう思っているんだ

私は

あいつが嫌いだ

だから利用するんだ

だけど

一番あいつに

愛してもらいたい

それにあいつは

気づいているのだろうか











2005/05/16 (Mon)

[47] リスト
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わかっていたけれど
君を傷つけたことは。

君を受け止めてあげれなった
知っていたけれど。

君が
傷つていくのを見ていることしかできなかった
毎日増えていく傷
君の瞳は僕を映さない

せめて止めなければと思うけれど
傷のこと知っていると知られたくない

隠したい傷
隠せない傷
けど、
それとは裏腹に増えていく傷。

僕は
君を思い続ける。














2005/05/21 (Sat)

[48] 手枷の向こう 白濁した青空
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鉄柵の向こうに見える白濁した青空
この手枷を引きずってでもかけ寄りたいと 思う

どこからか垂れてくる雫が有る

どこからか聞こえてくる歌が有る

重りのついた手枷を引きずって上を目指す

そこに見えるのは 神の涙か
そこに響くのは 天女の歌か

最後を上りきった時 目を覚ます

2005/06/05 (Sun)

[49] 求むる答え
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教室の隅
誰かの声を待っている
求めているのは
助けか救いか  『休息』か。

晴れているのに  雨が降る
これは  誰の心か

求むる答えは
還って来ない

2005/06/13 (Mon)

[50] 叫ぶ
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叫ぶ

叫ぶ

聴きとれないほどの声で


叫ぶ

叫ぶ

君を求めて





2005/06/14 (Tue)

[51] キミノココロ
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いつの間にか眠っていた

ふと目と覚ますと

君が笑う

僕まで笑った

けれど

幸せなはずの

その瞳に

何か

淋しさが

よぎる


ふと顔を上げ

空を見上げると

どんよりとした

灰色の 空から

涙が零れだす






2005/06/21 (Tue)

[52] 僕ノ道
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夢も希望も捨ててしまった僕は
何を望めばいいのだろうか


愛することも教えられず
何が親だろうか

親には親の道があるかも
しれないが
僕にはあんたらの言う道なんてものはどこにもないんだ
だから
僕をほっといて

そうすれば
僕は僕の醜さをを知らなくてすむんだから








2005/09/03 (Sat)

[53] 明日は、僕が、
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笑って歩くのに疲れたよ。
1日でいいから、
匿って、
誰もいない、
誰の声も届かない、
静かなところに。

そしたら、
明日は、
僕が、君を連れて歩くよ。
君の行きたい所に、
君だけのために、

2005/11/16 (Wed)
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