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弓月 あおの部屋  〜 投稿順表示 〜


[57] 冬の祈り
詩人:弓月 あお [投票][編集]

開かれたドアの向こう側

いるはずのない君を探す

目を閉じて 手探り

君のカケラを探してる


もうすぐ季節は冬に変わる

君が置いていった部屋の合鍵

握り締めて 傷を負って

だけど そんなんじゃ足りなかった


君はもうどこにもいなくて

ココロにポカンと穴が開いたみたい

ねえ 雪が降ってるよ

君は誰と見ていますか?


君のいないこの冬は

寒くて 冷たくて 悲しくて

本当に愛してる

君がいなくなって気付いたんだ


大切にしてあげられなくて

ごめんね

幸せにしてあげられなくて

ごめんね


ねえ 神様

もしも願いを叶えてくれるなら

どうかあの娘を

僕の愛しいあの娘のことを

世界で一番幸せに...

僕の分まで幸せに...


僕がいなくても

この冬を越せるように

世界一の幸せを

あの娘だけに

ずっと...


もう僕は

君の幸せを祈るしかない

君と過ごした小さな部屋で

君のカケラを探しながら...


2006/11/12 (Sun)

[58] 離れゆく手
詩人:弓月 あお [投票][編集]

指先まで絡めて繋いだ手と手

離れるはずなんて 無かった

何があってもずっとこのまま

離れるわけなんて 無かった


でも 何かが崩れたんだ

僕たちの心と心に

固く結んだはずの糸が

緩んでしまったのかも知れない


いつのまにか 隙間が出来て

いつのまにか 離れていった


繋いだ手と手には

もう絆なんて残ってなかった


君が悪かったの?

それとも僕?

言葉にならない苦しみが

僕にたくさん降りかかってくるみたい

君なしではもう

生きていけないくらい...


でももう僕には

離れゆく手をもう一度

強く握り返す力も

残って無かった


ただ呆然と見てるしか 無かった

少しためらって離れゆく

君のその手を...


2006/12/01 (Fri)

[59] 本当は・・・
詩人:弓月 あお [投票][編集]

いつまでも追っているのは

あの日別れを告げたはずのあなたの影

本当はまだ好きなの?

自分でもよく分からない


だけど このまま時が流れても

あなたとの無限の距離が埋まらないのは

とても苦しいと感じてしまう

出来るなら昔の二人に戻りたい


もしも あの日,別れを告げた日に戻れるなら

迷わずやり直すと思う

あまりにも幼すぎた過去の自分の

あまりにも幼すぎた過去の過ちを・・・


本当はまだ好きなの?

そうだよ

まだ 好きだよ

本当は・・・


ただ 認めるのが怖かっただけ

ただそれだけのこと・・・

2006/12/18 (Mon)

[60] ともだち
詩人:弓月 あお [投票][編集]

なんだか急に君の気持ちが

僕から離れてく気がして

捨てられるのが恐くなって

僕は君との距離を置いた


本当は君とずっと一緒に

笑いあって過ごしたかったよ

だけど君と離れた理由がほしかった僕は

君を嫌いになろうとしてた


君は一度僕に向かって

「やり直したい」と歩み寄ってくれた

でも

変に強がりだった僕は

素直に君を受け入れられなかった

気持ちとは裏腹な態度で

君をもっと傷付けるしかなかった


ごめん…


もう 君は僕と別々の道を

違う誰かと歩み始めた

だから僕もまた

君と別々の道を歩もうとしている

でも君以上の人はいないんだよ

苦しい時も哀しい時も

いつも いつでも支えてくれて

ただ傍にいてくれるだけで

言葉なんて必要なかった

僕らきっと心で通じてた


今もそうやって君と

通じあってたらいいのにな…


君はそう 僕の

たった一人の最高のともだち


君は僕のともだち

2007/01/01 (Mon)

[61] 
詩人:弓月 あお [投票][編集]

波間に繰り返す

胸を裂くかの哀しみに

何度出遭ったことか

必死に耐えてきたことか


前からじゃなくても良いから

僕を抱きしめてほしいよ

君の温もりを知ったから

今この時間が何よりも苦しくて


無くしてから気付くなんて

浅はかだったかな

たぶん

罰があたったんだろうね


そうしてまた繰り返すんだ

誰もいない独りの夜を

眠りにつけない哀しき夜を

君がいない現実を


波間に繰り返す

僕の哀しき涙のしるし

2007/01/11 (Thu)

[62] 
詩人:弓月 あお [投票][編集]

前髪の長い
あなたの顔に
あたしの手が
触れたとき

大きな瞳が
微かに揺れた
僅かな時間
掠れる吐息

もうこのまま
離したくない
誰にも邪魔は
させたくない

溢れゆく想い
あなたへ注ぐの
忘れないで
今日のキスを・・・

時は刻み続け
恋は想い続け
あなただけを
信じていたい

あなたと二人
このまま
ずっと一緒に・・・

2007/01/28 (Sun)

[63] 祈り
詩人:弓月 あお [投票][編集]

ただ泣きそうになる

貴方を想うと

苦しくて切なくて

どうしようもなくなる


愛しい なんて言葉

誰にだって言えるけど

貴方に伝えるためには

どうしようもなく難しくなる


逢えない日にはどんな風に

貴方を想えばいいの??

あたしがこのまま手を離しても

貴方は追ってきてはくれないンでしょ??


だから今日もあたしは

貴方への気持ちがバレないようにと

真冬の空へ祈ってる

2007/02/04 (Sun)

[64] あたしの恋
詩人:弓月 あお [投票][編集]

真っ直ぐ机に向かうあたし

見つめる先にはあなたがいる

わりとオシャレなスーツにネクタイ

今日も良く似合っています


良い子にしてるから

あたしのこと見てほしい

あなたの邪魔はしないから

あたしだけを見てほしい


でもそんなの叶うわけナィ

あたしは生徒で

あなたは先生

許されない恋だから


だけど
そんなのおかしいよ

好きになるのに理由はナィのに

どうして決められるの??


あたしはあなたが好き


先生として、じゃなくて

一人の男性として、

好きなんだよ

2007/02/19 (Mon)

[65] それだけのことが・・・
詩人:弓月 あお [投票][編集]

あなたに逢えないことが

何よりも苦しくて

切なくて

空しくて


どうしたってあなたには

届かない想いなの

どうしたってあなたには

叶わない想いなの


それでもあたしは

毎日あなたを想っているの


逢えない時間が

増えていくごとに

あたしの想いも

募っていくの


あなたといる時間が・・・

あなたを見つめている時間が・・・

何よりも嬉しくて

楽しくて

愛しくて


ただ

それだけのことが

苦しくて・・・

それでもやっぱり

愛しくて・・・

2007/03/24 (Sat)

[66] 変わらず
詩人:弓月 あお [投票][編集]

一生懸命練習して

一生懸命声出して

一生懸命走ったのに

それが認められなかった


こんなに苦しいことはないの

こんなに悔しいことはないの


だけど

それもあたしに課せられた

何かの試練なのかも知れない


だから

それをあたしはまた頑張って

越えていくしかないと思うの


それまでは

今までの努力が

認められなかったとしても

変わらず努力しようと思うの


あたしには

それしかないから・・・

2007/05/04 (Fri)
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