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[189161] 咀嚼
詩人:さみだれ [投票][編集]

私の半分は死んでいて
腐敗していく過程の末
もう半分が意地悪く
ヘラヘラ笑っておるのです
さて、私とはなんぞや?
と、問うてみた次第でございますが
はて?と首を折るもの
苛立たしく咳き込むもの
隣の女のけつを撫でるもの
様々な顔がのっぺらぼうでござますゆえ
皆同じに見えてしまいまして
ヘラヘラ、ヘラヘラと笑っておるのです


廃人の一生
彼は枯れ枝を折り続けた
名前など知らない
どの季節のものかも
誰が用意したものかも知らない
彼は白いベッドが汚く変色していく過程を
死ぬまで見なかった
知らなかったのだと思う
彼のもとにはついに誰も来なかった
最後の心音の余韻を誰も聞かなかった
彼の手が力なく落ちたとき
やはり枯れ枝は折れた
たった一本の枯れ枝を
永遠に折り続ける未来を
やはり誰も知ることはないのだろう

あなたが異常であるからこそ
私は人々に愛されるのです

そんな神様の夢を昨日見たんだ

私は死んで
鬼に骨を抜かれ
私はもう一度死んで
舌を切り落とされる
私はまだまだ死んで
腸に羽毛を詰め込まれ
私はいつもいつも死んで
人間になって生きる
私はついに死んで
人間になって生きる
恋人は脳を抜かれて
空を見ていました
私の方はといえば
ヘラヘラと笑っておりました

2015/09/14 23:45



[189159] 曖昧は削除されました
詩人:自己満足 2 [投票][編集]



キマり過ぎてハマり地獄

置き去ってた パソコン

ガラケーからスマートフ
ォン

アップグレード 7から10

ライン Facebook タッチ パネル

Windows とアンドロイド

もう俺のシステムはメモ
リ増設じゃ追いつかな


遠い時を越えた時

リカバリした思いが

HDDに残ったいる

君を想う気持ち

想われない気持ち

反映したのは

偶然と必然 或いは

ただの 偶像妄想家

君が存在する世界は

俺が帰りたかった所

可愛い娘と微笑んだ場所

誰かの声に縛られて

何かを怨んだり 愛したり

これから俺は

君と子供にリアルな幸せ を送ろう

そうだな…

誕生日にプレゼントでも
送ってみるか

送り主はそう 匿名か

足長おじさん


または ちっちゃいおじさんで


*** 11/10 11/25


2015/09/14 12:59



[189154] 違 味
詩人:Taraco [投票][編集]


誰かを愛する 『愛』も、

不可能を可能にする 『叶』も、

何かを掴み取る『手』も


本当は素敵な言葉だったのに


今の私には 違う意味の言葉になった

2015/09/14 01:06



[189153] ページをめくる
詩人:どるとる [投票][編集]


ページの向こうへ行きたくて

知らない人に会いたくて

知らない街をたずねたくて

知らない風に 吹かれたくて

窓を開けたら あとは簡単

踏み出すだけだ 勇気をだしてあともう一歩

季節の花が 咲いて
まだ名前のない
白い綿毛が腰をおろすその場所に

新しい 命が 物語を描くでしょう
僕は何かに急かされるようにページをめくる

その先へ行きたくて

すべてを見届けたくて

ページの向こうへ行きたくて。

2015/09/13 21:52



[189152] ストロボ
詩人:どるとる [投票][編集]


高架下の暗がりで

見つけた小さな希望にも似た光

暗い暗い 夜の中

下手くそな 笑顔浮かべた

ストロボみたいに瞬いては

消えてゆく 光の魚

海もない街に そっと落ちる影

今日もまた退屈で

明日もきっと退屈で

やることが何もないから

意味もなく泣いていよう

意味もなく笑っていよう

意味もなく生きていよう。

2015/09/13 20:42


[189151] ヒストリー
詩人:どるとる [投票][編集]


波が 押し寄せては引いてゆくような

時間の満ち引きは 人の生き死にの形

誰かのかつての暮らしが瞼の裏に 映る

笑い声も泣き声も重ねた手のひらも

何気なくて 何でもない日常がすべて

思い出と呼べるものをひとつひとつ
数えては 刻み込むんだよ胸の一番奥にしまっている ひとりにひとつのヒストリー

目を閉じて また開くように
瞬く間に過ぎてく あっという間のストーリー

交わした口づけの数も覚えている

つないだ手のあたたかさも覚えている

いつかそれもすべて忘れてしまうんだろうか

ほどけていく記憶の靴紐を また結び直して いつもは通りすぎるだけの景色に重ねている愛しい痛み

歩きだして 立ち止まるとき

気づいた 暮れていく空の色が

こんなにきれいだったこと

しばらく忘れていた

見とれてしまうほどに

思い出と呼べるものをひとつひとつ
数えては 刻み込むんだよ胸の一番奥にしまっている ひとりにひとつのヒストリー淡く はかない 朝焼け色のヒストリー。

2015/09/13 20:00



[189150] マジック
詩人:どるとる [投票][編集]

ほら終わらないパーティーのはじまり
ラブロマンスに甘い口づけを どうぞ

種も仕掛けもありません
だけどひたすら不思議だわ

マジックみたいにほらステッキひと振りで
シルクハットから鳩やトランプが飛び出す仕掛け

おもしろいが たのしいが

まだまだ 目白押し

悲しいことも 嬉しいことも

まだまだ 始まったばかり

リタイアするには 早すぎる

ほら、次のステップへ

ワンツースリーで 夜が明ける

それはまるで魔法だわ

サーカスのスターのよう 綱渡りも軽々と
落ちそうで落ちない 見事なバランス

ピエロみたいになりたいけれど
涙を知らなければわからないこともある

コインを カップの中に 入れて 次開けたときには
コインが ジャラジャラ 溢れだす 不思議さ

おもしろいが たのしいが

まだまだ 目白押し

悲しいことも 嬉しいことも

まだまだ 始まったばかり

リタイアするには 早すぎる

ほら、次のステップへ

ワンツースリーで 夜が明ける

それはまるで魔法だわ

さあ 幕が開いたら

はじまりのはじまり

拍手のないショーのはじまり。

2015/09/13 19:38



[189149] やさしさという傘
詩人:どるとる [投票][編集]


あなたはこの世界が好きですか?

あなたは生きていて楽しいですか?

偽らずに ごまかさずに答えてほしいよ

悲しみっていう消えない痛みや苦しみに

耐え抜いたその先に何があるんだろう

生きる そしてまた 生きる その繰り返しの中で

気づいたことがあまりにも多すぎる

生きたいと思うほどに死にたいという気持ちがあとからついてくる

戦争があったってどうでもいい

いじめがあったってどうでもいい

降りやまない雨に 言葉は通じない

人のことより 自分可愛さに生きている

他人の心配なんかしている暇はないし

そんな余裕さえない

だから きれいごとは言えないけれど

僕は優しさっていうおせっかいで
気が向いたら誰かの涙を受け流す傘になるよ

だって生きることは誰にとっても同じだから

あなたは 愛することを知っているかい?

あなたは 愛されたことがありますか?

満足に自分の子供も育てられないなんて

自分で生んでおいてどの口が言うんだろう

ならば最初から生むべきじゃなかったね

でも不思議と愛を知らない筈の子供たちほど優しさを知っている

愛してくれなんて言わないよ子供はただあなたを見つめて

可愛そうだって あなたを哀れみこそすれ憎まない

僕らは その手に持っている

一人では大きすぎる傘を

少しおせっかいになってみよう

自分も傷つくのも嫌だ 他人が傷つくのも嫌だ

見て見ぬふりはできない 必ず心が痛むから

やさしさはきっと 僕らの狡さや怠けるのを 戒めるためにあって

自分一人で 幸せになるんじゃなくて みんなと幸せにならないと どこか晴れない
そんなふうに心はできている

道に迷ってしまうときは そっと目を閉じて
雨に濡れているのは自分だけじゃないと気づくから
僕は君の涙を笑えない 笑わない。

2015/09/13 19:24



[189148] 夜明けのイメージ
詩人:どるとる [投票][編集]


流れるままに 歩いていたら
行き着いた未来は あの頃イメージしてた
未来とは少しだけ 色が 違っていた

変わりゆく世界でいつまでも変わらないものを
探すけれど道に迷ってばかりだ

今にも泣きだしそうな 今にも笑いだしそうな
君の顔を ただ見ているだけで楽しい

そこに咲いている花も 吹き抜けていく風も 何かが違っても僕らはきっと
僕らにはなれなかった

そんな宛もない想像で 胸を満たして いつの間にか 長い夜がまたひとつ明けている

昨日出会ったたくさんの人たちと
また何処かで出会えますように祈る
引き出しの中の終わらない夢の下書き

昨日僕が見ていた世界は 今日の世界と同じはずなのに
雨が止んだだけでこんなに違って見える

勝手気ままに描いている夜明けのイメージは群れをなす鳥たちが羽ばたいていくような

同じ陽射しに照らされながら同じ雨に濡れていても
感じる気持ちや見聞きするものが違うよ

だから僕らの心はいつまでも ひとつにはなれない だけどひとつにならないからおもしろい

ふいに 目を閉じて

耳をすませば ほら

なんとなく どことなく

誰かの笑い声

その向こうに ある

生きているってささやくように

脈打つ 無数の音

そこに咲いている花も 吹き抜けていく風も 何かが違っても僕らはきっと
僕らにはなれなかった

そんな宛もない想像で 胸を満たして いつの間にか 長い夜がまたひとつ明けている

新しいページから 一日がはじまっていく。

2015/09/13 19:03



[189147] 好きなのか、忘れたいのか。
詩人:もとり [投票][編集]



蓋をする


会いたい と言っても

寂しい と零しても


逡巡の色を浮かばせて

貴方の負担に変わるだけ


本当に貴方も望むなら

会いたい と伝えてくれるはずだから



あまのじゃく

虚勢を盾に生きていく


ひねくれもの

強がりを武器に立ち向かう



敵は外ではなく

内にいる感情なのだけど



全然平気

まったく大丈夫


ほら

言葉を並べてみれば

感情まで見えないからね



早く逢えますように

早く心が落ち着きますように


期待と不安との狭間で

小波の様に揺らいでる





2015/09/13 13:56
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