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アルバトロスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[166] 孤独を歌ったあなたは今
詩人:アルバトロス [投票][編集]

さり気なく去る日々
今日も泣くこの空
やるせなくいる僕
今日も泣く君

世界は広い
そんなことが
僕ら一体どうやって
救ってくれると言うのさ

星には星の
君には君の
愛しさをぶつけてみます

流れた涙
忘れた明日
もう見たくはないから
どんなことが起きても
君を

2006/12/18 (Mon)

[167] ごめんね。の歌
詩人:アルバトロス [投票][編集]

君の涙を見るために
僕ら歩いてきたわけじゃない

嘘でもいいから笑って
僕にその笑顔をもう一度
でも君の笑顔だけを集めたら
世界はどんなに物足りないだろう


ごめんね。
その言葉は僕にゆだねられたまま
灰皿に転がる煙草と並んで
君をそっと溶かしてゆく
僕はそっと消えてゆく

2006/12/25 (Mon)

[169] アルバトロスの詩4
詩人:アルバトロス [投票][編集]

君が好きだと言う
その事実が
僕を嬉しくさせる
温いコーヒーも
格別の味に変わる


だからお願い

君が死ぬまで
もしくは僕が果てるまで
そばにいて


冬の寒空が
いつも何かを求めているように
僕は君を求めている












MINNA1231

2007/03/09 (Fri)

[170] 僕を睨む明日への挑戦状
詩人:アルバトロス [投票][編集]

幸せを探して
彷徨ってくたばって
そうやって僕
最後に見る景色
絵の具で言えば何色だい

ああそうさ
祈りもいいわけも辞めらんない
意味がないと知った現在でも

僕に足りないものを夢がくれて
夢に足りないものを君がくれた
その全てはとりあえず明日もあさっても消えない
消えやしないさ

2007/01/06 (Sat)

[172] アルバトロス短歌9
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泣くでない
胸を衝くように
嘶けば
わが故郷が
目に浮かぶのさ












AIKU070113

2007/01/13 (Sat)

[173] 春に約束
詩人:アルバトロス [投票][編集]

このまま前に進むこと
別に後悔なんてしてやいない
僕からすればこの先は
希望溢れる光の渦さ

遥か遠く君が笑う
でも耳元の吐息に振り返れば
君はそこにいた

春風がもう吹き始めるよ
きっときっと
もうすぐだから
それまで僕は溜め息と煙草をやめて
お星様に毎晩
お願い事をするよ

2007/01/14 (Sun)

[174] 名前も知らない花《復刻版》
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君が育てていた花
僕の部屋のベランダにある
君がいなくなった今も
変わらずに咲いている

その花を揺らす風が
僕の心も揺さぶってく

名前も知らないその花は
何を想い咲いてるのか
何度も名前を呼んだ君は
もうここにはいないのに
僕は何を想い生きていけばいいのか
笑ってる君はもういない

2007/01/16 (Tue)

[177] なんか君に悪いな
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幸せの青い鳥が
結局家ん中にいたように
矛盾するような結末に
人は幸せを見出だしてく

僕もそう
君もそうだね
答えなんてない
弾き出された明日が
僕らの道を照らすよ

空高くヒコーキ
夢を乗せて
羽ばたきもしないで
飛んでいく
カケラひとつ砕けても
生きられない僕は
なんか君に悪いな

2007/02/07 (Wed)

[179] 遠い空の夢物語
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小さい頃に見た
満月の夜を飛ぶ夢
嘘や矛盾を纏った僕は
夢の中でも飛べないで
見上げた冬の空は
今日も高くて
星に願い事するには
切なくなるほど
遠い物語

ああ
何を焦っているんだよ
空は広いけれど
僕には立派な足がついている
無い物ねだりはもうやめた
何より地面は続いてる
今日も

2007/02/16 (Fri)

[180] 
詩人:アルバトロス [投票][編集]

ここまで乾いた空の下
川の中まで突き進め
ふうしゃさわらわさわさわら
風は何かを知っている
風は何かを隠してる
ふうしゃさわらわさわさわら
ここまで乾いた空の下
逃げて得することはない
ふうしゃさわらわさわさわら
風に聞けよと木の葉が騒ぐ

2007/02/18 (Sun)
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