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アルバトロスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[182] それが去年の九月の出来事
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君に
ありがとう。と
ごめんね。を
どういうわけか
うまく言えなくなって
慌てたように君に
愛してる。を
要求した僕は
たいした暗闇も知らないくせに
光を求めて彷徨う
どうしようもない男だったわけで
君はまるで
暗闇に落とされた
四つ葉のクローバーのように
無力だったわけで

2007/09/09 (Sun)

[184] アルバトロスの詩5
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現実はついてくる
月がどこまでも
僕についてくるのと同じように

だから僕は
目を閉じても
見えるそれを
耳をふさいでも
聞こえるそれを
全て受け入れていこうと思うんだ
君もそうだろう

世界は僕を中心に笑う、怒る、悲しむ
そして僕は世界を中心に生きる
単純だから難しい
それだけなんだね

2007/03/09 (Fri)

[185] ちっぽけな僕
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始まりはいつも不純
隠しながら歩くんだ
結果主義ってわけじゃないけれど
とりあえず始めることが大切なのかもね

ちっぽけな僕
もし不幸になるなら
誰かと一緒に不幸になりたい
君だけは幸せでいて
そんなこと言えないから

一緒に始めよう
ちっぽけな僕らを
悲しみもいつの日にか喜びに変わるよ

2007/03/09 (Fri)

[186] なんて理屈に合わないんだろう
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暗闇の中
眠れずに僕は
考えてた
不安が
君への想いを
増していった


光の中
君と手をつないで
歩いていた
安心が
君を夢の中から
消していった

2007/03/16 (Fri)

[190] あの日の夕焼けのその先を
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纏った嘘は重たくて
まるで身動きがとれなくて
だけど僕は追いかける
あの日の夕焼けのその先を

錆び付いた僕の血の色に
殴られて初めて気付いたよ
だけど僕は知りたがる
あの日の夕焼けのその先を

信じた嘘は真実で
裏切った嘘は嘘っぱち
だから僕は追いかける
あの日の夕焼けのその先を

2007/04/08 (Sun)

[192] それほど
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死んでも君が好きさ
それを永遠の代わりにして
死ぬほど君が好きさ
それを後悔の代わりにして
それほど君が好きだ
気まぐれな僕だけど本当さ

2007/04/20 (Fri)

[193] 月はささやいた
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月はささやいた
運命なんかじゃない
僕が選んだ
君が選んだ
その足で選んだんだよと
月はささやいた
理論や理屈じゃない
僕が笑った
君が笑った
明日はもっと幸せになれるよと

同じ答えでも
導き方が違うように
僕ら単純な計算式を遥かに超えて…今

2007/05/01 (Tue)

[195] 歩いていくから寄り添える
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水が流れて川となり
人が歩いて道となる
道に咲く花を踏まぬように
君の手を離さぬように

今日も僕らは
歩いていく
夕日を越えて
進んでいく

地平線のその向こうに
僕らの背中が見えたなら
ポンっと肩を叩いて追い越して
星空の下でキスをしよう

そうして誓った明日が
僕らの理由になるから

2007/05/11 (Fri)

[198] 答えなどない
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時間に急かされるように
明日に押し出されてく
夜を自分ひとりじゃ越せないくせに
何か釈然としない


何のために生きるかよりも
何を想い生きるかだとしても
流れるままに辿り着く明日に
また君と会えるのだとしても
僕はまた今日も
明日に押し出されて
時間に飲み込まれてく

2007/06/16 (Sat)

[199] 疲れた君のための詩
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月の光が
雨上がりの匂いが
猫の鳴き声が
僕の手のひらの温もりが
みんなみんなが

「お疲れ様」

に聞こえたのなら

ほら
そぅっと
微笑み返してごらん


きっとその微笑みは
世界を巡って
君が眠りにつく頃に

「おやすみ」

を運んでくるよ

2007/06/21 (Thu)
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