私はさ、あなたを嫌いになったりなんかしないよ

絶対にね


「後から嫌いになられるくらいなら、最初から好きになってほしくない」


あなたはそう言ったけど


私の愛をナメんなよ


何度でも言うよ


私はあなたを嫌いになったりなんかしない


私が存在する限り、あなたの味方で在り続けるよ


いい加減な私だけど


これだけは誰にも壊せない決意だから


全て受け止めるから


私の全てで受け止めるから

泣き虫になるのも



強くなるのも



全て君がいるから



君がいるから、私は



強くなれるんです

もっと僕を傷付けて


もっと、もっと


“もうイヤだ”ていうくらいに


顔も見たくないくらいに


もっと僕を傷付けてよ


君を忘れないように


ヒドイ傷を付けてよ

本を読んでいても


映画を見ても


電車に乗ってても


眠るときも


街を歩くときも


空を見上げるときも


思うのはいつも


君のことだった

あなたが


紡ぐ言葉は気持ちいい


例え、それが


甘い嘘だとしても

君の顔を思い出した


得意な物真似をしてる君


思わず笑っちゃったよ


君のことで笑えるって


なんかいいね


君もさ


私のこと思い出して


笑ってくれてるといいんだけどな

“ごめんなさい”より


“ありがとう”の方が


気持ちが伝わる気がする



だから



“好きになってごめんなさい”


じゃなくて


“私と出会ってくれてありがとう”

私は何にも持ってないけれど


歩き出せる体がある


それだけでいい


さあ


歩き出そう

歩いていきませんか


私とこの道を


幸せにしたいのではなく


幸せにしてほしいのではなく


一緒に


幸せを作っていきませんか？


私の手と


あなたの手で


二人一緒に

心に出来てしまった

小さなトゲトゲ


あっちこっちに引っ掛かって

周りを傷付ける


傷付けてるトゲトゲ自身も

傷付いてるんだ



あの人に逢えれば


まぁるく、まぁるく


なれるのになぁ