夢を無くした男は死ぬ


愛を無くした男は死ぬ


自由を無くした男は死ぬ



男は弱いねぇ


男は弱い

あの子は何て嘆くのか

かけがえの愛を失った故郷を前にして


あの子は何に嘆くのか

触れ合えないという、現実は脳を蝕み始める


過去の楽しい一時を思い出す

そうだね


あの時も大きな愛に包まれていた


今日までの悔いるべき事を思い出す

そうだね


そんな時も愛は包んでくれていた


だけどさ


愛は死なないよ

決して無くならないよ


君の胸をそっと包んでいるさ



あの子もきっと信じてる



愛はきっと包んでる

雪が溶ける

雪が溶ける


何かを忘れてく


キミの様だ



花が咲く

花が咲く


何かに捧げる


ボクの様だ



薄紅色に隠したサヨナラ


優しい唇に白く日差し


今を


この今を


掴めない汚れた僕の手


キミを


あのキミを


守れない脱け殻の僕の体



春が来る

春が来る


何かを思い出す


ユメの様だ

お前等に怒られて俺は成長する


お前等に笑われて俺は成長する


お前等に守られて俺は成長する


お前等に壊されて俺は成長する


すべてを食べて尽くしてやるよ


すべてを飲み込んでやるよ

すべてを消化してやるよ


すべてを栄養にするんだ




お前等に負けない様に俺は成長する


お前等に恥じない様に俺は成長する

花が咲いて

枯れる

そんな繰り返しに

絶望する



夜が明けて

日が沈む

そんな繰り返しに

絶望する




今日を生きられない彼らに

僕はなんて言えばいいのだろう



明日を待ってる彼らに

僕はなんて言えばいいのだろう




誰かの希望の明日は


僕の絶望の明日に


そんな繰り返し



僕の絶望の明日は


誰かの希望の明日に


そんな繰り返し





命が生まれて

消える


そんな繰り返しに


僕は激しく絶望する

手をつなごうよ

それから笑おう

暖かな光の朝

僕らが愛を

僕らが愛を



話をしようよ

それから泣こう

音が隠れた夜

僕らは愛を

僕らは愛を



繋げたいね


一生懸命に


明日の僕達に

未来の僕達に



僕らが愛を繋げたいね


僕らは愛を繋げたいね

君の心の傷は

この雨に流れたかな


君の手首のＳＯＳに

この雨は染みるだろうね


いくら切っても

そこからは血しかでねぇーよ


希望なんか溢れてきやしない


いくら切ってもさ



そんなの知ってんだよな


そんな事、言われたくねぇーだろ？



なぁ、リストカッター？


お前等をみんな助けようとしてる



なぁ、リストカッター？


俺は君を助けようとしてるんだ



この雨に流れりゃいいな



この雨が染みりゃいいな

雨は

僕達の事情に関係なく

降る


君は

私の事情に関係ないなく

怒る


人は

人生の事情に関係ないなく

死ぬ




雨は

僕達の事情に関係なく

降る

目玉をしっかり開けて

見てみろよ

お前の立場

お前の方向


一つの選択に身体を溶かしのなら


それが未来のお前

それが世界のお前


だから


恥じる事無く爆発しろ

愛、廻る、世界が

夢、弾ける、世界が

希望、溢れる、世界が


君の事を待っている



何かが君を壊そうとしても

この手で、この足で、この身体で


僕がしっかり守ってあげる



だから早くおいで


僕が君を待っている


そうさ、おいで


世界が君を待っている