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[288] 空の角砂糖
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子どものころ

よく見かけていたよ


最近ではあまり

見かけなくなったなあ


戦後のドラマや映画

よくカフェの中に登場したね


貧困の中の戦後日本

子ども達に夢を与えつづけた


白い角砂糖


いまわが母校は

たくさんの子ども達の夢を乗せて


おおぞらに向けて

夢の角砂糖を飛ばしたんだ


高度成長期の

あの頃の子ども達のように


たくさんたくさん

希望を与えられたらいいな☆

2010/06/07 (Mon)

[287] いま原点に返りたい
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それは

わが労苦の人生の始まりであった
そして
希望の人生の始まりでもあった

建学の精神に希望を抱き
中央体育館から始まった
わが学びの人生

沢山の困難が待ち受けた
沢山の試練がつづいた

仕事・地域活動・通教の両立
2度にわたる入院生活と休職
卒業して先に去りゆく学友たち

何度も何度も諦めかけた

しかし ときは流れて

わが師匠とともに桜花眩しい
キャンパスのトンネルは
わが身の労苦を祝福してくれた

この 一つの歳月の流れ

それは

生まれたばかりの赤ちゃんが
ランドセルを背負いはじめる
そして
義務教育の少年少女が
成人の仲間入りをする

6年という歳月

皆それぞれの過去がある
皆それぞれの希望がある

そして いま
その歳月を振り返る

「善の連帯」を成しゆくがために

あの希望に燃えた青年の日々
あの戦い走り抜いた労苦の日々

勇気を振り絞りながら
真っ直ぐに友に語った
あの初夏の青春の日々

仕事・活動・勉学に疲れ果て
泣きたい夜も多々あった

真剣な対話の甲斐もなく
去りゆく旧友も沢山いた

その切なくも希望に満ちた
あの初夏の日々よ

たくさんの詩を書きとめた
あの原点の日々よ

ああ
あの充実した青年の日々よ
少しでもいい

いま この大切なときに
再び甦らせてほしい

いま 大変なこのときに
希望を与えてほしい

この6年という
ときの流れに感謝したい!

厳しき現実社会の中で

いま こうして
卒業を目指す友に
光を与えてゆけることに

感謝したい!

青年の初夏の日々を
たくさん思い出させてくれた
あなたの行動に

感謝したい!

そして

いま労苦の渦の中で懸命に
生きているけることができる

わが身・わが環境に

感謝したい!

(2010.6.4)

2010/06/04 (Fri)

[285] 星にねがいを・・・
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遥か宇宙への希望


宇宙への夢を乗せて
私達の希望を乗せて
宇宙との対話を求め

いまnegaiは

大空に向けて飛び立った


未知なる宇宙への挑戦

それは

われらが己の中にある
未知なる小宇宙への挑戦と

相つうじるものがあるだろう


われらが師匠とともに歩んできた
50年間にわたる小宇宙への旅

それぞれが探求した
己という小宇宙への挑戦

いま
そのnegaiは形となって

大空へと放たれたのだ

そして
われらに希望を送りつづける☆

(2010.5.24)

2010/05/24 (Mon)

[284] 労苦の山頂へ
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全国・全世界に広がる 幸せへの登山道

住まい・仕事・家庭・他

それぞれが抱く夢がある
それぞれが抱える悩みがある

それぞれの生活環境があり
それぞれの労苦がある

あるひとは
遠くあの山を眺めてため息をついている

あるひとは
一合目を登りはじめる

あるひとは
五合目に差し掛かり

あるひとは
希望の山頂が見えている

爽やかな風に吹かれて
晴れた陽光を燦燦と受けて
小鳥のさえずりに

心朗らかに歩む日がある

しかし
大雨に、風雨に、霧に
視界が奪われてしまう日は

悪天候が過ぎ行くのを
ただひたすら待つこともある

しかし
私たちは誰もが山頂を目指す

そこに御来光という希望が
全てを見下ろす達成感が

あるからに他ならない

卒業という頂上を
師匠との出会いという御来光を
わが目で確かめることを求め

私達、通教生は
険しい山道を目指す

「支援サイト」という強力な
登山具をもちいて

私たちは
労苦の山を登りゆく

(2010.5.17)

2010/05/18 (Tue)

[283] みぞれ模様の朝に
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ああ

きょう
学び舎へつづく道は

みぞれ交じりの街の中

天が悲しんでいる

あなたが流す
みぞれという沢山の涙が

太陽をさえぎって
青い空を隠している

それは
あなたの寂しさを
それは
あなたの遣る瀬無さを
それは
あなたの悲しみを

あなたに代わって
天が泣いているんだね!

あなたと学んだ日々

国際感覚を持つ貴方

いつも良くしゃべっていたね
いつも笑顔で笑っていたね
いつも積極的だったね

そんなあなたが
こんなにも思い悩んでいたなんて・・・

大切な母との時間
大切な家族の絆

もう消えてしまうかも知れないのに・・・

どうにもできない
あなたの気持ちになってみる

ああ
きょう学び舎につづく道

ぼくの悲しみを知るように

天が涙を流している

大切な学友
あなたに太陽の光を与えたい!

2010/04/18 (Sun)

[282] 人生の峠路
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学びと実践という
通教の道

あなたと私という
対話の道

仕事と地域活動という
社会の道

親子・夫婦という
家庭の道

それぞれに
バランスを保ちながら

過去から未来へのびる

2本のレール

ぼくは
この人生のレールを
走りつづける

寒風の冬も酷暑の夏も
風雨にさらされる日も

長い峠路の中を
トンネルをくり返し抜けて

懸命に汽笛を鳴らしながら

幾度となく上りゆく日もある

しかし
トンネルを抜けて視界が広がり

太陽の光の中を
菜の花や桜の咲く春の風光の中を

大海原に輝く朝の陽に
照らされ輝きながら走る日もある

この2本のレールを

「人間」という「文化」という「平和」という
そして
「職場」という「地域」という「家庭」という

いくつもの客車を牽引して
ひた走る機関車のように・・・

ぼくの人生を歩んでいこう

わが師匠が計り知れないほど
沢山の客車を牽引しながら

走りつづけた この鉄路

今度はぼくが懸命に 走りつづけていこう!

(2010.4.12)

2010/04/12 (Mon)

[281] 第三の道を求めて(ガルブレイス)
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ガルブレイス氏は叫んだ!

人間の限りなき欲望を

止めてくれるもの

それは

教育でしかない と


貴方が尊敬した偉大な人

その人こそ

人間の尊厳を求め
人間のために行動し
人間に希望を与えた

教育の大切さを説き
教育のために行動し
教育に道を開いた

そして
平和の道を開き
文化の道を開いた


きょう貴方の思想を学びました

城南にある大学キャンパスで


偉大な貴方だからこそ
偉大な人と通じ合えるものがある

最大の人類の光である
『世界』という国籍を持った

貴方が語り合った偉大な人

その人を ぼくも必ず

宣揚していきます!

2010/04/11 (Sun)

[280] いま朝日を求め再び
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闇の中を長い間ずっと
走り続けた

足元を照らしながら
手探りで仲間を探しながら

孤独の中をずっとずっと

闇を抜け暁を求めて
走り続けてきた

いま再び太陽に向かって走り始めた
ぼくの人生

刻一刻と
遠い水平線が次第に
明るみを増すように

希望の光を感じ始めた

いま我が学び舎を振り返る

今日は
ぼくを暁へと導いてくれた

あなたがこの世に生まれた日

ありがとう

いま心から感謝したい!

2010/04/10 (Sat)

[279] サブウェイ
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それは

ぼくにとって
未知の世界だった

語学が不得意なだけに余計に
踏み込み難い空間だった

サブウェイ

危険で暗く汚い

そんな噂を聞いていた
そんな記事を眼にしていた

多様な人々を乗せながら
街のストリートアとベニューを

24時間つないだ歴史

世界経済の中心地
ミュージカルの中心地
芸術の殿堂

さまざまな街の表情とともに
時代を越えて走り続けた

サブウェイ

2010年
新年を迎えた極寒の街

カフェで朝食を終えて

不安と期待で階段を降りた
50ストリート駅

オレンジ色の電球に
照らされた薄暗い空間

鉄格子に囲まれた
無人の改札口が表れる

出口専用の
重い鉄の回転扉

僅かに蛍光灯に照らされ
ホーム向こう側には4本の
線路が広がっていた

ハーレム方面への
急行列車が通過してゆく

黒の服に身を包んだ
見慣れない黒人男性
2〜3人がホームに

路線図で赤色の線は
かなりの歴史と郷愁を
感じさせた

ローカル列車で3つ目
72ストリートで降りた

ぼくが好きなジャズ
スタンダードナンバー
「A列車で行こう」

のちに此処が舞台と知って
愛着が湧いてくる

オレンジとブルーの
光に照らされた軌道空間は

一つの芸術に感じられた

(2010.1.3)NYマンハッタンにて

2010/01/14 (Thu)

[278] 午後の太陽
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午後の太陽

次第に西の方向に
傾いてゆく午後の太陽

次第に黄昏に
染まりゆく午後の太陽

いま
人生の折り返し地点に立つ

忘れ去られた記憶

それは

日々変わりゆく美しき季節感
自分を取り巻く仲間
生きている安心感
自分という存在意義
わくわくする夢や希望

ああ 何故なんだろう

東からの太陽が赤々と昇り
最大に輝く真昼の太陽の如く

ぼくの人生は本当に
いま輝いているのかな

努力してきた青年の日々

朝日のように輝いて
歩んできた ぼくの人生

でも
午後の太陽は

なぜか西に向かう速度が
こんなにも速いのだろうか

2009/10/21 (Wed)
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