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中村真生子の部屋  〜 新着順表示 〜


[200] 夕べ、満天の星の下で
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窓辺の光に誘われて

川土手まで出かけてみる。

見上げれば満天の星。

天上で一際明るく輝くのは

夏の大三角形。

うっすら雲のように

横たわる天の川。

海を挟んで

北斗七星とカシオペア座。

遥か彼方から

旅してきた光たちを

人は名付けて迎え入れる。

その偉業に想いを馳せながら…。

人もまた時の旅人なればこそ…。

*夏の大三角形=こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ



2012/08/21 (Tue)

[199] 心の風
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風は教えてくれる

心にも風が要ることを。

時折、気持ちの良い風を

フーッと吹かせて…。

心の風はどうして起きる?

きっと相手の立場に

なろうとすることで起こる。

気圧の差が

風を起こすように…。

風は教えてくれる

心にも風が要ることを。

時折、気持ちの良い風を

フーッと吹かせて…。

心の風がフーッと吹けば

湧き上がった雲は消えていく…。



2012/08/20 (Mon)

[198] 語りの形
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口で語る…

胸で語る…

腹で語る…

足で語る…。

口で語られた言葉は

耳に響き

胸で語られた言葉は

心を震わせ

腹で語られた言葉は

背中を押し

足で語られた言葉は

手を取る

ともに歩もうと…。


2012/08/19 (Sun)

[197] それぞれの場所へ
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お盆が終わり

それぞれが

それぞれの場所に還る。

一抹の寂しさの中に

それぞれが

あるべきところに

還ることができた

喜びを知る。

ツクツクボーシが

鳴いている。

季節の歯車を

回すように…。



2012/08/18 (Sat)

[196] 夏の終わりの山の夜
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その夜

確かに聴いた。

山に棲むものの声を…。

その夜

確かに触れた。

山に棲むものの体に…。

灯に導かれ山に入り

木立の中に佇みながら…。

その声は

山に響き渡り

心に響き渡った。

その体は

山を包み

心を包んだ。

夏の終わりの夜の山で

至福に出会う。


2012/08/17 (Fri)

[195] 久遠の空
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入道雲、いわし雲、筋雲…

夏と秋がせめぎ合う空で

雲の遊戯に

魅せられし翌朝

目覚めると窓の外には

真っ青な空。

夕べの雲はいずこへ。

夕べの楽しみはいずこへ。

久遠の空に問えば

言葉が青にとけていく。

海に立てた

小さな泡(あぶく)のように…。



2012/08/16 (Thu)

[194] 同期生会
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同じ頃

同じ所に生を受け

ともに学びて後

それぞれの道を歩み

今ともに集う。

あるものはすぐ近くから

あるものは遠く海外から。

語り合うもよし

歌うもよし

ただ一緒にいるもよし。

ともに過ごした

学び舎でのように…。

すでに旅立った友の

冥福を祈り

元気でリオの年に

再び集うことを誓い合う。

2012/08/15 (Wed)

[193] 雨に咲く花のごとく
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1年ぶりに会った友と

店を出ようとすると

車軸を流すような雨。

雷も鳴っている。

小降りになるのを待つ。

同じように待っている人と

言葉を交わせば

聞きなれないイントネーション。

熊本から旅行で来たのだという。

年の頃も近く

井戸端会議よろしく

扉の前で話が盛り上がる。

遠方に帰る友の時間もあり

三度扉を開けると

やや小降りに。

雨の中を縫って

互いの場所へと向かう。

数十年来の友との

初めて会う人との

つかの間の出会いと別れ。

雨の中に咲く花のごとく…。



2012/08/14 (Tue)

[192] 聖なる火−ロンドンオリンピック
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ギリシャのオリンポス山で

光を集めて作られし聖火。

手から手へと渡されて

ドーバーを越えてロンドンへ。

そして

選手たちの

支える人たちの

応援する人たちの

傍らで

燃え続けた聖なる火。

すべてが終わり

消えていく…。

一つのいのちが消えるように…。

けれど

新たな希望の火となって

それぞれの心に受け継がれ…。


2012/08/13 (Mon)

[191] 受容
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雪を、風を、日照りを

受け入れることで

大きくなっていく木よ。

振り返れば

その何一つ

無駄なことはなく…。

悲しみを、苦しみを、怒りを

受け入れながら

大きくなっていく人よ。

振り返れば

その何一つ

無駄なことはなく…。

互いが互いを

受け入れながら

大きくなっていく人よ。

振り返れば

そのすべてが

ありがたきときなり…。


2012/08/12 (Sun)
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