[8] 感想、書かせて下さい |
お久しぶり、というには余りに年月が経ちすぎてしまって、もはや私のことを覚えていらっしゃるのかどうかも定かではありませんが、久々にサイトに寄ったのでお邪魔しに来ました。
随分と個性が出てきて、また詩そのものにも多大な変化が見受けられ、非常に嬉しく思っております。
あなたは私の可愛い後輩ですから、余計に親身になってしまったのでしょう。
現在は如何お過ごしなのでしょうか?
私は今は「詩」というものから独立して、「文学」という名のお仕事をしています。
ああ、高校の時からやってて良かったな、言葉を操る訓練しといて良かったな、としみじみ思います。
(といっても、作家という職業にしても地味な仕事が多いのですが)
夜分にいきなり、しかも訳のわからんことを書き並べて申し訳ないですが、とにかくあなたには、長い人生の中で「文学」という寄り道をしたことを誇りに思って欲しくて、このような書き込みに参りました。
もうすぐ私は部屋を出ようと思います。
大学卒業の時期に併せて、あの精研桜のように、去り行く者として、最後にお便りを出しました。
いつまでもお元気で。
可愛い後輩へ/研高校の先輩より