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感想掲示板  〜 記事No.37に返信します 〜

[37] こんにちは。
投稿者:白紙


青央紗さんこんにちは。

『逃走』に票コメントありがとうございました。

暫く投稿されてなかったようなので、もうここ(詩人の部屋)には来ないのかなと思っていたので、また話せるのがとても嬉しいです。


『逃走』についてですが、人間というのは大体逆さまなんですよね。
“何故生きるのかを考えているその時点で、この世は生きるに値しないという結論が既にでている”
何が言いたいのかというと、“生きるに値しない”という結論がまず初めにあって、それから“何故生きるのか?”を考えている、ということなんです。“幸せになりたい”というときには、まず先に“不幸”があって、“自由になりたい”というときには、まず先に“不自由”があるという感じなんです。
一番解りやすく言うと、例えば、“自然になりたい”と言うとします。しかし、“自然”というのは“なろうとしない”から“自然”なのであって、“自然になる”ということ自体が既に“不自然であることが解りますよね。
つまり、不幸な人間は、幸せになろうとしている限りは幸せにならない、ということなんです。
皆出発点からして間違ってるんです。“この世は生きるに値しない”という諦めから始まる、妥協や打算や、しっくりとしない共存。
皆必死に“何故生きるのか?”の答えを探して、飛行機やロケットに乗って飛び回ってますが、何も少しも進んではおらず、その横をカタツムリがゆったりと追い越していくという感じです。
仮に、その答えがもし見つかってしまったとしても、それは法廷に立たされた哀れな動物を、知性という弁護士が弁護しているだけで、それは真理ではないから、百人百様であり、そのためその世界には摩擦が生まれ、混沌としてきます。従って、混沌もまた真理ではないわけです。

人間同士の争いとは、この法廷という檻に囚われた哀れな獣が、鏡に映った己に悲しげに牙を向くということです。

2006/08/19 11:12


[38] Re: こんにちは。 - 白紙

すいません、長くて書ききれなくなってしまいました。

今部屋が非常に暑いので、どこかに避難してまた後で続きを載せますね。。

2006/08/19 11:32

[39] 続きです。 - 白紙

嘗て人間は、自然を支配しようとして楽園を追われたのに、現在も懲りずに、相変わらず自然をコントロールしようとして、結果コントロール不能に陥っています。
人間の特別な力とは、“自然に反抗できる”ということかもしれませんが、結局この力は、自然環境を破壊し、自身の健康をも破壊します。皆解ってないようですが、この身体も自然そのものなのですからね。

人間の反抗とは、言ってみれば人間のエゴそのものです。
正義とは、“自然に反抗する者に対する更なる反抗”かもしれませんが、これは、“壁を壊すためにまた新たな壁を造る”のと同じことであり、結果人間のエゴを更に肥大させ、人心をより荒廃させます。




まだまだ書き足りないのですが、きりがないのでこの辺で止めておきます。

まあ、青央紗さんなら自分が言うまでもなく解っていることだと思うので。


本当はね、実際に会って話せれば一番良いんですけどね。文章だと、文章に引っ張られて脱線するので、言いたいことの半分も言えない感じです。



それでは、また。

青央紗さんの新詩、楽しみにしています。


2006/08/19 18:10

[40] Re^3: こんにちは。 - 青央紗
白紙さんの私書箱に書きます☆
2006/08/21 15:07
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