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とりとめのない夢、1
2010/07/04(Sun) 朝、起きたら夢だとわかって終わり。 漫画や小説のオチには使えない、夢の話だ。 白いワンピースを着た黒髪の少女が、静かに微笑みをたたえている。 現実には出会ったことがなく全く知らない、もしくはどこかですれ違った程度で覚えていないような顔をした少女はとても可愛くて。 儚げに見えるのは、目覚めたあとのおぼろげな記憶のせいか。 とにかく、その少女の容姿に僕は下心を打たれ、気付けば犯していた。 少女は無抵抗だった。 何の反抗もせずに、微笑んでいるだけ。 だから、犯していたわけではないのかもしれない。 けれど、等しくすべてを受け入れて、何をされても嫌がる様子も見せず、静かに微笑っているだけの少女を見ていると……。 目覚めはすこぶる、悪い。 夢の中に登場する僕は、理性の欠片もなく、ひどく原始的で、本能に忠実すぎる。 そして、どこまでも都合の良い幻の世界はそんな僕をひとつとして拒むことなく、何もかもを受け入れてくれる。 だから、夢を見るんだろう。 たとえ、どれだけ寝覚めが悪くても。 僕は。 朝、起きたら夢だとわかって一日がまた始まった。 高級スプーン似
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