作品を書く時によく
言葉を使う

言葉を使って
作られた品は
相手に
どのように
伝わっているのか

伝えたいことは
言の葉だけで
正確に
伝わるものなのか

その作品に対して
感想や
批評がされたとして
その際
相手の使った言葉を見て
抱いたものは
相手の伝えたかったことと
一言一句
寸分違わぬものなのか

正確に伝わっているのか
正確に伝わってきたのか
言葉だけでは
それすら
わかりにくい

言葉だけでは不十分
十二分には伝わらない
のかどうか
それすらもよく
わからなかったり

そもそも
自分の作った品を見て
伝わってきたものが
自分の伝えたかったことと
同じかどうかも
わからなかったら
もうダメじゃないか

けど
人によって
受け取り方は違うから
言葉だけを使って
できた作品なんてさ
そういうものなんだよ
人によって
捉え方が違ったり
理解した気になって
わかるわかるとか言ったり
そんなものでしょ

とか
言いたくないような
けどまあ別に
それでもいいような
気もするけれども
だけれども

伝えたいことを
相手にも自分にも
読んだ人全員に
正確に伝えてみたい
そんなエゴ

でもね
世の中には
伝えたいことも
伝えたくないことも
何もかもが
正確に
伝わってしまう相手も
いるようなのです

感受性という名の
翻訳機？

スプーンのはあまり
性能がよくなさげ

伝えたいという
気持ちは悪なのか
それとも……


むむむ

おやすミドル