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カコの日記

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詩人名 : カコ
詩人ID : kakomiraiima

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過去ログ

奇跡
2015/10/22(Thu)


星を見あげるたび
ひらく花を見るたび

奇跡みたいだと思う

ひろい
ひろい宇宙にひしめく星々のなかで
輝くブルー

地球の上で
命は
数えきれない

朝がきて
昼になり
夕暮れ

夜が来て
夜が明けて
また


繰り返す日々の中で
なぜ
ここに
こうして
存在しているのか
ふしぎが消えることはない


奇跡みたいなこの場所で
届く声は
やっぱり奇跡で

ねぇ
あなたのかけらを集めるけれど

不思議な気持ちでいっぱいで

ほんとうは
きっと
言葉を失っているの



カコ

世界
2015/10/21(Wed)


広がる世界はなにいろだろう

灰色?

砂漠色?

鉛の色?


でも

ちゃんと聞こえる

小さな


幸せは

小さな声をあげつづけてる

ここにいるよ

気づいて

って

ちっちゃな
幸せでも

鉛色の世界を知ってるなら

それがどれほど
うつくしくて
かけがえのないものか
知ることができるんだね



カコ

望み
2015/10/20(Tue)

もしも
神様がいるのなら
目をあけて
手をあわせて
こう言うの

神様
神様
ありがとう

私の望みは
全部
全部
叶いました

こんな日が来るなんて
想像もしていなかったの

こんなふうに思えるなんて…

生きていて
良かったな

そう思えた


カコ

優しさ
2015/09/30(Wed)



ありがとうって言ったら

やっぱりあなたは
何もしてないよ
って言うのかな?

変わらず
いつも
励まして
なぐさめて

そして心を
守ってくれる

あなたの詩みたいに




カコ

想い
2015/09/25(Fri)



想いは
どうして生まれるの?

とても優しくて

あたたかい

すこし
哀しくて

せつない

触れれば割れる
ガラスのよう

消えないちいさな
ロウソクの火のよう

透きとおって

ゆらゆらゆれる




カコ

いっぱいの一秒
2015/09/20(Sun)



走る電車の中
小さな画面を見ながら
笑いそうになったことがあった

あなたが
笑わせるから

今日は
泣きそうになった

言葉で
上手に気持ちをあらわせないけど



ありがとう




カコ

2015/09/18(Fri)



炭酸水の泡がはじけてゆく

窓から入る新しい空気が
かすかに
部屋の空気を揺らしてゆく

眼を閉じると
炭酸水の泡がはじける音だけが
聞こえる

時間が止まっているようで
ゆっくり進んでゆく

泡がはじける分だけ

少しずつ

少しずつ

幸福の記憶は
優しい思い出になってゆく

哀しみは癒えてゆく

だから
大丈夫



カコ

2015/09/16(Wed)



大好きな夏

花火も
海も
お祭りも
スイカも

夏らしいこと
何にもなしに

あっという間にすぎさった

でも
特別な良いことがあった

たいせつなひとに
あえたこと

きっと
元気に生きてるって
信じてたけど

でも
怖かった

元気?
幸せでいる?
祈るくらいしかできないけど

でも


ただ
生きていてくれたことが
ほんとうに
うれしいの


ありがとう。




カコ

2015/09/15(Tue)



みずいろの空

ゆうやけいろの雲

きんいろの夕日

ひろいひろい空を見あげて
うかぶ想い


あなたがいつも
しあわせに
つつまれていますように

あなたにいくつもの
幸福が
おとずれますように




カコ

ねこ
2015/08/30(Sun)



今日は命日
繰り返す
毎年の問いかけ

君は
幸せだった?

わたしを見あげる丸い瞳
にゃぁ
という
あまえた鳴き声

ひらいた花を見ながら
問いかけたら
哀しみより
いとおしさでいっぱいになった



ありがとうね




カコ

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