りずむの部屋
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[92] 一本道
悔いは残れど
残さぬように
一歩一歩を
慎重に…
大切に…
2005/09/01 (Thu)
[93] 光
月でも
星でも
太陽でも
この夜景でもなく
僕の光りは
きみの笑顔なんだ
2005/11/23 (Wed)
[94] もう一度
もう一度君に会えるのなら
君の名を呼ぶより先に
君を強く抱き寄せるだろう
そして涙が頬をつたう頃
君の名を呼びこう言うだろう
〈会いたかった、愛している〉と
もう一度君に会いたい
もう一度
君が天に着く前に…
2005/11/26 (Sat)
[95] 男の夜
君が思うほど
俺は強くないし
君が思うほど
俺は頼りないんだと
泣いてしまいたい
夜がある
2005/11/29 (Tue)
[96] 片思い
雪の上
きしむ足音
響かせて
向かうは君の
笑顔まで
2006/01/07 (Sat)
[97] 現実と夢の中
必ず人は
死に果てる
現実も結局
夢の中
2006/01/09 (Mon)
[98] 足跡
限りなく
白い大地に
足跡残し
振り向く先の
足跡見つめ
ニカッと笑う
そんな人生歩みたい
2006/01/13 (Fri)
[99] 昔の俺 今の俺
強か者とののしられても
貫き通す俺はもう居ない
社会にもまれて円くなった
今の俺も嫌いじゃないけど
あの頃の強情さは羨ましい
2006/01/17 (Tue)
[100] こんがらがってる
ある種の人はこう考えてた
「お金がすべて、すべてはお金」と
だけど善悪がこんがらがっている
またある種の人はこう考えてた
「平等こそが正しき道」と
だけど是と非がこんがらがっている
2006/01/19 (Thu)
[101] 大切に思う心
これといって自慢できるものは何もないし
取り分けずば抜けているものも何もない
ただ大切な人を大切に思う心は大切にしている
2006/01/18 (Wed)
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